過去のBlogをみてみたら、やけに小さいフォントで書いてあったので、今回はちょっと大きなフォントにしてみました。
サン・マイクロシステムズのSun Java System ブランドのソフトウェアが誰でも『無償』でダウンロードして試せるようになったということ、サンのBlogを呼んでいらっしゃる方であれば知っていると思いますし、いろいろなBloggerがたびたび書いてきたので、あえて書く気はなかったんですが、たまに、「そんなことしちゃう、Sun が目指している方向がわからない」と言われることがあります。
そこで、今日はサン・マイクロシステムズの中でソフトウェアを担当している(私が所属する)部隊である「Sun Java System ソフトウェア・ソリューション本部」のVisionやMissionなどについて、簡単に説明しましょう。一応、ホームページ上にも企業理念、使命、戦略が書いてありますが、それをもう少し詳しく説明しておきたいと思います。
おそらくこの思想を理解していただければ、Sun の方向性はもちろん、なんでソフトをただで配ってるのか、わかってもらえると思いますので。
Sun は今、「Participation Age」(参加の時代)が来た事を大きな声で言っています。つまり、ネットはブラウザーで見るだけだった時代から、オークションに出品したり、Blogを書いて自分のメッセージを発信したりといった皆が参加する時代になっていて、この「参加する」というアクションにより、ネットの世界はこれまでの一方通行の世界から、より大きな変革を遂げていくという考えです。しかもこのネット上には単なるコンピュータだけではなく、様々な物(携帯や家電製品、果ては監視カメラも!)もつながってきているので、これまでの概念からは考えつかない物が生まれてくるのではないかと。
身近な例で言えば、Wikipedia などか一番わかりやすいt思います。このネット上の百科事典は 項目を増やしたい個人とボランティアの人たち(あなたも項目を追加できます!)がこつこつと、項目を増やし、整備し、いまや英語の見出し数は90万語を軽く超えています。あのブリタニカ百科事典でさえ12万語ですから、いかにこの百科事典がものすごいものかお分かりになるでしょう。しかもこの百科事典の利用料はもちろん、「タダ」です。
そして、Sunの使命は『「参加の時代」を推進する技術の開発とコミュニティの育成』にあります。だから、Sun Java System ブランドのソフトを誰でも無料で試せるようにしたのです。もちろん、無料なのでサポートや保証はつきませんが、誰でも利用できるようになれば、そこにコミュニティが自然発生的にスタートするでしょう。利用している人、試用している人も含めて情報交換の場が生まれるわけです。そうすると、他の利用者に有益な情報が発信されるでしょうし、TipsやWorkaround (特定の事象の回避策)なども蓄積されていくはずです。もしかしたら、Bugのリポートも増えるかも知れません。Sun としては そういった人々が増加すれば、結果として皆が使いやすいものに成長していくだろうと期待しているわけです。
では、Sunは 何を目指しているのか?
コミュニティのように「参加の時代」によるアクションがもっと、もっとネットを便利な方向に導き、さらにネットだけではなく、ITそのものを進化させ、最終的にはデジタル・ディバイドを排除して、人々の生活をより良いものへと導いていくことができるし、そうすべきだと考えているのです。
話が非常に大きくなってしまいましたが、この大きな目標に向かって最善な戦略が「参加の時代」を推進することであり、その場にSun の資産としてのソフトウェアを提供していくことなのです。
だから、Sun Java System ブランドのソフトを惜しげもなくタダで使っていいですよ!その代わり、あなたも 使ってみたら、そのコメントなどをどこかにフィードバックしてくださいね。それであなたも「参加」したことになりますから。
今日のひとこと:
「情けは人のためならず」

