木曜日 12 18, 2008

Solaris Cluster Express がリリースされました。

このリリースは、Solaris Nevada B101a に対応したものです。 全てはテストされてないと思いますが、前の 9/08 に比べて安定した ものになっていると思います。

新機能としてニュースにリストされているのは、以下の様なものですね。

  • fencing mechanisms have been enhanced with the introduction of optional fencing.
  • a new feature called zone clusters.
  • use of Loopback File Driver (lofi) device for global-devices name space as another option to the dedicated /globalesdevices slice.
注目はやはりゾーンクラスターでしょうか。Native zone じゃなくて、Cluster の branded zone なんです。あんまり知られてないので、Another branded zone って感じ :)。このクラスターゾーン上に、アプリケーションをクラスタリングしておけば、アプリケーションがリブートを要求しても、他のゾーンにあるアプリケーションに影響を与えません。ゾーンを利用して、多くのアプリケーションを小数のマシンから構成されるクラスターに統合出来ます。

3番目も嬉しい機能です。今までは /globaldevices 用にあらかじめパーティッションを用意しておかなければいけなかったのですが、 ループバックファイルシステムが使えるようになり、構成時に 作成出来るようになりました。

金曜日 9 26, 2008

There is announcemnet in blog for SCX 9/08, which runs on Solaris Express Community Edition(SXCE) B97.

As this blog described, there are new features in this release. I think the biggest one is clusterized zone. It enables HA with cluster branded zones. There are other new features that /globaldevices is now optional, which match the purpose of project colorado, new check function, and optional fencing mechanism.

Please download and enjoy it.

こちらのブログ で紹介されていますが、SCX 9/8 がリリースされました。Solaris Express Community Edition(SXCE) B97 で動作することになっています。

ブログにも書いてありますが、このリリースには、 新機能がいくつか入ってます。注目はやはり clusterized zone ですね。 cluster branded zone による、HA が組めます。他にも colorado プロジェクトの趣旨に合う 様に /globaldevices の使用せずにクラスターが組める様になっていたり、新しい check 機構が入っていたり、フェンシングを選択制にするなどの新しい機能が 入っています。

是非ダウンロードして試してみてください。

月曜日 9 22, 2008

先日、テスト中に PCK(SJIS) ロケールだけで起こる問題がを見つけ、調べていました。PCK ロケール上で、ある特定の文字を表示しようとする時だけ、うまく行かないとい うものでした。 私が使ったその文字は、'本' の字で、日本語の文字列でも、他のものだときちんと 動作するのに、この文字が入っていると、メッセージが英語で表示されてしまうとい うものでした。

原因は、'{' のアスキー文字を、C 言語プログラム中で直接検索していたからでした。

'本' の字はコードでいうと、以下の様になります。

#root@mamushi: echo 本 | od -t x1 -C
0000000  96  7b  0a
          本  **  \n
一方、'{' の字はどうかと言うと、
#root@mamushi: echo '{' | od -t x1 -C
0000000  7b  0a
           {  \n
           0000002
共に同じ 0x7b バイトを使って符号化されています。そのプログラムでは、 マルチバイト文字列を、1 バイトずつ処理するようにして、'{' 文字と比べていた のです。日本語に対する他の 2 つの符号化方式である、EUC と UTF-8 ロケールでは、 アスキー文字は そのまま使えるので、 問題が起こりませんでした。 PCK の符号化方式では第 1 バイトの値によって 第 2 バイトの解釈が変わり、 通常のアスキー文字に対する符号も他のマルチバイト 文字を表現するのに使われるので、プログラムの意図と違う結果になってしまいました。

ほとんどのコマンドラインプログラムの場合、文字の整形などがないので ワイドキャラクター表現ではなく、そのままのバイト列として扱ってもメッセージの 表示などはうまくいきますが、1 文字ずつの扱いをする際にはワイドキャラクターに 変換して全ての動作を書く必要がありますね。

金曜日 9 05, 2008

ha-clusters で話されていますが、プロジェクト Colorad というのが OpenSolaris の下で提案されています。 IPS を使った Cluster のリリースで、OpenSolaris 2008.05 などの OpenSolaris リリースに対応するものです。

Cluster 環境を組めるマシン構成というのは個人ではなかなか持てないので、 より簡単な環境で Cluster を組めるように、新しい機能を入れていく 計画の様です。 専用のインターコネクトがなくても組めたり、マルチホストの共有ディスクが 無くても良いように、定足数デバイス周りを変更したりする様ですね。 データを納めた共有ディスクに、クラスター構成から外れたマシンが書き込みを しないようにするフェンシング機能というのがありますが、こういった物が なくても動く様にするのでしょう。

詳しい情報は、Colorad プロジェクト から見られますので、是非覗いてみてください。

This blog copyright 2008 by kazuhiko