2005年 6月 29日 水曜日 Day2 の General Session に関しては、書きたいことの半分くらいは藤井さんの Entry で触れられているので残りの部分についてだけ書きます。
今日の(もうとっくに日付が変わってしまっていますが)スピーカーは、Scott です。CEO として、Sun という会社から発信するメッセージにフォーカスしていました。 キーワードはShare(共有)。Sun にとって、Share は長年来の最大の武器だと言います。 オープンソースという言葉がなかった頃から Sun は確かに多くのテクノロジーを開発しては、世の中に惜しげもなく公開してきました。Scott はみなまで言いませんでしたが、この話の延長上に、Sun の Java に対するオープンソース戦略が透けてみえると思います。
Share は情報の共有も意味します。特に今回強調されたのは、ブラジルでのヘルスケアシステム。J2EE がバックエンドにある Web アプリケーションを導入したことにより待ち時間なしで診察が受けられるようになったそうです。患者のデジタルデバイドからの解放です。
また、教育にもスポットライトがあたりました。フィリピンでは、Java Education & Development Initiative (JEDI) という試みが行われています。Java 教育にフォーカスして、キャンパスをデジタル化しようというものです。フィリピンでは今、数万人の学生が Java を勉強しようとしています。どうしてだかわかりますでしょうか。知ってる方も多いと思いますが、フィリピンは、人件費の関係で今、システム開発のアウトソース先の有力候補地となっているのです。数万人の Java 開発者の多くが日本からの仕事に関わってくると予想できます。 また、Global Educaiton Learning Community (GELC) は、java.net 上のプロジェクトでやはり、教育コンテンツを物理的な距離を関係なく提供しようというものです。
SeeBeyond の買収は本当にびっくりしました。(PSTの)朝方、珍しい時間に John Loiacono からメールが全社員宛てに出たのですが、なんとこの買収についての説明でした。 Day1のBreakout Session で、JBI のセッションが一番の人気セッションとなったことからもわかるように、Sun の、そして Java の世界の SOA への関わり方はより深くなってきています。 SeeBeyond は、SOA に関してまさに、Sun にとっての Missing Piece だったわけで、その意味ではいい買収だと思います。
今年の Duke's Choice Award では、藤井さんも書いているとおり、日本人の表彰が目立ちました。DoCoMo の i-mode 関係者の皆様、九工大の小出研究室の皆様、本当におめでとうございました。
Day2 の夜には、日本の Sun の顧客対象のパーティ(セッション)が行われたのですが、その後半では、lg3d (Project Looking Glass)のサンプルアプリケーションのデモが二つ行われました。Duke's Choice Award を受賞した Cosmo Scheduler は、私自身は、春の Java Computing 2005 Spring で拝見していましたし、いろんな方が既にコメントを書かれていますのであえて深くは触れません。彼らの長年の 3D UI 研究の賜物ともいえる、2次元をつきぬけた発想には改めて感心するばかりです。Goat Mailer は、春に比べてずいぶん完成度があがっていました。Hideya-san からのコメントもありましたが、うまく半透明を使用していると思います。単なるテキストノートやワンラインのテキストを表示するにも3Dらしいビジュアル効果を必ずつけるこだわりはすばらしいですね。 また、この Goat Mailer の小田原さんは、コミュニティの中で英語で積極的に発言しています。英語というだけでしり込みをする多くの日本人エンジニア(自戒もこめて)は、ぜひこの方を見習うべきですね。
ともあれ、このパーティ後半部では、余興も含めて、日本のアカデミーパワーが炸裂していました。日本のソフトウェア産業も。この Golden Age が社会に出ることになれば US に追いつき追い越す日が来るかもしれません。
同パーティで某S社VPや日本法人の社長が Dukelele の伴奏でカラオケしたのは、ご愛嬌です。明日は限られた場所ではなく、公けの場で、丸山先生を含めたセッションが行われる予定です。どんな crazy なものになるか、楽しみですね。興味のある方はぜひ下記の lg3d Community Party までいらしてください。
6/29 18:00-19:00
Project Looking Glass Community Meeting
A BoF-ish LG3D community meeting for more detailed discussions with more time for Q&As.
The City Room on the 3rd floor in the Argent Hotel (a few blocks away from Moscone)
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I don't know why. My blog is in such high ranking. Now I see it is at 15th in Sun Bloggers. Is it good or not? Maybe I should be pround of it because it is kinda evidence of the large number of Japanese Java developers. Readers of my blog are supposed to be Japanese Java developers. Thanks a lot, all of my blog readers~~ |
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A few days ago, I saw it is even at 13th. (06/30/2005) |
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Today, I found myself at 4th. It is even upper than Jonathan!! It must last for only a few minutes though. (07/03/05) |
JavaOne といえば、まじめに Session に出て、専門分野の BOF に出席し、 熱く議論することも大事なのですが、アメリカンテイストなパーティに片っ端から出席して ただ酒、ただ飯をたらふくいただいて、どんちゃん騒ぎをするのもまた醍醐味の一つと言えるでしょう。
ほぼ毎日、どこかしらでパーティが行われています。公けに宣伝されてるものもあれば、 ごく一部の人しか知らず、入場も制限されているものもあります。
本当にエキサイトなパーティは、チケットが必要なことが多いです。そのチケットがどこの会社のどこのブースで 何時に手に入るかは多くの場合秘密になっています。運のいい人、それから情報通な人だけが知ることができます。 これは、半分、わざとやっている面があります。 JavaOne の重要な要素は、コミュニティの活性化です。知り合いばかりとお話するのではなく 隣の席に座った人、目線があった人、みんなと知り合いになって情報交換し、ディスカッションすることは 非常に大事です。この種の情報交換を盛んにしている人は、口コミでエキサイトなパーティがどこで、 いつあるかを知ることができます。 ちゃんとまわりの人とコミュニケーションしなさい、という意味も含めて、口コミでしか情報を 出さないようにしているのです。
しかし、一体どこから情報を入手するのか、目ざとい連中はどんな隠れたパーティでもかぎつけてやってきます。 だから、どこのパーティに行っても、目ざとい人同士は何度も顔をあわせたりします。
今年の JavaOne でも、毎日、よさげなパーティがあちこちで行われています。
日曜日では、Mariott で行われたパーティが一番のクオリティだったかと思います。
(JavaOne の大事なイベントは、すでに前日からはじまります。今年チャンスを逃した方はぜひ、来年は
一日前から SF 入りすることをお勧めします。)
いい食事とドリンクでした。大物ゲストもごろごろいましたし。ただし入場できる人が限られていたので
入場できない人は NetBeans のイベントに行くのが最善だったでしょう。
月曜日は J社と SDN がパーティを開いていたようですが、SDN のパーティでは、ひでやさんも
暴れるなど、盛り上がったようです。
今日、火曜日はおそらく一番パーティが多かった日です。Argent だけで5つくらいのパーティがありました。
日本 Sun もゲストを対象にパーティを開いていましたが、Dan Miller 社長自ら Dukelele 伴奏で Sting を歌うなど
妙な盛り上がりをしたようです。
それ以外にも、某ホテルのバーでは、旧javasoft のパーティがあり、Spec Lead が大集合していたりしました。
しかし、今日のパーティで一番盛り上がっていたのは恐らく、某クラブで行われた B 社のパーティでしょう。
去年、一番盛り上がったという噂の B社のパーティは、今年は去年ほどではなかったものの、
多くの人が詰めかけ、様々なはじけ方をして皆さん、楽しんでいたようです。
酔っ払うと本音が見えたり、急に親密になったり、というのは日本人も外国人も
変わらないようですね。
もちろん、どのパーティがよかったかは、かなりの部分、個人の主観によります。盛り上がってないパーティでも たまたま隣にいたのが、有名人で、突っ込んだ話を聞けたりすれば、それがその人にとってのベストパーティになるでしょう。 私の場合、二年前のJavaOne では、なにげなく出席した Jakarta のパーティで、隣に座っていた無愛想なおじさんと 話をしていたら、途中で Jason Hunter とわかって、妙に恐縮してしまった覚えがあります。 ただ、Jason Hunter とプライベートな話をする機会など普通ならまずないわけで、貴重な体験をしました。
また、パーティなどより自分の専門分野の BOF に出席して、一年に一度しかあえない専門家同士で熱く夜中まで 議論することも貴重だと思います。
ともあれ、JavaOne にはまじめなセッションだけでなく、夜にも隠れた楽しみ方がいろいろあります。 日本にいても会える方々と群れて無難なレストランに行くだけでなく、ぜひそういった場所に顔を出してみてください。 絶対に貴重な体験ができます。 はじけるのもよし、お酒を飲みまくるのもよし、一生に一度しか会えないかもしれない異国のエンジニアと 技術論を語るのもよいと思います。
英語に関して心配はあまりありません。シリコンバレー界隈の人は、Non Native Speaker に対して 恐ろしいほど寛容ですし、一般の日本人より英語が下手なエンジニアもいたりします。 そもそも、英語が通じなくてもテクニカルタームや、Java のアクロニムを並べるだけで 結構通じてしまうものです。
意外と世界中の開発者は同じような思いや問題を抱えているものです。 勇気を出してまわりの人に話しかけてみてください。少なくとも朝食、昼食は大きなチャンスです。 同じテーブルに座った人には必ず声をかけてみましょう。意外な大物と知り合いになれる可能性もあります。 基調講演やセッションで隣り合った人と話をするのもよいですね。
人の輪を広げていけば、口コミ情報も自然と耳にするようになります。レアな体験、楽しい体験、 おいしいものをゲットできるチャンスはコミュニケーションの中に転がっています。
ところで、今日一番面白かったのは、Moscone Center 近くのいかがわしいバーの前で
M社の有名人が道行く人に片っ端からからんでいたことです。
"Why do you call yourself Java Developer!! Since you are Java Developer, hung around with me to XXXXX bar!!
'Cause MXXXXX (Company name) is according to you!!"
相当に酔っ払っていたので叫んでいた内容は支離滅裂なんですが、有名人が大勢の人の前で
あんなにいけないな言葉を連発してしまっていいのでしょうか。
そもそも彼は明日、鳴り物入りのセッションのスピーカーな気がするのですが。
最後は警察を呼ばれかねない勢いでしたが、ひとしきり道行く人を XXXX bar に誘った後は
自分はさっさとタクシーで去っていきました。
ちょうど B社のパーティ帰りの人が大勢いたのですが、みんなで驚くやら面白がるやら。
これも、M社が JavaOne に参加したからこそ見れた光景です。Jonathan Schwartz が打ち出した Participation という スローガンは、面白い効果を発揮してくれています。
ともあれ、明日水曜日も面白いパーティがあります。After Dark Bash も含めて面白そうなところをいかに かぎつけて出席するかは、皆さんのコミュニケーション能力と、ほんの少しの勇気にかかっています。 せっかく何時間もかけて高い航空券代とホテル代を払って San Francisco に来ているのですから 貴重な機会を逃さないようにされることを切に願っています。
from a black and white photo....