Japan Akihito Fujii's Weblog 日々是新 Akihito Fujii's Weblog

火曜日 12 27, 2005

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Solaris 10のUniversity Challenageのネタはkyukaさんも既に触れていますが、日本語での説明サイトがupされました。課題は英語でsubmitする必要がありますが、まさに「世界を相手に腕試し」です。是非参加してみてください。ちなみに、インド、中国からは既に応募が結構きているそうです。(日本だけ、リソースをかけてルールなどの説明事項は翻訳しておきましたから、というのもなんですが)Globalに羽ばたく為にも、日本の学生の心意気、期待しています。もし、ご質問があれば気軽にコメントください。
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書くべきことが溜まってしまっていて、先にサイトがOpenしてしまいましたが、Open Communityの支援サイトを、まずは小さくではありますがスタートすることができました。Participation ageを実践するための道しるべになればと考えています。どんどん記事を充実させて行くつもりですので、ご期待くださいませ。(本当はSun関連のCommunityを最初に紹介したいところではありますが、コンテンツが充実するまで自社ネタは後回し・・・)自身が関与しているCommunityを紹介したい方、こちらのテンプレートに内容を記述し藤井まで送付くださいませ。Sun社内で審査し問題がなければ公開させていただきます。
日本におけるOpen technologyを紹介する初回記事の執筆は、なんとartonさんと長谷川さん。もっと技術ネタ満載で書ける方々なのですが、ポイントを抑えたoverview的な記事を執筆頂きました。「俺が書いてやるがな」という立候補者、随時受付中です。特にFree DB系(MySQL, Postgres, etc)の中立的、かつ初心者にわかりやすい総覧的なOvewview記事書ける方いましたら、是非ご連絡くださいませ。私の あきひと.ふじい@sun.com(ひらがなをローマ字表記で)がメールアドレスです。
しかし、Seasar Foundationの比嘉さんの一日は面白い(Geek向けですが)です。PCも持たず、specも貧弱な会社のPC(isidさんごめんなさい)で(しかも、鶏五目おにぎりOnlyで)、こんなことができてしまうんですね。すばらしい・・・とかく自身の環境設定に懲りがちな私としては耳の痛い話です。
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先日、弟夫婦と焼き肉を食べにいったんですが、適当にNetで評判よさそうなところを探していたら、網焼き肉「つる屋」を見つけました・・・ここ焼き肉、激ウマ。シマ腸には感動。ちょい高めのものから手ごろなものまでいろいろありますが、シマ腸食べるだけでも価値があります。店員さんの感じもいいし、店内もきれいだし。またいきたいなぁ。横浜のオフィスでMeeting企画してほしい今日この頃です。
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Solaris Expressの12/05のリリースが出たので、Toshiba Dynabook CX/2215LMSWにインストールしました。このDynabook, WindowsとのDual Bootで以前インストールを試みたのですが、恐らくブートローダーのバグでしょうが、reboot後solarisが正しく立ち上がらずインストールできませんでした。今回はgrub ベースのブートローダに期待して12/05をインストールしたら、難なくOK。私のSun入社以来まったく変更されなかったあの醜いブートローダーが美しくなっているのには、感動を覚えてしまいました。(特に他と比べて美しいわけではありません。標準レベルです・・、以前が酷すぎました・・・このぐらいもっと早くやってほしかったんですけどねぇ。> 大曽根さん)とにもかくにも、OpenSolaris 万歳です。
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以前購入したiMac G5のSuper Driveが、Dual Layerに対応していなかったので、動かなかったらどうしようと思いつつも、分解したい気持ちには勝てず、VintagecompでUJ-845のSuper Driveを購入し、メモリの増設とあわせて取り付けてしまいました。最新のG5で対応済みのドライブなので、やはり問題なく快適に動きました。Fast DVD Copyを使ってるんですが(これめちゃカンタンでいいソフトです。いろんな機能あるし・・・)、子供におもちゃにされてしまうDVDを、画質を落とさずにBackup COPYすることができました。Takayuki-sanが書かれているように、あけてから「こんな形のドライバーいるんだー」と驚かないよう、事前にトルクスドライバーを用意しておきましょう。私は裏蓋開けたままヨドバシカメラに直行するハメになりました。(しかもこのタイプのドライバー高い・・・)
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スマート・スケープ株式会社の社長である伊藤比呂行氏が、12/20に享年47歳という若さでご逝去なされました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 伊藤さんはラティス・テクノロジー株式会社の創業者の一人でスマート・スケープ株式会社を創業され、私も何度が六本木のオフィスに伺わせて頂きました。スマート・スケープのXMLと3Dグラフィックスを活用したSolutionは、技術的にすばらしいものですが、それらのSolutionに現実的かつ戦略的なビジネスプランを構築されていました。新しいテクノロジーに対して柔軟で、ITのビジネスを、投資家、パートナー、ユーザに対して分かりやすく、かつ戦略的なプランを持って実践された数少ない起業家のひとりだと尊敬していました。(日大のMBAの講義をされるぐらいですので、私がコメントすべきではありませんが、初めて事業プランを見せて頂いたときには、素直に「すごい」と感心してしまいました。)ざっくばらんで親しみやすい人柄が本当に偲ばれます。「藤井ちゃんさ、一緒に仕事しようよ。」と言っていただいた重みを今更ながらに感じ、自らの不明を恥じる次第です。

木曜日 12 22, 2005

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オープンソース、オープンコミュニティ、Web 2.0、著作権問題とコモンズ・・・これからのITの方向性を読み解くキーワードの根っこは確実につながっている。先日紹介した「民主化するイノベーションの時代」という書籍はこれを理解する助けになりますが、Sunという会社にいる間に、少しでもIT産業におけるイノベーション、技術、ビジネスへのつながりを分かりやすく説明できる具体例に挑戦してみたい今日この頃です。
まずは小さなFirst StepとしてOpen Communityを支援するページを立ち上げました。(好評は来年ですが、今公開していますので見られます)次はOpen Source, Javaと続けて行きます(Javaは改善ですが)。ご期待くださいませ。意見はOpenにどなたからでも随時募集中です。

水曜日 12 14, 2005

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今週は、MeetingのためUSです。折角SFOにいるのにMeetingのため、Syndicate Conferenceにでられません・・・残念。しかし、英語苦手なのに、プレゼンはキツイ。
ちなみに、いつも出張中の晩飯には困ってしまうのですが、昨日探して行った、「Gaesung, House of TOFU」という韓国料理屋は店もきれいでGood(Bestじゃないけど)でした。豆腐チゲのような名物を食べました。お店の人に「本当に辛さはSPICYでいいの?」と聞かれて「SPICYで!」と頼んだのですが、案の定、汗だく。

火曜日 12 13, 2005

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Book Imageサ ンフランシスコへの機中、題名だけで買ってしまった本があまりにも面白く、一気に読みきってしまいました。こやつ何者かと作者を見ればMITのスローン経 営大学院の教授様でした。(失礼しました・・・)メーカー・イノベーションでなく、リード・ユーザのイノベーションに狙いを定めることについては、そのま ま聞いても驚きませんが、Open Source, Open CommunityによるInnovationを体系的に解説するための論理展開には感動を覚えてしまいました。Open Source, Open Communityの重要性と新たなソフトウェアにおけるイノベーションの発生源について考えている自分にとっては、本当に有難い良書でした。
しかし、何度も出てくるカイトサーフィンの話は面白い。カイトサーフィンのユーザ・イノベータ向けサイトから、カイトのデザインだけでなく、通常ならメー カしか提供不可能と思われているCADを利用した設計図まで入手可能で、製帆工場にそのままCADファイルを送れば有形製品が市販の物より安いそうです。
イノベーションを引き起こすのは、その当事者でなく、メタ層、つまりその製品のユーザ側からというのは、(ITの技術者の変遷もそのひとつだと私は理解し ています。)頭では理解していてもなかなかデジタルな説明が面倒なものです。こういった本があるとありがたい限りです。2005年4月の英語で出版された ものが訳書でもう読めることも感動ものです。

すこし脱線しますが・・・この記述・・日本の情報政策担当者に呼んでもらいたい・・・

「社会がイノベーターに対して知的財産権を付与することを選択する基本的な理由は、イノベーションに対する私的な投資を増加させたいからである。同時にこ うした権利の付与が、社会福祉の損失を伴うことに経済学者は以前から気づいていた。」
「無料公開されるユーザ・イノベーションには福祉向上効果が見出されるのであり、この点を鑑みるならば、政策と法令を立案する政策立案者はユーザ・イノ ベーションに必要な条件を考慮すべきではないか。」

日本の技術者の底上げを真に願うなら、本当にこの動きこそを国として支援すべきなのでしょう。自治体の情報システムの少なくとも、Open Source Communityの活動形態にして、Commonsとして共有し、イノベーションを誘発すべきなのでしょう。OSS, e-Japanの政策は、Commonsを充実させ、Communityに参加させることで、Innovationを集積し、技術者のスキルアップを行う ことにもっと注力せねばなりません。Open Sourceを安いから使うといった安易なOpen Sourceの活用推進は、全く戦略的な情報施策ではありませんから・・・

(終盤のTool kit云々はちょっとIT業界には既に過去のことのような感じがしますが・・・)

水曜日 12 07, 2005

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明日、Feed Business SyndicationのカンファレンスのTech Sessionですこしだけ話ます。その後、札幌に飛んでJava FestaでSessionを担当します。是非ご参加くださいませ。
来週はUS出張なので、USネタをすこし書く予定です。

月曜日 12 05, 2005

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現在のWeb 2.0についてのITアーキテクチャのとしての議論はナンセンスである。後述する前提を踏まえ、誤解を恐れずいえば、Web 2.0は新たなITアーキテクチャではない。これは明白である。そのそもアーキテクチャとは「基本設計や設計思想」を示す語句であるが、それをシステム構 築における、純粋な技術的な基本設計と設計思想という前提から考えると、Web 2.0というコンセプトは、新たなアーキテクチャを示してはいない。確固たる技術仕様を基盤としておらず、かつコンセプトを構成する技術コンポーネントを 羅列しても、その全体像は確固たるものとならない。従来型のIT技術者に「Web 2.0」という語句自体が、新たな仕様であることを想起させることがその原因であると思われるが、Web 2.0のコンセプトのアーキテクチャとしての妥当性に関する議論を勃発させている。(かくいう私も、恥ずかしながらWeb 2.0という語句を聞いたときに早速その仕様書を探した一人である。)Web 1.0の定義もなく、Web 2.0という語句をコンセプトとして定義し、新しいアーキテクチャといって従来のITアーキテクトと議論することは無意味だ。私がWeb 2.0という言葉を好きではない理由もここにある。共通認識を得るために、言葉の定義は非常に重要であると考えている者にとってはこれは耐え難いあいまい さである。

アーキテクチャをITを駆使したビジネスの実行基盤としての基本設計、設計思想という定義とした場合にはどうであろう。この場合には、Web 2.0というアーキテクチャはひときわ異彩を放つ。Web 2.0は、明らかにITを活用したビジネスモデルを構築する際の広い意味でのアーキテクチャ(ソフトウェアの設計思想、日本語的にはコンセプトの方が近い のかもしれない。)である。Web 2.0は、ソフトウェアの価値は管理するデータの規模とその成長に比例することを認識し、ユーザメリットと同時にユーザのデータへの貢献を最大化し、セル フサービスと自動化されたデータ管理を 導入し、ロングテールにもサービスを提供する、ITビジネス基盤としてのアーキテクチャといえる。前述の通り、既存の枠組みで捉えるならば、これは明らか に設計、開発の効率化や品質の向上に対する技術としてのITアーキテクチャではなく、ITを駆使したシステム構築のための基本コンセプトであるが、これを アーキテクチャではないと言い切ることに大きな問題がある。アーキテクチャとは何者なのかというそれ自体の定義のあいまいさと、ITアーキテクチャはIT を活用したの実際のビジネスを実行する基本設計であるからだ。技術者が、Web 2.0は曖昧模糊としたコンセプトであると規定するのは簡単であるが、その曖昧模糊としているコンセプトで、次世代サービスがお金の流れを含めて現実に動 き出している今、これを「技術アーキテクチャではない」と一蹴するのは自身が旧世代として取り残されることを恐れない技術のみのアーキテクトであろう。研 究者、ここの確固たるコンポーネントの技術者であればよいのだろうが、ビジネスを具現化するアーキテクトであればこの認識は持つべきであると考える。

Web 2.0の本質はなんなのだろうか。いくつかキーワードは出てくるが、やはりその本質はコアデータの囲い込みと、参加型の効率的なデータ収集によるコアサー ビス価値の増大となるのであろう。その方法は様々だが、データの利用者がさらにそのデータ収集に寄与し、それらが新たな価値としてFeedbackされる ビジネス方法論の成功は、ほぼ証明されつつある。参加型のデータ収集は無論拡大していく、アフィリエイトプログラムやAPIの公開、無償サービス、 Open Source Communityとの連携などといった形だけでなく、他サービス連携、既存技術者からのInnovationの享受など多方面にわたる。Web 2.0を技術面から捉えることが、そのアーキテクチャを分かりにくくしている。Simple Webサービスだ, API公開だ、AJAXでuser experienceの向上だ、無償サービスだ、開発ツール連携だというのはサービスを中心とするCommunity形成のひとつの手法に他ならない。こ れらはWeb 2.0の基盤設計を規定するものではなく、Web 2.0の設計思想の具現化の1つの手法である。

Feedbackを含むコアデータを中心とする分かりやすいシンプルなサービスの提供に対するビジネス機会は、インターネット上に展開される広告だけであ るはずがない。必ずエンタープライズシステムに波及する。CRM, SRM, Groupwareは活用されてつくしているのか、企業システムとしてGoogle Mapを使いたい人がいないだろうか、従業員が自身のメリットとして情報をFeedbackする仕組みを構築する必要はなのだろうか。ビジネス機会は多数 存在しているように思われる。

次には何があるのだろうか。データの囲い込みを中心としたサービスが乱立し、コアデータを含むサービスの合従連衡が起こり、サービスのVersion upが進むことは想像できる。ソフトウェア企業がテクノロジーのデファクト争い、スタンダードの取り合いに明け暮れた日々がサービスにも訪れ、サービスの 方法論を新しく生み出し、真似て、スタンダード化するということが繰り返されるのだろう。
ただ、それだけでは面白くない。大企業の論理に押し流されてしまうし、もしそうなるだけであれば、Web 2.0のコンセプトはサービスベンダーのネタであり、論理でありあまり面白くない。さっさとコアデータを持っている企業に行ったほうがいいのかもしれな い。私は、それより先に、サービスを活用したRemix専門のService System Integratorや、中小のサービスベンダーを包括的にhosting しRemixを促進するASP(Serviceは個別にCore Dataを複数でshareする形)が現れるべきだろうと考えている。Google, YahooをソフトウェアビジネスにおけるITの巨人、Microsoft, IBMに模するなら、その対抗策は、Openかつ連合体でなければ戦えないと考える。まさにWeb 2.0の参加型の方法論である。
すこし夢見がちに過ぎるかもしれないが、私がSunのUtility ComputingとOpen Source, Free Middlewareを、既存ISVとともにWeb 2.0時代の新しいData Centerに結び付けて行けたらと、最近夢想しているのも流れからである。Web ServiceでB2B Market Placeを作ろうという高尚な題材が瓦解した歴史も今一度認識しておかねばいけない。それぞれのプレーヤーのメリットを初期段階から具現化した小さな連 合体としてのスタートが夢の実現のFirst stepである。

木曜日 12 01, 2005

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ついに本日発表になりました。Project Red October!ソフトウェア製品の責任者であるJohn LoiaconoのBlogで匂わされていたものですが、「Java Enterprise System、開発ツール、N1ソフトウェアも無償提供」がその内容です。開発ツールについては、今年のJavaOne TokyoでJava Studio Creator, Java Studio Enterpriseの無償化が発表されましたが、ミドルウェアまでやってしまいましたね。Red Octoberの名前の由来は、John Loiaconoのblogを眺めてみればわかるかと思います。彼が言うように、はたからみると一見Crazyな行動にですが、まさにSunの真骨頂ですね。まずはどんどん使っていただければと思います。ダウンロードはこちらから。Solaris, JES, Java Studio, Postgres, N1 ... まさにParticipate and Shareです。興味のある方、参加してください。
さて、ソフトウェアのビジネスはどう変わるのでしょうか。
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