Japan Akihito Fujii's Weblog 日々是新 Akihito Fujii's Weblog

水曜日 10 04, 2006

English Translation: (Google) / (Yahoo!)

久しぶりのBlogエントリは、飯田さん風に始めてみましょう。

みなさんは、「ヘボ」という言葉をご存知でしょうか。べぼゴルファーとかへぼプログラマーとかいった「下手」とか「バカ」とかという意味ではありません。 「ヘボ」とはクロスズメバチの幼虫のことをいうそうで、その幼虫、蜂の子がとても美味だそうです(・・・そうです食べるのです)。そのヘボですが、もとも と蜂の子が好きだった私の親父が、ヘボにはまり、数年前、名古屋の郊外の自宅でヘボの飼育まで始めてしまったから、大変です。実家に帰ると庭先を蜂がブン ブンと飛び回り、えさのレバーが巣箱の前にぶら下がり・・・すこし異様な光景が数年続きました。

先日、その親父が東京へ来た際に、ブログに参加して、ヘ ボに関するエントリを書いたと言って来ました。
何のことはないブログエントリなのですが、Blogに参加(participate)し、情報をshareし、ニッチな情報をnetworkを活用してや り取りし、実際のコミュニティのツールとして活用する・・・おそるべしシニア世代のParticipation ageです。「秋のヘボサミットでの入賞が危ぶまれます。」なんてコメント、我が親父ながらサイコーです。(出てみたいぞヘボサミット!)

あちら側とこちら側、チープ革命、Web2.0、Open Sourceだと、どうしてもITの世界での思考回路でITを利用した新たなビジネスチャンスを見つけ出すことを目的としがちですが、実はNetwork の時代において重要なのは、実はこういった小さなCommunityがNetwork上で多数発生し、拡大するかということこそ大切なのでしょう。 Communityが拡大し、参加する人数が増えれば、ビジネスは自然に見えてきます。恐らくヘボ業界の人間が1万人Network上に集えば(残念なが らそんなことになるとは思いませんが)そこから様々なビジネスチャンスを見つけるのはとても簡単なことでしょう。既存ビジネスの境界線が曖昧になるという ことでなく、Networkが存在したことにより生まれる新たなコミュニティが作り出す「場」を、新たな需要が生まれる土壌として、つまり新しい市場とし てと認識し、その市場に最適な品物(無論ITに限りません)を用意しておく、こんな考え方も面白いのではないかと思います。Sunはどうか・・・それは今 回は置いておくことにして、390Gバイト/秒で情報が増加する時代であれば、新たな市場がどんどん生まれる混沌としたNetworkこそ2.0的なマー ケットなのでしょう。

蜂の子関連業界がどれだけ発展するのかわかりませんし、世界中の愛好家がつながることがあるのかどうかはわかりませんが、(親父は「一応俺はヘボ業界では 有名なんだ」と寒いギャグを飛ばしましたが・・・)、その可能性がNetworkを基盤として広がる世界はとても暮らしを豊かにするという意味でとても重 要かもしれません。最近、親父は自宅で炭と観葉植物のコラボ作品作りに没頭しています。こちらもヘボ同様に普通の住宅の庭先に炭焼き場がに登場してびっく りです。先日も自分の作品が売れたと喜んでいました。もちろん、利益なしor損の世界です。おそらくしばらくしたら、炭&植物コラボのコミュニティでも作 るのでしょう。これ、まさしくOpen Source型、Innovationの民主化、のきっかけかもしれません。
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