2006年 5月 17日 水曜日
初日の JavaOne が終わりました。例年そうなのですが、Day-1 には、非常に多くの発表があり、一日どころか一週間くらいでも消化しきれないほどです。
プレス等でも情報がいくつか流れていますが、それに乗り切らない情報をいくつかかいつまんでお話しようと思います。 まず、私の Blog でも、過去にふれたりして、事前から注目されていたオープンソースに関わる発表です。 Java EE のアプリケーションサーバーである、Project GlassFish、開発ツールである Java Studio Enterprise, JBI の発展版である open ESB, 正式なオープンソースではないもののコミュニティの方々と開発を進めてきた Mustang など、今回発表されたものも含めて Java プラットフォームの大半がオープンソースソフトウェアあるいはそれに準ずる状況がみえてきました。
ところで、オープンソースにこだわる方々の根拠には三種類あるかと思います。一つは、自由にソースを改変したい方々。決して多い数ではないかもしれませんが、アカデミーや研究機関を中心にその要望は強いものがあります。それに関しては、過去に導入された JRL というライセンスで十分に答えられていると思います。二つ目は、コミュニティにソースを公開することによって Bug Fix を効率よく行ったり、機能改善を行おうというものです。これは、Mustang の開発体制で大きな成功を収めてきたといっていいと思います。実に大勢の方が、Mustang の実装に加わっています。ここまでは、すでに Sun が行ってきたことで十分な回答になっているかと思います。
ただ、最後の点、OS (端的には Linux ディストリビューション)に JRE (JDK) を組み込み、配布したいという要望を持つ方々にとっては十分ではなかったでしょう。そこで、導入されたのが Distro License for Java" (DLJ)というライセンスです。さらに、Sun の CEO である Jonathan そして、ソフトウェア責任者である Rich Green によれば、一週間程度後に、オープンソースに関してなんらかの発表を行うと言っています。 基調講演会場で Rich が「We will go (to opensource)」と言った事への最初の回答となるのでしょう。
さて、今年の JavaOne 基調講演は今まで以上に技術的発表が数多く盛り込まれました。特に強調されたのが、EoD の更なる追求、Web2.0 (AJAX)への対応、.NET との相互接続性、SOA の構築を容易にするという点です。
一つ一つ詳しく書きたいのですが、二日目の基調講演の時間が迫ってきました。時間があればあとでまたアップデートしたいと思います。