NetBeans
プロファイラは Java
アプリケーションの監視、メモリー、パフォーマンスの解析などを行うツールです。比較的少ないオーバーヘッドでのプロファイリングが可能で、しかも IDE に統合されているため、アプリケーションを作成、修正しながら簡単にプロファイリングができます。NetBeans 6.0
からは IDE に含まれていますのでインストール後すぐに使うことができます。
何回かにわけてこの NetBeans 6.0 のプロファイラの紹介してみたいと思います。
NetBeans 6.0.1
日本語版の開発ビルドを使って実際に以下のチュートリアルを試しながらでるだけ多くのスクリーンショットで見ていきたいと思います。
初回は
アプリケーションの監視です。監視はスレッドの情報、メモリのアロケーションなどハイレベルな JVM の情報を取得します。手順は以下のようになりますが、2 と 3
は意識しなくてもプロファイラを実行するとダイアログで確認ボタンを押していくだけの作業です。
- サンプルプロジェクトの作成
- プロファイラの調整
- プロファイラの統合
- プロファイルの実行
- スレッドの監視
1.
サンプルプロジェクトの作成
まずプロファイルするプロジェクトを1つ作ります。「
サンプル」カテ
ゴリに「
Angram Game」というのがあります。これを監視してみましょう。
2.
プロファイラの調整
一番最初にプロファイラを実行するときは「調整」という作業が必要になります。この作業はわざわざメニューから選んでする必要はなく、プロファイルを実行すると調整がまだ実行されていないと自動的にこの調整のダイアログが表示されます。
メニューから選ぶには「
プロファイル」>「
拡張コマンド」>「
プロファイラの調整の実行」を選びます。
調整する Java プラットフォームを選択します。たいていの場合はここは IDE が使っている JDK 1つだと思いますが、「
ツール」>「
Java プラットフォーム」で複数のバージョンの JDK
を設定している場合にはそのプラットフォーム毎に調整が必要になります。
調整が完了すると以下のようなダイアログが表示されます。
3.
プロファイラの統合
ここでプロファイラを実行してみます。プロファイルを開始するには「
プロファイル」>
「
主プロジェクトをプロファイル」を選ぶか、
ツールバーのボタンをクリックしてください。
ここで以下のようなダイアログが表示されます。このプロジェクトの build.xml
にまだプロファイラのターゲットがないというメッセージです。ここで了解ボタンを押して build.xml を変更することを確認します。
もし今後プロファイルする必要がなくなった場合、プロファイラの部分を build.xml から削除したい場合には「
プロファイラ」>「
拡張コマンド」>「
プロファイラの統合を解除」を選択します。
4. プロファイルの実行
さてこれで準備が出来ました。次のようなダイアログが表示されるはずです。左側から「
監視」を選択して「
実行」ボタンを押します。
サンプル��プリケーションが起動し、「出力」ウィンドウには以下のような VM の状態が表示されます。左からヒープ、GC、スレッドの状態が表示されます。
5.スレッド
の監視
一度サンプルプログラムを終了し、2つ上のダイアログで「
スレッドの監視を有効化」
というチェックボックスを選択して再度実行してみましょう。以下のように時間軸でスレッドの状態を表示します。
個々のスレッドの詳細を見る場合にはそのスレッド上でダブルクリックします。