Japan Akihito Fujii's Weblog 日々是新 Akihito Fujii's Weblog

水曜日 12 10, 2008

English Translation: (Google) / (Yahoo!)

すいません。思いつくままつらつらと書いてみます。 最近Cloudについて話をすることがあるのですが、Cloud Computingってなんでしょう。2004年にGoogleのCEO Eric Schmitが使ったようですが、wikipediaをみても定義は曖昧です。Hype カーブの絶頂にあるキーワードですので、Marketing word onlyとして使っている人にとっては、例のごとく「何でもできるCloud」となるのでしょう。また確実にその過剰な期待のバブルはすこしばかりはじけ る事になるのでしょう。しかし、Cloud Computing環境は、LegacyなIT businessの根幹を揺るがすことは確実です。

Could Computingは、SaaSもPaaSもIaaSもMapReduce/Hadoop,分散ファイルシステム等の要素技術も、ごちゃ混ぜにして全体で 語られることが多いのですが、あえて今回はIaaSの部分のみを考えてみたいと思います。IaaSのLeaderは、言わずもがなAmazon Web Serviceです。「IT ベンダー、アマゾン(1) 〜異業種参入がIBM、MSを脅かす 」の図1がわかりやすいですが、もはやAmazonはITベンダーになってます。本Blogでも何度も書いていますが、ITは業種の壁を崩してなんぼで す。そこにこそ大きなビジネスチャンスが広がっています。Online BookStoreがITベンダーになってもなんら不思議はありません。USのRack Space, GoGridなどの先進DataCenter事業者もこのIaaSのビジネスを展開しています。Amazon WSの本日のNews letter にありましたが、EC2がEuropeでstartし、Regionを超えたCloud Computing環境を展開しています。災害対策の考え方も、バックアップの考え方も今後大きく変わる事は間違いありません。日本のIT企業は DomesticなBusinessをしている企業が多いですが、Global企業の多い日本なら逆にAmazonのような展開は魅力的かもしれません。
USではSocial ApplicationのStartup企業が、EC2やS3をよく使っているそうです(S3 onlyも多いようですが)。Animoto のAmazon WSの活用事例はImpactあります。Solaris ZFS userとして紹介したSmugmugもS3です。Smugmug CEOのS3の話はとても参考になります。(彼のBlogはいつも詳細で勉強になります。)
事例は調べれば簡単に探せますし、SunのBlogでAmazonの宣伝してもしょうがないので、このぐらいにしますが、ITシステム構築のお約束が IaaSによってすこしづつHardwareの領域でも崩れつつあることは明らかです。ここまでのインパクトは当時想像できませんでしたが、「Open Sourceのビジネスとしての効用は利用者がServiceとしてビジネスをしてこそ・・・」と書いた事がありますが、まさに具体例でもあります。
 忘れていました、Cloud Computingの効用を説明するための有名なNewYork TimesのTimesMachineの事例も、抑えておかねばなりません。金額が問題なのではなく、必要な時に必要なだけ巨大なコンピュータリソースを 利用できるようになると、新たなITの活用法が生まれてきます。つまりこれまでITで解決はむつかしい、もしくは諦めていた事がITで姿を変えるというこ とです。(ワクワクしませんか?)
Sun CTOのGreg Papadopoulosが、「IBMの創業者が、世界にコンピュータは5台もあれば十分だと発言し、その後笑いの種になってしまったが、Cloud時代 の"'C'omputer"は、5台ぐらいでいいのかもしれないね。」と発言したようです。(Cloud Computerが5台(5社)という意味です。)

もちろん、IaaS環境を問題点を指摘することは簡単です。やれSLAはどうだとか、Securityは、Networkの信頼性は、データが外部で は・・・。ええ、全部いきなりIaaSなんてあり得ません。しかし、確実に既存のやり方、環境は崩れて行きます。CloudのSLAも上がっていくでしょ う。(もしくはSLAのバリエーションが増える事でしょう。)同時に自分でCloud Computing環境を作ることを考えられるようになるのでしょう。SunのようなHardwareと、Virtualization technologyの開発を進める企業や、OSベンダー、EucalyptusのOpen Projectや、EnomalismのようなISVが実現する方法を提示するのだろうと思います。

いまIT部門、ITベンダーが考えるべき事はなんでしょうか。いつでも大切なことは変わりません。「その新しいTechnologyで、どんな Innovationを起こせるかを考えること」です。ITベンダーは同業他社だけねなく、世界のNetwork DataCenterと協業しかつ戦わねばなりません。IT部門はどうでしょうか。Cloud時代が如何に訪れようと、内容は変わっても、IT部門のやる べき仕事は減りません。Cloud環境をどう活用するのか、革新をどう引き出すのかということを考えねばなりません。(日本独特のSIerは、DCと組ん でEnterprise Cloudを実現するか、Cloud上でのsystem integration knowhowを溜めねばなりませんね。)

さて、Sunです。会社の調子はよくありませんが・・・CoolThread Serverや、ZFS,  Sun xVM, Crossbow, Caroline, Java, MySQL・・・他社にない、かなりいいCloud 時代のCore infra技術育んでます。(育みすぎだという話はありますね・・・苦笑)Data Center Partnerと面白いこと出来る感じしませんか?

続きはまた後日。
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