[東京発] Naoki Ishihara's Blog : Crying over spilt java milk (chats)
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石原直樹
日本の Sun Microsystems で Java Technology Evangelist を名乗る。Evangelist としての Java 布教活動(?)の傍ら、JavaOne Japan/Tokyo, Java Technology Conference, Java Computing のような日本での Java イベントのコーディネートも手がける。現在の所属は、Sun Developer Connection. 前職は、Sun 社内の Java Lincensee Engineering チーム所属。その際に培った旧javasoft内での人脈は今でも財産。Sun 入社前は某電話系会社の研究開発部門に所属。
大学での専門は、貨幣論、ロシア経済、哲学など(のはず)。その他の興味は言語/言語学、文化人類学、現代思想など。基本的にエスニック文化に強い関心。趣味はスキューバダイビング(のはず)。


Avator

3D Duke Avator is provided by EitaroSoft
This Duke above is just animation gif but you can see the real 3D Duke in java applet in java.com
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20050629 2005年 6月 29日 水曜日
JavaOne Day2

Day2 の General Session に関しては、書きたいことの半分くらいは藤井さんの Entry で触れられているので残りの部分についてだけ書きます。

今日の(もうとっくに日付が変わってしまっていますが)スピーカーは、Scott です。CEO として、Sun という会社から発信するメッセージにフォーカスしていました。 キーワードはShare(共有)。Sun にとって、Share は長年来の最大の武器だと言います。 オープンソースという言葉がなかった頃から Sun は確かに多くのテクノロジーを開発しては、世の中に惜しげもなく公開してきました。Scott はみなまで言いませんでしたが、この話の延長上に、Sun の Java に対するオープンソース戦略が透けてみえると思います。

Share は情報の共有も意味します。特に今回強調されたのは、ブラジルでのヘルスケアシステム。J2EE がバックエンドにある Web アプリケーションを導入したことにより待ち時間なしで診察が受けられるようになったそうです。患者のデジタルデバイドからの解放です。

また、教育にもスポットライトがあたりました。フィリピンでは、Java Education & Development Initiative (JEDI) という試みが行われています。Java 教育にフォーカスして、キャンパスをデジタル化しようというものです。フィリピンでは今、数万人の学生が Java を勉強しようとしています。どうしてだかわかりますでしょうか。知ってる方も多いと思いますが、フィリピンは、人件費の関係で今、システム開発のアウトソース先の有力候補地となっているのです。数万人の Java 開発者の多くが日本からの仕事に関わってくると予想できます。 また、Global Educaiton Learning Community (GELC) は、java.net 上のプロジェクトでやはり、教育コンテンツを物理的な距離を関係なく提供しようというものです。

SeeBeyond の買収は本当にびっくりしました。(PSTの)朝方、珍しい時間に John Loiacono からメールが全社員宛てに出たのですが、なんとこの買収についての説明でした。 Day1のBreakout Session で、JBI のセッションが一番の人気セッションとなったことからもわかるように、Sun の、そして Java の世界の SOA への関わり方はより深くなってきています。 SeeBeyond は、SOA に関してまさに、Sun にとっての Missing Piece だったわけで、その意味ではいい買収だと思います。

今年の Duke's Choice Award では、藤井さんも書いているとおり、日本人の表彰が目立ちました。DoCoMo の i-mode 関係者の皆様、九工大の小出研究室の皆様、本当におめでとうございました。

Day2 の夜には、日本の Sun の顧客対象のパーティ(セッション)が行われたのですが、その後半では、lg3d (Project Looking Glass)のサンプルアプリケーションのデモが二つ行われました。Duke's Choice Award を受賞した Cosmo Scheduler は、私自身は、春の Java Computing 2005 Spring で拝見していましたし、いろんな方が既にコメントを書かれていますのであえて深くは触れません。彼らの長年の 3D UI 研究の賜物ともいえる、2次元をつきぬけた発想には改めて感心するばかりです。Goat Mailer は、春に比べてずいぶん完成度があがっていました。Hideya-san からのコメントもありましたが、うまく半透明を使用していると思います。単なるテキストノートやワンラインのテキストを表示するにも3Dらしいビジュアル効果を必ずつけるこだわりはすばらしいですね。 また、この Goat Mailer の小田原さんは、コミュニティの中で英語で積極的に発言しています。英語というだけでしり込みをする多くの日本人エンジニア(自戒もこめて)は、ぜひこの方を見習うべきですね。

ともあれ、このパーティ後半部では、余興も含めて、日本のアカデミーパワーが炸裂していました。日本のソフトウェア産業も。この Golden Age が社会に出ることになれば US に追いつき追い越す日が来るかもしれません。

同パーティで某S社VPや日本法人の社長が Dukelele の伴奏でカラオケしたのは、ご愛嬌です。明日は限られた場所ではなく、公けの場で、丸山先生を含めたセッションが行われる予定です。どんな crazy なものになるか、楽しみですね。興味のある方はぜひ下記の lg3d Community Party までいらしてください。

6/29 18:00-19:00
Project Looking Glass Community Meeting
A BoF-ish LG3D community meeting for more detailed discussions with more time for Q&As.
The City Room on the 3rd floor in the Argent Hotel (a few blocks away from Moscone)


6月 29日 2005年, 08:29:04 午後 JST Permalink 投稿されたコメント [0]

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