Japan Akihito Fujii's Weblog 日々是新 Akihito Fujii's Weblog

月曜日 10 18, 2004

English Translation: (Google) / (Yahoo!)

最近SOAが新たなBuzz Wordになっていますが、ユーザのための新しいITパラダイムとしての3文字略語にだまされる前に、なぜSOAなのか、色々な視点(ユーザだけでなくITベンダーの視点からも)で考えてみる必要があるのではと近頃感じています。
SOAの定義やベンダー側の一般論は、他のWebを見て欲しいのですが、簡単に言えば、SOAは個々のビジネスロジックを実装するアプリケーションの構築技術、方法論でなく、「独立したサービス」を利用したシステム構築技術、方法論です。これまでの開発方法論がアプリケーション開発の方法論から、インタフェースの共通化に進んだのとは逆に、インタフェース側からの構築方法論というところがSOA重要な部分です。
しかし、なんでITベンダーはここまでSOAに熱くなり、わざわざ普及させたいのでしょうか。
EAIベンダーの場合、その理由は明白です。(危機感を持ってSOAを進める推進する必要があります。)SOA on Webサービスは、Webサービスの登場以来一番わかりやすい適用分野であり、Webサービスというキーワードを利用したEAIベースシステムの再構築ビジネス、EAIシステムのオープン化に関する主導権争いということもできます。IBM MQSeries WorkshopやBEA Tuxedo, TIBCO等に代表されるEAI市場は高価なEAIソフトを必要とし大きな市場を形成しています。EAIのオープン化, EAI Webサービスの波に乗り遅れると、既存の市場を失うことになってしまいますし、新興勢力にとっては、新しい安価なテクノロジーで大きな市場に切り込むチャンスです。
Sun, J2EEベンダーにとっても、SOAは重要です。J2EEでWebアプリケーション市場に対してやったことを、EAI/B2B分野にも行うということです。JBIテクノロジーでEAI/B2Bの実行基盤を標準化し、EAIベンダがJBIサーバベンダーになるとJavaのサーバ側でのデファクト化はゆるぎないものになり、Javaの有効性はさらに広がることでしょう。
EAIベンダーは本当にJBIでの標準化を望んでいるのか?建前上は全員「もちろん!」なのでしょうが、既にシェアを持っているEAIベンダーの本音を聞いてみたいところです。(おそらく、JBIベースですべてを進めたくないはずです。) SOAでSunはどういうスタンスをとるべきでしょう。IBMと同じ温度でSOAと叫んでいていいのでしょうか。(個人的な意見ですが、)これは違います。すばやくJBI RIで市場をオープン化し、ツールや実行環境のの実装ベンダーの競争を主導すべきだと考えています。(もちろん、Sunも商用版を出すべきですがね。:P)
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