2006年 5月 16日 火曜日
今日から JavaOne がはじまる。 直前ではあるが、今年はどんなことが話題になりそうか、書いてみたい。
まず、Java EE だが、EE5 のリリースがあるのは誰もが承知のことだが、その先のバージョンの内容が明らかになってくる。 昨年は、JBI が大々的にとりあげられたわけだが、一年たって仕様よりは実装ベースの話が中心になるだろう。 一般の開発者からすると、JBI そのものを意識すると言うよりは、JBI の実装を使って、Composite Applictions (SOA) をどう構築するかが、テーマになる。BPEL Service Engine, BPEL Orchestration 用のツールをどう使うかの話題が増える。このあたりは Sun が買収した旧 SeeBeyond と、Java EE 製品群との統合も重要な要素だ。
MS との Interoperability も新しい段階に入った。Indigo (Windows Connection Foundation) と Java Platform の連携は、Project Tango で図っていたが、その成果が発表されると思って間違いない。
EE6 の内容は正式には何も決まっていないが、Script 言語への対応の比重が大きくなりそうだ。AJAX の用にプレゼンテーションレイヤーにスクリプト言語を使うことは世の中の既定路線となりつつあるのだが、さらにその後ろのレイヤでも Script 言語を使う試みがある。 AJAX まわりの話題に関しては、すでにマスコミ等でリークされているので改めてこのエントリで取り上げる必要もないかと思う。
バックサイドのレイヤーの話題としては、EJB3 の次が気になるところだが、EJB と JSF の連携に関して新しい JSR を立ち上げようと言う動きもあるようだ。
また、オープンソースの Application Server である、Project GlassFish は予想を上回るダウンロード数のようで、この GlassFish への言及も多くなると予想される。
SE に関しても、Mustang の内容が固まった今、Dolphin で導入されそうな機能が少しずつ見えてきた。新しい言語仕様や、新しいバイトコードを導入して、動的言語(この場合、Script 言語とほぼ同義と考えてよいだろう)を JVM の上で直に実装する、パッケージや jar に新しい概念が導入される、など、なかなか興味深い動きがある。いくつかは既に JSR として立ち上がっているので、情報に敏感な方は予想されているかもしれない。
ME は、MSA が軸に話が進むが、こちらも Script 言語との連携が一つの話題になっているのは興味深い。CDC、CLDC といった JVM にもいくつかのアップデートがありそうだ。
また、テクニカルな面以外で言えば、以前のエントリでも触れたが、オープンソースに関して何らかの言及が行われる可能性がある。日本人にも、ファンが多い Dukelele 愛好家が初日から基調講演終了後、某所で何かをするとの情報も入っている。
パーティは今年も様々の会社が行うが、今年巷で話題の某社のパーティは火曜日(本日)の夜のようだ。お祭り好きな方はパビリオンコーナーを中心に情報収集して、楽しいパーティにぜひ参加していただければと思う。
ともあれ、今日から様々な意味で Crazy な祭典がはじまる。この Blog でもできる限り毎日情報をアップしたいと思う。直接参加される方の参考になればと思うし、残念ながら参加できなかった方も、なるべくタイムラグなく雰囲気を味わってもらえたらと思う。