JRuby-Rack



PythonでいうところのWSGIのRuby版というべき、アプリケーション(ウェブ)サーバとウェブアプリのインターフェイス抽象化ライブラリ”rack


このrackは仕様にそったAPIでアプリをつくれば、アプリケーションサーバにかかわらず、アプリを動作させることができるというもの。

そのrackをJRubyから使えるようにした”JRuby-Rack”が先日リリースされました。このJRuby-Rackはその名の通り、rackの機能を提供するもので、rackコンパチブルなアプリケーションをjavaアプリケーションサーバ上にて動作させることができるものです。つまりこのライブラリをつかえば、Railsだけではなく、近ごろ話題のMerbRamazeなどもglassfish上などで動作させることが可能になります。

ダウンロードはこちらから。またwarblerの新バージョンにもバンドルされています。

またJRuby-rackだけの機能として、

  • サーブレット・フィルター
     ダイナミックなリクエストのみアプリケーションサーバで処理される
  • GoldSpike互換サーブレット
     GoldSpikeと同様の設定が可能
  • Servlet/JSPとの統合
     Servlet/JSP<=>Rubyアプリ相互の呼び出しが可能
  • JRuby ランタイム管理
     ランタイムのプールやダイナミックな変更(Rails)に対応。


Servlet/JSPとの統合では、たとえば


<jruby-rack:rails path="/projects/activity" params="layout=none"/>



とすることで、RailsにJSPからパラメータが渡せる。

ついにRails以外のフレームワークでも簡単にJavaアプリケーションサーバで動作させることができるようになりました。これでパフォーマンス面で問題になることがあるRubyの1つの助けになるかもしれません。

2008/05/20 by Tomo Nozawa

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