2005年 6月 29日 水曜日 JavaOne といえば、まじめに Session に出て、専門分野の BOF に出席し、 熱く議論することも大事なのですが、アメリカンテイストなパーティに片っ端から出席して ただ酒、ただ飯をたらふくいただいて、どんちゃん騒ぎをするのもまた醍醐味の一つと言えるでしょう。
ほぼ毎日、どこかしらでパーティが行われています。公けに宣伝されてるものもあれば、 ごく一部の人しか知らず、入場も制限されているものもあります。
本当にエキサイトなパーティは、チケットが必要なことが多いです。そのチケットがどこの会社のどこのブースで 何時に手に入るかは多くの場合秘密になっています。運のいい人、それから情報通な人だけが知ることができます。 これは、半分、わざとやっている面があります。 JavaOne の重要な要素は、コミュニティの活性化です。知り合いばかりとお話するのではなく 隣の席に座った人、目線があった人、みんなと知り合いになって情報交換し、ディスカッションすることは 非常に大事です。この種の情報交換を盛んにしている人は、口コミでエキサイトなパーティがどこで、 いつあるかを知ることができます。 ちゃんとまわりの人とコミュニケーションしなさい、という意味も含めて、口コミでしか情報を 出さないようにしているのです。
しかし、一体どこから情報を入手するのか、目ざとい連中はどんな隠れたパーティでもかぎつけてやってきます。 だから、どこのパーティに行っても、目ざとい人同士は何度も顔をあわせたりします。
今年の JavaOne でも、毎日、よさげなパーティがあちこちで行われています。
日曜日では、Mariott で行われたパーティが一番のクオリティだったかと思います。
(JavaOne の大事なイベントは、すでに前日からはじまります。今年チャンスを逃した方はぜひ、来年は
一日前から SF 入りすることをお勧めします。)
いい食事とドリンクでした。大物ゲストもごろごろいましたし。ただし入場できる人が限られていたので
入場できない人は NetBeans のイベントに行くのが最善だったでしょう。
月曜日は J社と SDN がパーティを開いていたようですが、SDN のパーティでは、ひでやさんも
暴れるなど、盛り上がったようです。
今日、火曜日はおそらく一番パーティが多かった日です。Argent だけで5つくらいのパーティがありました。
日本 Sun もゲストを対象にパーティを開いていましたが、Dan Miller 社長自ら Dukelele 伴奏で Sting を歌うなど
妙な盛り上がりをしたようです。
それ以外にも、某ホテルのバーでは、旧javasoft のパーティがあり、Spec Lead が大集合していたりしました。
しかし、今日のパーティで一番盛り上がっていたのは恐らく、某クラブで行われた B 社のパーティでしょう。
去年、一番盛り上がったという噂の B社のパーティは、今年は去年ほどではなかったものの、
多くの人が詰めかけ、様々なはじけ方をして皆さん、楽しんでいたようです。
酔っ払うと本音が見えたり、急に親密になったり、というのは日本人も外国人も
変わらないようですね。
もちろん、どのパーティがよかったかは、かなりの部分、個人の主観によります。盛り上がってないパーティでも たまたま隣にいたのが、有名人で、突っ込んだ話を聞けたりすれば、それがその人にとってのベストパーティになるでしょう。 私の場合、二年前のJavaOne では、なにげなく出席した Jakarta のパーティで、隣に座っていた無愛想なおじさんと 話をしていたら、途中で Jason Hunter とわかって、妙に恐縮してしまった覚えがあります。 ただ、Jason Hunter とプライベートな話をする機会など普通ならまずないわけで、貴重な体験をしました。
また、パーティなどより自分の専門分野の BOF に出席して、一年に一度しかあえない専門家同士で熱く夜中まで 議論することも貴重だと思います。
ともあれ、JavaOne にはまじめなセッションだけでなく、夜にも隠れた楽しみ方がいろいろあります。 日本にいても会える方々と群れて無難なレストランに行くだけでなく、ぜひそういった場所に顔を出してみてください。 絶対に貴重な体験ができます。 はじけるのもよし、お酒を飲みまくるのもよし、一生に一度しか会えないかもしれない異国のエンジニアと 技術論を語るのもよいと思います。
英語に関して心配はあまりありません。シリコンバレー界隈の人は、Non Native Speaker に対して 恐ろしいほど寛容ですし、一般の日本人より英語が下手なエンジニアもいたりします。 そもそも、英語が通じなくてもテクニカルタームや、Java のアクロニムを並べるだけで 結構通じてしまうものです。
意外と世界中の開発者は同じような思いや問題を抱えているものです。 勇気を出してまわりの人に話しかけてみてください。少なくとも朝食、昼食は大きなチャンスです。 同じテーブルに座った人には必ず声をかけてみましょう。意外な大物と知り合いになれる可能性もあります。 基調講演やセッションで隣り合った人と話をするのもよいですね。
人の輪を広げていけば、口コミ情報も自然と耳にするようになります。レアな体験、楽しい体験、 おいしいものをゲットできるチャンスはコミュニケーションの中に転がっています。
ところで、今日一番面白かったのは、Moscone Center 近くのいかがわしいバーの前で
M社の有名人が道行く人に片っ端からからんでいたことです。
"Why do you call yourself Java Developer!! Since you are Java Developer, hung around with me to XXXXX bar!!
'Cause MXXXXX (Company name) is according to you!!"
相当に酔っ払っていたので叫んでいた内容は支離滅裂なんですが、有名人が大勢の人の前で
あんなにいけないな言葉を連発してしまっていいのでしょうか。
そもそも彼は明日、鳴り物入りのセッションのスピーカーな気がするのですが。
最後は警察を呼ばれかねない勢いでしたが、ひとしきり道行く人を XXXX bar に誘った後は
自分はさっさとタクシーで去っていきました。
ちょうど B社のパーティ帰りの人が大勢いたのですが、みんなで驚くやら面白がるやら。
これも、M社が JavaOne に参加したからこそ見れた光景です。Jonathan Schwartz が打ち出した Participation という スローガンは、面白い効果を発揮してくれています。
ともあれ、明日水曜日も面白いパーティがあります。After Dark Bash も含めて面白そうなところをいかに かぎつけて出席するかは、皆さんのコミュニケーション能力と、ほんの少しの勇気にかかっています。 せっかく何時間もかけて高い航空券代とホテル代を払って San Francisco に来ているのですから 貴重な機会を逃さないようにされることを切に願っています。