Jonathan Schwartz JP Morgan's House
  

JP Morgan's House
The Future of IT?
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20060328 2006年 3月 28日 火曜日

Why Free Standards Matter (Japanese Translation)

(このエントリは 2006 年 3 月 9 日: Why Free Standards Matter の日本語訳です。)

みなさんが海岸沿いの街、 たとえばリオデジャネイロの静かな通りに住んでいると想像してみてください。 そこにハリケーンや津波が襲ってきたとします。 政府機関には、 救援を得る方法や場所をみなさんに伝え援助や緊急サービスを用意する責務がありますが、 そんな彼らが不思議なメッセージを発信するのです: もし Microsoft Windows を買う余裕が無いのなら、 すみませんが、 あなたをお助けすることはできません。

これこそが数ヵ月前にニューオーリンズで起こった出来事 (訳註: ITmedia ニュース:カトリーナの災害申請には Windows 版 IE が必須?) です。 通信、テクノロジー、メディアの融合が、 非常に偏った不満足なかたちで行なわれているのを、 たくさんの人々が目の当たりにしました - Web サービス、 社会的サービス、 救急サービスの間にあった境界を消し去るデモンストレーションにはなりましたが…。 ネットワークとはつきつめればデータを流通させることであり、 そのデータが注文書であろうと、納税書であろうと、 低気圧の経路であろうと関係ありません。

先週末、 私はプライベートで似たような体験をしました。 我が子たちに雪がどのようなものかを見せたくて、 シエラ山脈のタホ湖に連れて行ったのです。 北カリフォルニアについてご存知の方であれば、 ドナー峠を越えることが何を意味するかもご存知でしょう。 アンディ・グローブの、 「パラノイアだけが生き残る」 という有名な言葉を思い出さずにはいられませんでした。 吹雪の中、この地域を軽い気持ちで走行するなんてことはできません - チェックポイントには警察がいて、通行者の装備が十分かどうかを確認しています - チェーンがついているかどうか、あるいは四輪駆動車かどうか。 都会に住んでいる私のような者は、さらに飲料水や食糧、毛布を積みこみます。 万一に備えて

出かける前に、私は天候をチェックしました。 吹雪が近づいていたのと、 また交通状況をみるための Web カメラをカリフォルニア州が主要地点に設置していたのを知っていたので、 私は検索エンジンに California highway video と入力し、 リアルタイムの道路状況を確認しようとしました。

その結果何が得られたと思いますか?

Windows Media 9 が必須な、 カリフォルニア州当局の Web サイト。 私はそのとき自分の Solaris のラップトップを使っていたので、 道路状況のビデオを見ることができませんでした。 わたしは州に税金を納めている一市民ですが、 マイクロソフト製品を買わなければ州の緊急サービスを受けられないと、 州政府から宣告されてしまったのです。 シュワルツネッガー州知事殿、 私は自分や自分の雇用者の納める税金がカリフォルニアにおける独占の助長に使われることは望みません。 (彼らのことはビジネス・パートナーとしては好きですけど。)

だからこそ Open Document Format Alliance が重要なのです - 民主主義社会においては、政府機関、企業、 あるいは個人の行なう公共への利益の提供はフリーであるべきで、 受益者に対し、 ある一企業の製品の購入義務を負わせないようにするべきです。 これを実現するために ODF Alliance は貢献します - 文書ベースの情報を表現するための標準を策定し、 それを求める人々にフリーで提供します。

政府が市民に対し、暴風雨警報や住民投票の情報を得るためにまずマイクロソフトの Word の購入を促すという、そのことが間違っているのは明らかだと思います。 あるいは災害救助の申込をするために、 Macintosh 上でのインターネット・エクスプローラの実行を諦めるよう促したりすることも。 または 911 (警察への緊急電話) をかけるために Windows Mobile 搭載の電話を買うよう勧めたり、 税金を納めるために Solaris をインストールするよう求めたり。

ただ傍観して不満を言うのではなく、 いくつかの企業・組織が - 競合会社やパートナー企業、 さらには世界規模の産業や図書館協会までもが - 文書ベースの情報を自由に交換するための標準を普及させるべく、 みな一致団結したのです。 どこか一企業のテクノロジーに依存せず、 ロイヤルティを払う必要もなく、 特許訴訟のおそれのない標準。 フリーでオープンかつ中立的な標準を、 企業や個人あるいは政府を区別することなく提供するという、 共通の利益に適った標準。

公共の利益をもたらす標準。

私たちはただ表明するだけではなく自ら実践しています。 ODF を完全にサポートする初のアプリケーションが、 世界で最も人気のあるフリー / オープン・ソースのオフィス・スイート、 OpenOffice です - 私たちは政府に、 これを市民へ配布するよう勧めています。 公共の利益をもたらすための最良の方法は、 彼らに自由を提供することです。

そして、選択する権利も。

Posted by tkudo ( 3月 28日 2006年, 07:10:00 午前 JST ) Permalink

20060327 2006年 3月 27日 月曜日

The Future of HP's UNIX... (Japanese Translation)

(このエントリは 2006 年 3 月 1 日: The Future of HP's UNIX... の日本語訳です。)

今朝, 私たちは公開書簡を HP の CEO であるマーク・ハード氏に送りました。 その内容はこちらにあります。

私は必ずしも公開書簡の熱烈なファンというわけではありません - しかしこれまで出した公開書簡はどれも、 私たちの立場を説明する上で有効であり、 またこの業界を顧客が望む方向へ導いていきたいと、 顧客自身が考えて参加していただくことにもつながっています。 そして顧客自身が関わることで、 目覚ましい革新が起こっています (私のお気に入りの例がこちらにあります)。

(公開書簡により) 全面的に開示した通り、 私たちはお互いの Unix の成果を融合する件について HP と対話を行なおうと、ここしばらく試み続けています - 彼らの Unix、すなわち HP-UX は、 私たちの提供する Solaris に次いで最も広まっている Unix でした。 しかし HP の顧客は次第に HP-UX から離れていっています - 彼らが HP-UX を好きではなくなったのではなく (好きな人はたくさんいますし、 Sun の社内にも HP-UX に深い敬意を抱いている人が多くいます) - 顧客の利用範囲に HP が制限を設けたからです。 HP Precision Architecture 専用 OS として、 HP はインストール・ベースを 10 億ドル以上の規模にまで成長させました - 当然でしょう。 すばらしいプラットフォームでしたから。

しかしその後 HP は PA-RISC の生産終了を決定しました - それにより、 HP ユーザ・コミュニティは難しい選択を迫られることになりました: これまでの HP-UX への投資を無駄にしたくないのなら、 インテルの問題の多い Itanium プロジェクトを導入するために、 データセンターを再設計しなくてはなりません。 しかしもし HP の一大ボリューム製品ラインである x86/x64 コンピュータの恩恵を享受しようと望んでも、 そこでは HP-UX を動作させることはできません - Sun とは異なる道を HP は選んだのです。 すなわち、 彼らの Unix である HP-UX に彼ら自身の x86/x64 サーバをサポートさせるための投資は行なわないという道を。

そこで私たちは、 HP と HP のユーザ・コミュニティに対し、 第三の選択肢を提供したいと考えています: Solaris と HP-UX を融合し、 HP 自身の Proliant 製品ライン上で稼働させます。 HP にこのことを話したのですが、 彼らはわずかにしか興味を持たなかったようなので、 今度は彼らの顧客とパートナーにも手を貸していただきたいのです。

この可能性の実現に向けて、 Solaris 10 が HP の Proliant ファミリの全てのサーバをきちんとサポートできるよう、 私たちは全力を尽くしています。 すべてのマシンで基準を満たしています - 試しにダウンロードしてみてください、 こちらです

そして私たちは引き続き、HP-UX ユーザ・コミュニティへの 「オリーブの枝」 (和解の申し出) を、 ツールやテクノロジ、 パートナー・サポートを通じて広めていきます。 しかし私たちは HP にも同様の貢献を、 顧客および開発者を代表して、 また同時に彼らと協力して行なっていただければと思います。

さて、ここからはあなた次第です - HP のユーザおよび開発者コミュニティのみなさん。 もしこのプロジェクトの発展をお望みでしたら、 おつき合いのある HP の営業担当者や幹部と会話してください。 この対話の中で一番の力となるのはみなさんなのです。 そして Sun はそれを強力に支援します - 私がお約束します。 みなさんは HP-UX を見捨てるべきではありませんでしたし、 また私たちはこれがうまくいくように喜んで活動します。

実のところ、 Solaris/HP-UX のロードマップが融合することは、 我々双方の顧客に対して選択肢、 革新性、 そして多種多様な認定済みハードウェアを提供することにつながるのです - 一方みなさんのスキルに対する投資や、 その基礎をなす知的財産やテクノロジに対する自信も活かせることになります…。 そして最も大事なことは、 Solaris はオープンソースですから、 あなたの選択が噸座することはありません。 私たちが考える限り、すべて良いことばかりです。

あと必要なのは、 HP をその気にさせることだけです…。

Posted by tkudo ( 3月 27日 2006年, 08:30:00 午前 JST ) Permalink

20060307 2006年 3月 07日 火曜日

Niagara FREE TRIAL Update (Japanese Translation)

(このエントリは 2006 年 2 月 24 日: Niagara FREE TRIAL - Update の日本語訳です。)

問い合わせが殺到しています… もし、Niagara の無料試用についてお探しでしたら こちら をどうぞ。

さて、お手元に届いたシステムを返却していただく場合にその送料をサンが 負担する契約条項を反映しました。受け取っていただく箱の中には必ず着払いの 伝票が入っています。 - 私達の法的同意事項についてはまだです(同意事項が 理想的な単純さであるとは思っていません。これは次回の挑戦としたいと思います)。 もし 60 日たってそのシステムが気にらないようでしたら 1-800 のトールフリー番号に連絡をください。誰かにとりに行かせます。

我々は フリーソフトウェアについて明らかにうまくできていると言えます。 フリーシステムおよびハードウェアは若干タフかもしれません。 - しかし、 我々は正しい方向に進んでいますし、私達はすべてのリクエストを遂行して いくことをお約束します。一切合財の透明性のある試みを実行していることに 信頼をよせて頂きたいと思います。

あと、この質問にもお答えしておきましょう。 - このオファーは興味のある誰にでも適用されるのか - 法人顧客ではなくても。 我々は、この世で最速で最も効率のいいサーバを買いたいと望んでいるのでしたら、 教師であろうが公園管理者であろうがブロガーであろうが物理学者であろうが CIO で あろうが気にしません。

繰り返しになりますが、一度システムを受け取りましたら、ご自身のベンチマークを 走らせてください。そして (ポジティブでもネガティブでも) 結果を公開してください、 そうしましたら、私共のマーケティングチームが Niagara システムを無償で お持ち続けていただく方を決定します。無償です。

追伸 : slashdot の方に連絡です。コンタクト情報をお知らせください。私達は 喜んで Niagara システムを試してもらえるよう送ります。(浮動小数点演算がないことや、 重いスレッド等)完璧に相性が良いと聞きました。

追追伸 : プロモーションページの履歴が残っていない場合は こちらをどうぞ。

Posted by kuniya ( 3月 07日 2006年, 04:09:41 午後 JST ) Permalink

20060304 2006年 3月 04日 土曜日

Er... (Japanese Translation)

(このエントリは 2006 年 2 月 23 日: Er... の日本語訳です。 )

Try and Buy の契約条件との矛盾点 (フリーの Niagara 獲得に値するような高度なベンチマークが妨げられる懸念や、 (現在そうなっていない) 返送の際の受取人払い) についてコメントをしてくださった方々 - しばらくお待ちを。

変更は PDF に反映されます (これが契約条項として理想的な形式ではないことについては私も同意します、 Elliotte さん - ご了承ください…)。

混乱させてしまって申し訳ありません (と同時に、みなさんが注意深く読んでくださっていることに感謝いたします)。

Posted by kuniya ( 3月 04日 2006年, 12:27:41 午前 JST ) Permalink

20060301 2006年 3月 01日 水曜日

FREE SERVER (v2.0) - Honest! (Japanese Translation)

(このエントリは 2006 年 2 月 21 日: FREE SERVER (v2.0) - Honest!の日本語訳です。)

以前、 サーバをタダで試していただけるプログラムを始めたということをお伝えしました - その目的は金融アナリストをビックリさせることではなく (多少は胸倉を掴んだと信じていますが)、 そのかわりに Sun を知らなかった顧客への認知度を向上させるためでした。 そしてデベロッパには、 タダであることがサーバの採用・導入を進めるのに適切な価格であるように思えました (5,000 ドルのサーバを買わないと決めた人たちが返品しないのでは、 ということはそれほど心配していませんでした (郵送料は返品においてもこちらで負担します)。本当ですよ)。

このプログラムはゆっくりと始まりました - 内部的に確信をもてなかったのが一因ですが (話せば長いのです)、 もう一つには、フォーカス・グループの調査報告によれば、 Niagara を本当にタダで送るということを誰も信じなかったというのです。 ですので、繰り返し言わせてください: sun.com に行って、 フォームに記入していただければ、 地球上で最も高速なサーバを、本当にタダで、みなさんへお送りします。 もしそのサーバがお気に召さなければ、 誰かにそれを引き取りに行かせます。

私たちは次の事にも本気で取り組んでいます: もしマシンのパフォーマンスを (肯定的であれ否定的であれ) 公平に評価し、 それをブログに書いたのならば、 そのポインタを送ってください。 そのマシンをそのまま貴方のもとに置いておきます。 (みなさんに質問される前に書いておきますが、 このプロモーションの適用条件を決めるのはマーケティング・チームになります。 私ではありません - 彼らがドラマやチャート、 切実な競合分析が大好きなことを私は知っていますけど。)

パフォーマンスに関するほとんどの人のはじめの反応は、 率直に言って信じられない、ということです。 少し前に、 これが (チップのクロック周波数を尺度として) 9.6Ghz のマシンであると称することが正しいかどうかについて、 このマシンを作ったテクノロジストたちとちょっとした口論になりました。 Paul Murphy はそれが公正な指標かどうかの興味深い分析をしています (興味深いというのは、 我々がパフォーマンスを誇示しているとはいえないと言っているからです - 業界初のことですから!)。

ここにベンチマーク結果の例があります (それと ディスカッションも)。 SPEC benchmarks ("Result" のカラムです) を見ていただければ、 それが第三者機関によって検証されていることがおわかりいただけると思います。 私は Sun の名称を AAA_Sun にすべきなのではと考えています。 そうすれば私達の名前は SPEC リストの最初に現われますから。

私は今日、名誉なことに、David Berlind の MashUp Unconference にゲスト参加させていただきました - そのイベントはとても面白い試みでした。 与えられたトピックに興味を持つ多くの人々をカンファレンスに招待し、 参加費はすべて無料、カンファレンスのアジェンダを参加者がその場で作成し、 Sun (や他の企業) のようなところに費用を払わせるというのです - 伝統的なカンファレンス・ビジネス・モデルとは逆ですね。 私は (返却義務のない) Niagara マシンを、 そのイベントで最も人気を博したマッシュアップ - podbop.org に進呈しました。 Taylor McKnight 氏、 すなわちこのマシンを受け取った方は、 非常に喜んでいるようです。しかし彼は当然のことを聞いてきました。: "どうすればこのマシンを飛行機に載せられますか?"

このマシンは米国政府によって軍需品に分類されていますから、 彼の質問はもっともなことでした。 きっと空港のセキュリティは通らない (もしくは客室上部の収納庫には入らない) でしょう。ですから、郵送に関しては私たちにお任せください。

Taylor、あなたがシステムを使って経験したことをブログに書いてくれるのを期待しています (マシンが到着したら :)…。 結局、あなたのような方がこのプログラムの対象となる人々なのです。

Posted by shita ( 3月 01日 2006年, 04:00:00 午後 JST ) Permalink


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