NetBeans 6.0.1 日本語版で試す「10分で作る Ruby Weblog」チュートリアル
以下の手順で進めていきます。ダウンロードやインストールを含めると10分では足りませんがそれでも短い時間で簡単に試せると思います。
- JDK、MySQL のインストールと準備
- NetBeans 6.0.1 日本語版のダウンロード
- NetBeans 6.0.1 のインストール
- Ruby on Rails プロジェクトの作成
- database.yml の編集
- モデルの作成
- データベースマイグレーション
- コントローラの作成
- 実行
- 拡張
まず最新の JDK をインストールする必要があります。ダウンロードページからダウンロードしインストールしておいてください。MySQL も同様にインストールし、rubyweblog_development という名前でデータベースを作成しておいて下さい。
1. NetBeans 6.0.1 日本語版のダウンロード
NetBeans 6.0.1 日本語版は以下からダウンロード可能です。
ダウンロードページでは用途によっていくつかインストーラが用意されています。Ruby だけ使うのであればここは欲張らず Ruby サポートのインストーラをダウンロードしましょう。サイズも小さくお手ごろです。「すべて」を選んでももちろん構いません。

2. NetBeans 6.0.1 のインストール
インストールは簡単です。ダウンロードしたインストーラを起動するだけです。インストーラも日本語になっています。

「すべて」のインストーラをダウンロードした場合でもインストール時にインストールするコンポーネントを指定できます。「カスタマイズ」ボタンを押しましょう。ここでも Ruby だけ使用したいのであれば欲張らず Ruby だけインストールしましょう。

3. Ruby on Rails プロジェクトの作成
NetBeans が起動したらまずはテンプレートプロジェクトを作成します。IDE を起動して「ファイル」> 「新規プロジェクト」でプロジェクトを作成します。「Ruby」カテゴリから「Ruby on Rails アプリケーション」を選びます。

NetBeans 6.0.1 は JRuby 1.0.2 の実行環境をデフォルトで含んでいます。もしそのシステムに Ruby がインストールされていなければ何もダイアログは出ません。もしインストールしてあれば以下のようにどのインタプリタを使うかどうかのダイアログが表示されるはずです。どちらを選択してもかまいません。IDE にバンドルされている JRuby か、ネイティブ Ruby を選びます。また Rails は 1.2.5 をバンドルしています。今回は特にこれらのバージョンをアップグレードせずにすすめていきます。

プロジェクト名には「rubywelog」と入力します。データベースは「mysql」です。

プロジェクトが作成されると左側の「プロジェクト」ウィンドウにツリーが表示されます。ここはわかりやすいようにファイルは仮想的に分類されて表示されます。

もし今まで慣れた実際のファイル構造をそのまま表示したい場合にはオプションで指定できます。「ツール」>「オプション」でオプションダイアログを 表示し、「Ruby」タブを選択します。「論理プロジェクトビューを表示」のチェックボックスをはずします。

再起動すると以下のようになります。こちらのほうが慣れている人にはわかりやすいかもしれませんね。

4. database.yml の編集
プロジェクトが作成されてまずエディタに開かれるのは database.yml ファイルです。ユーザー名、パスワードなどの設定が必要な場合はここで編集してください。データベース名は「<プロジェクト名> _development」となります。

5. モデルの作成
モデルを作ってみましょう。モデルを生成するには「モデル」ノードをクリックして右ボタンでコンテキストメニューを開きます。そこで「生成」を選択します。

すると Rails ジェネレータダイアログが表示されます。「生成」 には「model」を選択、引数には「Post title:string」と入力し、「了解」ボタンを押します。

「出力」ウィンドウには結果が表示されます。青色のリンクで表示されるファイルは編集ができます。 db/migrate/001_create_posts.rb をクリックしてファイルを見てみましょう。

クリックするとエディタに表示されます。

6. データベースマイグレーション
データベースマイグレーションを行います。プロジェクトノードで右クリックでメニューを表示し、「データベースマイグレーション」メニューから「現在のバージョンへ」を選びます。

「出力」ウィンドウに結果が表示されます。

7. コントローラの作成
同様にコントローラなどを作成することができます。

blog_controller.rb の編集です。エディタ上で scaffold :post と入力します。

ここで scaffold とだけ書いて Ctrl+SPACE キーを押してみます。:post が候補として表示されることがわかります。

8. 実行
最後に routes.rb を編集します。このファイルは「公開」フォルダにありますが、探すのが面倒な場合は Alt+Shift+O キーを押し「ファイルに移動」ダイアログを表示してそこから簡単に検索することができます。

以下のように welcome を blog に変更します。ローカル履歴機能で差分を表示してみました。

また「公開(public)」フォルダから index.html を削除します。
これで完成です。さっそく実行してみましょう。実行するにはツールバーの実行アイコンか F6 キーを押します。

WEBrick が起動し、Web ブラウザ上に表示されます。「出力」ウィンドウにはログが表示されます。

9.拡張
ひとまずこれで動くようになったわけですが、拡張していく時には便利な編集機能としてコードテンプレートの紹介がされています。たとえば mcol です。以下のように mcol と入力し、Tab キーを押すと、テンプレートが add_column と展開してくれます。いろいろ試してみて下さい。
Ruby や RHTML で使えるコードテンプレートは次のページに書かれているようですので参考にしてください。もちろんオプションで変更、追加ができます。



