NetBeans を簡単に試したい、NetBeans のプラグインを正式に入れる前にちょこっと試してみたい、綺麗な環境でバグの再現性を確認したい、という時があると思うのですがこういう場合はインストーラではなく zip 版がおすすめです。またユーザーディレクトリをテスト用に切り替えておくのも便利です。GlassFish などのアプリケーションサーバーも普段使っているドメインではなくテスト用に新しくドメインを作ってもよいですよね。このようにできるだけ既存のシステム環境やユーザー環境を汚さず、ちょこっと確認用に環境を作ってみましょう。必要なくなったらディレクトリごと消してしまえばいいですね。
NetBeans 6.5 日本語版 zip をダウンロードして展開する
NetBeans の各リリースや開発ビルドではインストーラだけでなく zip 版を提供しています。これをダウンロードして適当な場所に展開します。NetBeans 6.5 の場合は
から
- netbeans-6.5-200811100001-ml.zip
をダウンロードして適当な場所に展開します。起動するには netbeans の bin フォルダにある実行ファイルを実行します。
必要ならば JDK を指定する
zip 版を使う場合にはシステムのデフォルトの JDK が使われます。もし別の JDK を使いたい場合は netbeans/etc/netbeans.conf の netbeans_jdkhome の行を次のように変更するか、
# Default location of JDK, can be overridden by using --jdkhome <dir>:
netbeans_jdkhome="/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Home"
コマンド行でオプションを指定します。
% netbeans/bin/netbeans --jdkhome <別のJDKディレクトリ>
ユーザーディレクトリを変更する
ユーザーディレクトリにはユーザーの設定が保存されます。このユーザーディレクトリも別のところを指定できます。netbeans/etc/netbeans.conf の netbeans_default_userdir の行を変更します。
netbeans_default_userdir="/tmp/testuserdir"
こちらもコマンド行から指定できますので sh や bat ファイルを使って書いておいてもよいですね。
% netbeans/bin/netbeans --userdir <別のユーザーディレクトリ>
ユーザーディレクトリを別のものに指定すると NetBeans を複数起動できます。翻訳の確認では一つを --locale en オプションを使って英語で起動しておくと比較が簡単です。
確認が済んでいらなくなったらこれらの netbeans/ やユーザーディレクトリを消してしまえばいいですね。
GlassFish の個人用ドメインを作る
zip には GlassFish などのアプリケーションサーバーは含まれていません。既にインストールしてあるアプリケーションサーバーを登録します。この場合もすでにあるドメインを登録するのではなく新しく個人ドメインを作ってみましょう。
「サービス」タブから「サーバー」ノードを選んで「サーバーを追加...」を選択します。既存の GlassFish のインストール場所を「プラットフォームの場所」に指定し、オプションには「個人用ドメインを作成」を選択します。

ウィザードの次の画面ではドメインフォルダを適当な場所に指定します。

これで新しいドメインが作成されサーバーノードに追加されます。これもいらなくなったら消してしまえばいいですよね。
参考
ユーザー FAQ の以下が参考になります。