「JES: Java ES を使ってみよう(2): 評価用インストールのシナリオ」 の続きです。インストールの流れを理解したらインストーラを実際に起動してインストールしてみましょう。

インストーラの起動
インストーラを起動するには root になって、ロケールを確認してから

# ./installer

とします。他のマシンに telnet 等でログインしてインストーラを起動する場合には DISPLAY 変数を使用して自分のデスクトップに表示するようにしましょう。X ディスプレイに接続できない場合はコマンドラインのインストーラが起動します。どちらでも同じことができますがやはり GUI のほうが便利ですよね。インストーラのオプションについてはまたあとで書きたいと思っています。

インストーラ
インストーラ上で入力が必要なところは本当に少ないです。管理者 ID とパスワードを入れるところくらいでしょうか。インストール先も評価用にはデフォルトのものを選んでみて下さい。以下に実際の画面と説明を載せました(画像が多くてすいません)。実際にはもっと画面は多いのですが大事な ところだけ載せました。

イ ンストーラが起動しました

さてこれからインストールしていってみましょう。

「リリースノート」、「インストールガイド」は一度目を通しておいたほうがいいかもしれませんが簡単にインストールできちゃうのが Java ES のいいところです。

ここは画面を見ながらインストールしてしまいましょう。
言 語サポート

各製品で使用する言語を選びましょう。これは製品のデフォルトの言語を選ぶというものではありません。どの言語サポートをインストールしておくか、という ことです。

普通はここはすべて選んでおきましょう。
コ ンポーネントの選択

使ってみたいコンポーネントを選びましょう。「すべて選択」ですべて の製品をインストールするようにしてもかまいません。その後で使用したい製品だけ使うことができます。

あるいは使用したい製品だけ選んでも OK です。あとからもう一度インストーラを起動して追加することができます。

Web コンテナの選択

ある製品によっては他の製品に依存関係があるものがあります。例えば Web コンテナ上で動くアプリケーションは Web コンテナをインストールする必要がありますよね。

ここでは Portal Server と Access Manager を前の画面で選択し、Web Server と Application Server の選択を外して先に進もうとしたときに出るダイアログです。両方の製品に対して Web コンテナを選択する必要がありましたね。

Web コンテナが必要な製品はとりあえず Web Server を Web コンテナとして選択することをおすすめします。

シ ステム要件の確認

さて選択した製品をちゃんとインストールできるでしょうか。ちゃんと動く でしょうか。次の画面ではシステム要件をチェックしてくれます。

ここでは2つの問題が報告されていますね。まずメモリーが少ないです。あとはパッチが不足しているようですね。

メモリーはさすがに 256 では少ないですが 512 くらいあれば評価用には大丈夫です。インストーラからは多めに要求されますがここは無視しちゃいましょう。

パッ チが足りない…

「レポートの参照」ボタンを押すと必要なパッチをレポートしてくれます。 パッチを取ってきて当てておきましょう。
問 題を解決して「再チェック」…

パッチを入れてから「再チェック」ボタンを押すともう一度チェックしてくれます。よし、今度は問題ないみたいですね。

設 定タイプ

インストールでどこまで行うのかを選択します。

今 すぐ設定:インストールの最中に設定できる製品は設定 までしてしまうというオプションです。

あとで設定:インストールだけを行います。設定はインス トール後に手動で行う必要があります。

普通は「今すぐ設定」タイプをおすすめします。

カ スタム設定

「今すぐ設定」タイプを選んでもいくつかの製品はインス トール後に手動で設定をする必要があります。
共 通サーバー設定

製品での設定で使用する共通な値を入れていきます。ホスト名、DNS ドメイン名、IPアドレス、管理者ユーザーID,パスワード等は製品間で共通の値を使用します。

インストーラはシステムからデフォルトの値を取ってくるので実際に入力が必要なのはパスワードだけです。


Portal Server の Web コンテナ

Portal Server では BEA WebLogic や WebSphere を Web コンテナとして指定することができます。

もし WebLogic や WebSphere のほうが得意だ!なんて方がいたらそちらを選んでみてもよいですよね。

評価用には Web Server をおすすめします。


注意: Web Server の設定: 実行ユーザーID

Web Server のデフォルトのユーザーID、グループIDは webservd/webserbd ですが Access Manager をインストールする場合は root/other に変更する必要があります。

ここをデフォルトのままで入力してしまった場合は後で警告が出ますのでその時に変更することができます。


注意: Access Manager の設定: LDAP パスワード

LDAP パスワードには共通サーバー設定で入力したバスワードとは違うパスワードを入力する必要があります。
インストール開始しましょう

その他の値は指示にしたがって入力していって下さい。デフォルトの値がすでに入力されていてほとんどの場合は入力���する必��がありません。共通サーバー設定で入力した値を使われるので最小限の入力ですみましたね。

さて無事に最後のパネルの入力を終えました。インストールを開始しましょう。


イ ンストール中…

インストールするマシンや、そのメモリー、インストールする製品の数や、 インストールのタイプによってかかる時間はまちまちです。

Portal Server の設定は時間がかかります。

完 了しました!

無事インストールが終わりましたね! エラーがでていたらログをチェックしてみましょう、何かわかるかもしれません。入力ミスやマシン自体の設定ミスでエラーになることがあるかもしれません。 ログを参照してどこがおかしかったのかチェックしてみて下さい。





次回はインストール後の設定をしていきましょう!!
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