2006年 5月 18日 木曜日
二日目の JavaOne は、Oracle と BEA の General Session がありました。 残念ながら、BEA の General Session は聞き逃してしまったのですが、 Oracle は、Enterprise システムの構築を EE5、SOA(2.0)、Web2.0 の三本柱で考えていることが デモを交えて紹介されました。
EE5 については、既に2年前から概要ははっきりしていましたし、大きな驚きはないかと思います。 ただ、二年前と違うのは、New Persistence API というとても現実的な API ができたということです。
EJB は EJB3 になって大幅に改良されて使いやすくなりましたが、それでも、EE コンテナ(アプリケーションサーバー)なしで直接 DB に接続するアプリケーションを使いたい方は大勢いるはずです。 New Persistence API は単独で Java SE と組み合わせて使うことを許容するものですし、また、Glass Fish では New Persistence API 単独の jar を公開しています。気軽に Enterprise Application を使いたい方には大いなる朗報のはずです。
ただ、Enterprise の分野では、むしろ EE5 の次の世代の話題が豊富です。ひとつ面白いのは、Project Phoboes です。Script 言語、Dynamic Language への対応は今回の JavaOne の大きなテーマですが、プレゼンテーションのレイヤーで Script (よくある例では、JavaScript つまり、AJAX) を使うのはもはや驚きではありません。 Sun も jMaki (AJAX 用フレームワーク)や、AJAX 対応の JSF コンポーネントやそれを扱うツールである Studio Creator 2 を発表してきています。Project Phoboes はそこからさらに踏み込んで、バックエンドのシステム、つまりビジネスロジックのレイヤーでも JavaScript (あるいは他の Script 言語)を使おう、というものです。 しかも、この流れはツールも巻き込んでいます。NetBeans は近々 5.5 というバージョンがリリースされますが、この次のバージョン、6.0 では、javascript のサポートも入りそうな気配です。
それ以外の話題について書こうと思ったところで、やはりまた時間切れです。 今日の午後か明日にまた続きを書こうと思います。