今、JavaOne の全セッションのうち90セッションほどのスライドをすべて目を通しました。
過去の JavaOne Japan, Java Technology Conference との違いで感じることは、
Java に関連する用語が明らかに減ってきたということです。逆に大幅に増えたのが、XML / Web サービスの用語と
ビジネスプロセスなど上位レベルの用語。
テスト、メンテナンス関連の用語も確実に増えています。
Java テクノロジーがプラットフォームとして強固さを増す一方で、システム設計でフォーカスすべき領域が
明らかに移動しているのを強く感じます。
JavaOne Tokyo の中で、どのセッションがお勧めですか、と聞かれたら
「すべてのセッションがお勧めです。」と答えなければならないのが私の立場なのですが、
あえていいましょう。最大のお勧めのセッションは、
テクニカルキーノートです。
なぜでしょうか? このテクニカルキーノートでは、Java ME から SE, EE にいたるまで、Java の全カテゴリーのテクノロジーが網羅されます。もっとも効率よく情報吸収できるのです。たった2時間、出席するだけで Java の最新動向について知ったかぶりすることも可能です。ずるい人はこのテクニカルキーノートに出席しただけで JavaOne レポートを書いてしまい、その後は コンシューマーゾーンで遊んでいるかもしれません。
また、テクニカルキーノートは、イベントの中で最初にあるセッションなので、自分が今後どのセッションに出席すべきかの指針も持つことができるというメリットもあります。私は、JavaOne San Francisco では、どんなに時差ぼけで眠くても、このテクニカルキーノートだけはしっかりと聞くようにしています。
効率よく情報収集したい人にはテクニカルキーノートがお勧め、覚えておいて損はないと思います。
JavaOne Tokyo は東京で開催される。人口規模からいって、日本の中では東京で開催するのは順当なのだが、
毎回東京で開催していては、地方に住む人との情報格差が生じてしまう。
そこで、今回、SDC では、Oracle, 稚内北星学園大学などと協力して
Java Seminar 全国ツアーと称して、JavaOne の代表的なセッションのいくつかを
ピックアップして地方都市に持って行き、セミナーを開催することを企画している。
札幌、大阪、福岡、再度札幌(JavaFesta in 札幌)、沖縄(那覇)、予定しているスピーカーは
Craig McClanahan, Mark Hapner, 川口耕介、Mike Keith、丸山先生、など豪華布陣だ。
私自身は講演を行わず通訳にまわることにした。地方都市在住の方で、
JavaOne Tokyo に行きそびれた方は、
ぜひ最寄りのセミナーにご参加いただきたい。