[東京発] Naoki Ishihara's Blog : Crying over spilt java milk (chats)
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石原直樹
日本の Sun Microsystems で Java Technology Evangelist を名乗る。Evangelist としての Java 布教活動(?)の傍ら、JavaOne Japan/Tokyo, Java Technology Conference, Java Computing のような日本での Java イベントのコーディネートも手がける。現在の所属は、Sun Developer Connection. 前職は、Sun 社内の Java Lincensee Engineering チーム所属。その際に培った旧javasoft内での人脈は今でも財産。Sun 入社前は某電話系会社の研究開発部門に所属。
大学での専門は、貨幣論、ロシア経済、哲学など(のはず)。その他の興味は言語/言語学、文化人類学、現代思想など。基本的にエスニック文化に強い関心。趣味はスキューバダイビング(のはず)。


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3D Duke Avator is provided by EitaroSoft
This Duke above is just animation gif but you can see the real 3D Duke in java applet in java.com
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20060607 2006年 6月 07日 水曜日
Creating JUG in Japan

二年ほど前から Sun 社内、特に SDN チームと議論してきたことがあります。

「なぜ、日本には JUG (Java User Group)がないのか?」

原因を考えればいくつかのものがあげられます(政治的に微妙な理由も多いのであえてここでは書きませんが)。ただ、大事なのは原因を探求することではなく、ないなら作るべきか否かです。

IT産業が発達している世界中のほとんどの国や地域には JUG があります。
http://community.java.net/jugs/listing.csp
ブラジルの JUG は強力で、政治的な影響力すらあって、かの国で Java EE システムを普及させる原動力になっています。イタリアのJUGも活発なので有名ですし、韓国では近年、15ほどあったグループを統合して統一された JUG が誕生したそうです。今回の JavaOne では、その会長の Soo-Yeol Yang さんとお話させていただいたが、彼は韓国大統領と ITについて語り合ったこともあるそうです。その国での影響力の大きさを感じさせられる。先進国だけではなく、タイ、フィリピン、ハンガリー、スペイン、ベトナムにも JUG があります。

日本だけ JUG がないのは、本当に不思議な現象なのです。JUG はあくまでユーザ(開発者)の自発的団体であるべきです。Sun や他の企業が強引につくるものでもありません。US では、一部 JUG から Sun への強いプレッシャーがかかったこともありますが、それはある意味健全なことです。JUG はユーザ(開発者)を代表するものであって特定の企業の圧力団体であってはいけないからです。ユーザ/開発者が JUG を作りたいと思えば、できるものですし、必要ないと思えば誕生しません。ただ、もし日本に横断的な JUG ができるのであれば、それは、Sun として SDC として何らかの、無償のサポートをするべきだとは思っています。

現在、日本に JUG はありませんが、JUG に近いタイプのJava関係のグループはいくつもあります。それらが緩やかに連合する形で横断的な組織ができるのがとても自然かと思います。そして、この日本 JUG が受け皿になって、Java 開発者/ユーザが知識の共有を行い、互いに刺激しあえるのが理想です。 Java 技術が世の中に広がり、Java ME 分野で再びブレークの予感が出てきています。Java EE 5 もエンタープライズシステムでの Java の躍進を加速させそうです。日本国内でも、何らかの統一団体が欲しいという声もたびたび聞きます。今、国内で JUG を作るいいタイミングなのかもしれません。 JUG はあくまで自発的な団体ではありますが、その自発的な動きが起こるために何らかの行動をしてもいい時期かもしれません。

もし、日本の JUG 誕生に関して、ご意見があれば、ぜひこの Entry にコメントください。会長になって、小泉首相と語り合いたい、というご希望の方もどうぞ(笑)


6月 07日 2006年, 06:00:00 午後 JST Permalink