2005年 6月 24日 金曜日 
少し、書くタイミングが遅れてしまったが、Solaris がようやくオープンソース化された。
OpenSolarisというそのままの名称のサイトからソースコードとツールがダウンロードできる。
口さがない方は、今更というかもしれない。確かに、もっと早いに越したことはなかった。しかし、決して遅すぎたわけではないと思う。
安定稼動が必要なサーバーOSとして、まだまだ Linux は、Solaris の域には達していない。
スレッド処理、I/O処理、プロファイリングの際の負荷の軽さ。現場から聞こえてくる情報では、Solaris と Linux の差は歴然とあるようだ。
Linux の Kernel にコントリビュートしているような方々はいまだ Solaris が Linux の目標だと認めていると聞く。
Linux にいったん移行したものの、パフォーマンス、安定性が理由で x86 Solaris に戻した例も複数聞いている。
別に Linux か、Solaris か、二者択一である必要はない。ただ、商用として長年かけて成熟してきた Solaris が、オープンソースコミュニティの 新しい選択肢の一つとして加わることは、誰にとっても利益こそあれマイナスとはならないと考える。
ところで、私自身はSolarisの一ユーザにしか過ぎなくて、専門家というわけではない。たまたまこのエントリーにたどり着いただけで 本当にOpenSolarisの情報が欲しい方のために、本当の専門家のBlogをリストアップしておきたい。

開発者向けガイドやNucleus処理の解説など、無料で公開してしまっていいのだろうかとさえ思えるのだが、 考えてみれば、これもオープンソース化の効用ということなのだろう。 ソースコードだけでなく、関連ドキュメントなどが無料で公開されることによる副次的効果。 そして、何よりこの OpenSolaris によって、Sun という会社そのものが大いに活性化されているのをひしひしと感じるのである。