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持ち主・管理する人・使う人 - みんなちがってみんないい - その2(お金の場合)

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水曜日 3 25, 2009


こんにちは。

の続きです。
お金(預金)に関して考えてみます。
持ち主はであって、持ち主からの依頼を受けて実際にお金(預金)を管理しているのは銀行です。銀行で管理してある預金は、クレジットカード会社や、電気会社などの引き落としを行なう会社によって引き落としされます(使われます)。
このような形を取ることによって、それぞれに以下のようなメリットがあります。
  • 持ち主(私): 自分でお金を管理、保持しているのに比べて銀行に管理を任せることで、安心・安全に自分のお金を管理・保持してもらうことができます。(自分の家の金庫で管理していた時代に比べて安全でしょう。)
  • 管理する人 : 複数の持ち主(私)からお金を集めることや、複数の持ち主(私)や、使う人とのつながりを保つことで、ビジネスを行なうことができます。(お金を集めての投資・運用や、最近では、セブン銀行やイオン銀行のように、持ち主(私)とのつながりの密度を高めることで本業とのシナジー効果を狙うビジネスがあったり、ITなどで管理効率を上げることで手数料で利益を上げることも可能でしょう。)
  • 使う人 : 持ち主(私)から直接お金をもらうのではなく、管理する人(銀行)から引き落としが可能になることで、持ち主(私)の直接的なお金のやり取りをする必要がなくなるので、そこの部分のコスト削減が期待できます。(都度振込みや都度請求ではかなりコストがかかるでしょうし、不払いリスクも高まります。「つけ」での支払いが飲食店などではまだまだ多く使われているでしょうが、今のような景気状況では貸し倒れリスクが高くなるでしょうし、「つけ」を管理する手間も大きいでしょう。)

ここで大事なことがあります。
  • 持ち主(私)管理する人(銀行)使う人(ここではサービスや商品の提供者)自由に選ぶことができると言うことです。
    自由でオープンであることが大事です。購入するサービスや商品によって使える銀行 が制限されていたらとても不便でしょう。また、使う銀行によって購入できないサービスや商品があったら困ってしまいます。(現実としては、まだそのようなケースもありますが、お金に関して言えば、どこの銀行を使えって、引き落としには大抵の場合対応してもらえるでしょう。)
    自由に選ぶことができるには、自由に変更することができると言うことも含まれます。
    管理する人(銀行)使う人(ここではサービスや商品の提供者)に囲いこまれて離れられなくなってはいけません。ある銀行のサービスが悪かったら他の銀行に切り替えるとか、あるサービスより魅力的なサービスがあったら乗り換えるといったことができなくてはなりません。囲いこみが発生すると、競争原理が働きにくくなるので、結果としてサービスレベルが低下することになります。

自由に選ぶことができる」を実現するために大事なことが2つあります。
  1. 管理する対象のフォーマットや仕様が標準化・共通化されていること。
  2. 管理する人使う人の間のやり取りが標準化・共通化されていること。
お金の場合では、通貨単位により標準化がされています。どこであったも1円は1円です。
また、管理する人使う人のやり取りに関しては私は詳しくないのでよくわかりませんが、自動引き落としの際に記入する情報は大体同じなので、標準化されているといえると思います。

お金の場合は上記のように、管理するフレームワークがある程度完成されているといっていいと思います。
では、ID情報データ(例えば文書データ)の場合はどうでしょうか?
残念ながら現時点ではまだ管理するフレームワークがまだまだ不十分と言えるでしょう。考察していきます。

続きはまた次回

追記:続きを書きました。持ち主・管理する人・使う人 - みんなちがってみんないい - その3(ID情報の場合) : きみまさブログ - kimimasa's blog

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