SOA, ESB, EAI and OpenSource Technical Tips. Shingo Kusachi's Blog

火曜日 10 13, 2009

 Sun Java CAPS 6.0 update2 が Sun Java CAPS 6.2 として登場しました。(日本で正式な発表があるのはもう少し後になると思います。)
下記の情報は今後(もしくは、日本語版では)変わる可能性がありますので詳細情報は正式発表後のリリースノートを参照してください。

What's new in CAPS 6.2?

プラットフォームサポート:
  • 実行環境(Runtime)
    • GlassFish Enterprise Server 2.1 Patch 2 に対応
    • Windows 2008 のサポートを追加
    • Red Hat Enterprise Linux 5.3 のサポートを追加
    • IBM AIX 5.3 のサポートを追加
    • Open Solaris 2008.11 のサポートを追加
  • 開発環境(IDE)
    • IDEが NetBeans 6.5.1 にアップグレード
    • Windows 2008 のサポートを追加
    • Red Hat Enterprise Linux 5.3 のサポートを追加
  • Firefox 3.5.2 をサポート

JBI-based コンポーネント:
  • GlassFish ESB v2.1 に対応:
    • 新しい JBI Binding component を追加: Scheduler Binding Component - Provides scheduling capabilities for initiating JBI services and allows you to schedule triggers to launch other JBI components.
    • GlassFish クラスタリング構成をフルサポート
    • BPEL SE, File BC, FTP BC, HTTP BC, JMS BC and LDAP BCの各コンポーネントの機能を拡張、詳細はGlassFish ESB v2.1 release notesを参照

Repository-based (Classic CAPS) コンポーネント:
  • Certified SWIFTReady 2009; SWIFT 2009 messages included in SWIFT message libraries
  • HL7 JCA Adapter 追加
  • 外部JARをNetbeansの共通ディレクトリ(netbeans.user/userdir/lib)から使用出来るように改善
  • Alert Agent, Business Process Manager, Adapter for HTTP, Adapter for SAP BAPI, STCMS, XSD OTD Wizard,そして Sun Master Index の機能拡張
  • その他、多数のバグフィックス

Documentation, Release Notes

水曜日 6 03, 2009

 Java CAPS 5では、CAPSリポジトリからeDesigner(IDE)をダウンロードできたのでeDesignerが調子悪くなれば、CAPSリポジトリからダウンロードしてIDEをリビルドすることが出来ました。

 ですが、CAPS 6からはNetBeansベースとなりCAPSリポジトリからのIDEそのものをダウンロードが出来なくなりました。かといってCAPS全部をインストールし直すのも面倒くさいのでCAPS IDEの作成方法をご紹介しておきます。


NetBeans6.1のダウンロード

 NetBeansのダウンロードページから"Archive"を選択

 NetBeans Verstionは6.1を選択(NetBeans 6.5対応はCAPS 6.2からの予定)

Repository Base ProjectだけでJBIは必要なければJava SEで十分です。
アプリケーションサーバー(ロジカルホスト)も一緒にということであればALLを選択するといいでしょう。

NetBeans 6.1がダウンロードできたらインストールしてアップデートをします。


Java CAPS リポジトリアップデートセンターモジュールの入手

 NetBeansにインストールするCAPSリポジトリアップデートセンターを入手しておきます。
 CAPSのアップデートセンターのnbmファイルは、CAPSリポジトリをインストールしたマシンの以下のディレクトリにあります。
<caps_install_dir>/JavaCAPS6/repository/repository
com-stc-modules-repoupdatecenter.nbm

 nbmファイルをNetBeansのTools - PluginsからDownloadedタブからインストールします。

 CAPS アップデートセンターをインストールしたらPluginsのSettingsタブへ移動してCAPSリポジトリへの接続設定を行います。
接続先(CAPSリポジトリ)を自分の環境用に修正しておきます。



CAPSモジュールのインストール

 PluginsのAvailable PluginsタブからCAPSのモジュールを選択してインストールします。

選択する必要があるCAPSモジュールは以下のカテゴリになっています。
  • Composite Page Designer
  • Sun Adapters
  • Sun Business Process Manager
  • Sun Enterprise Service Bus
  • Libraries の oraclejdbclibrary


起動パラメータの変更

 必要に応じてboot optionも変更します。

 たとえば、Windows環境にリポジトリ、IDE、ロジカルホストをインストール済み(install_dir=C:\sun\JavaCAPS6\)でIDEだけ再構築したい場合は、以下のように設定して前環境を使用します。(同じロケーションにインストールした場合は、netbeans.confをバックアップして後から上書きした方がよいと思います。)
-J-Dcom.sun.aas.installRoot="C:\sun\JavaCAPS6\appserver\"
-J-Dnetbeans.derby.system.home=\"C:\sun\JavaCAPS6\.netbeans-derby\"


ウィンドウタイトルの変更

 このままだと、CAPSインストーラーでインストールしたNetBeansの様に"Java CAPS 利用可能"(enだとJava CAPS Enabled)が表示されないので設定をCAPSインストーラーでインストールしたNetBeansからコピーします。無い場合は、jarファイルの中を直接修正すれば変更可能です。
<caps_install_dir>/JavaCAPS6/netbeans/nb6.1/modules/locale/org-netbenas-core-window* を以下にコピーします。

<netbeans_install_dir>/netbeans-6.1/nb6.1/modules/locale

英語と日本語だけなら、以下の二つだけでよいと思います。
org-netbeans-core-windows_nb.jar
org-netbeans-core-windows_nb_ja.jar

Before

After



その他

 ダウンロードするときにSOAに"●"がついていないものを選択するとJBIモジュールの開発ができないので、必要に応じてPlugInからインストールしてください。もしくは、ALLを使ってください。

Recreating CAPS 6 repository enabled NetBeans installation
Installing: Installing Java CAPS Components Using the NetBeans IDE Update Center

火曜日 4 21, 2009

1999年にe*Gate 4.0が登場して10年が経ちました。
その間にアーキテクチャは大きく3回変わっています。それぞれのアーキテクチャは以下の通り。

SRE (Schema Runtime Environment)

e*Gate 4.x, eGate 5.0.x SREが対象になります。

 SREとは、Sun SeeBeyond ICAN SuiteにおいてJ2EEアーキテクチャが登場し、SREアーキテクチャと2アーキテクチャが存在するためにそれまでのe*Gate 4.xから続くアーキテクチャに付けられた呼称になります。(狭義のSREの定義)
対して、e*Gate 4.0からeGate 5.0.5 SREを全て含めてSREと呼ぶこともあります。(広義のSREの定義)最近ではこちらの意味で使われていることの方が多いように思います。

 このアーキテクチャの特徴としては、複数のコンポーネントをスキーマという単位で管理し、スキーマ毎にコントロールブローカーといわれるプロセスがランタイムのコンポーネントを制御するアーキテクチャになっています。
 トランスレートロジックの言語としてMONK(4.0~5.0.5 SRE)/Java(4.5.3~)が選択可能です。(他にC言語などで実装する事もできますが、実装例はほとんどありませんでした。)
MONK言語は、SeeBeyond社が開発したLispベースのスクリプト言語で今でも多くの稼働環境で動いています。メッセージの連携には、SeeBeyond IQとJMSが選択できます。

 J2EE版とシームレスに連携するためにはJMSを使用する必要があります。JMS自体は4.5から実装されましたがJMSブリッジを使用するためにはランタイムのバージョンを5.0以上にする必要があります。

バージョンアップに関しての制約

 たとえば、e*Gate 4.1.2(MONK)からeGate 5.0.5 SRE(MONK)へはスキーマの移行で簡単に移行*できます。

 しかし、MONKで実装しているコンポーネントをJavaにするためには、イベントタイプ定義(ETD)やコラボレーションルールを再作成する必要があります。コンフィグレーション(接続情報など)はある程度流用可能ですが、基本的には再設定が必要になります。
*:パラメータの差異など調整する必要はあります。

J2EE Repository Base

Sun SeeBeyond ICAN 5.0.x / Sun Java CAPS 5.1.x, 6.0

 Sun SeeBeyond ICANではSREアーキテクチャと呼び分ける為にJ2EE版と呼びます(呼びました)。
Sun Java CAPS 6ではJBIアーキテクチャと呼び分ける為にリポジトリベースとかClassic CAPSと呼んでいます。
 ICANからはJ2EE準拠のアーキテクチャになり、独自のアプリケーションサーバーで稼働させることができるようになりました。Sun Java CAPSからは、Sun Java Application server/GlassFishはもとよりWebSphereやweblogic上でも動作させることができるようになりました。トランスレートロジックとしては、Java(5.0.5~)とXSLT(5.0.x)が選択できましたが、Sun Java CAPS 6からXSLTでの実装は標準から外れているようです。

SREとは、JMSブリッジを使用してイベントを連携する事ができます。
JBIとは、JBIブリッジを使用してイベントを連携する事ができます。(CAPSのみ)

バージョンアップに関しての制約

 基本的には、プロジェクトのエクスポート・インポート*で同じアーキテクチャ間でのバージョンアップが可能です。しかし、コンフィグレーションパラメータの拡張や変更により再設定する必要があるアダプタ(eWay)もあります。 *:パラメータの差異など調整する必要はあります。

JBI(Java Business Integration)アーキテクチャ

 Sun Java CAPS 6.0 / GlassFish ESB / OpenESBのアーキテクチャです。
Sun Java CAPS 6.0に含まれるJBIの機能はGlassFish ESBと同等です。
JBIブリッジを使って、Sun Java CAPSのリポジトリベースアーキテクチャとデータ連携する事ができます。

 JBIへの移行等で旧環境と併存する場合や、EAIとしての機能はSun Java CAPSのリポジトリベースアーキテクチャで実装し、その上にSOA/BPMはJBIで実装する場合などにJBIブリッジを使用します。

参考:History of Java CAPS product lines[wikis.sun.com]

(間違いとかあればご指摘くださいませ。)

木曜日 4 02, 2009

Sun Java CAPSのリポジトリブラウザを紹介します。 (Sun Java CAPSのインストール方法はこちら[ナニエバ奮闘記]をご覧ください。)

リポジトリブラウザは、アプリケーションサーバーにデプロイするWebアプリケーションでCAPSリポジトリサーバーやNetbeansを起動しなくてもCAPSリポジトリを参照する事ができます。

対象バージョン5.1, 6.0
元ネタEric Lerognon's blog - Java CAPS Repository Browser


インストール方法

 このアプリケーションはローカルのリポジトリのファイルへ直接アクセスするので、リポジトリサーバーがインストールされているホストで稼働させる必要があります。ここでは、リポジトリとアプリケーションサーバーが同じホストにインストールされているものとして説明しています。
以下、ユーザーガイドからの引用。
    あらかじめバイナリ(.war or .zip)はダウンロードしておいてください。
  1. Application Server consoleへログイン
  2. デフォルトではhttp://localhost:4848 with default user = admin, password = adminadmin
    必要に応じて、ポートやユーザーID、パスワードは変更してください。
  3. 左側のツリーの"アプリケーション"から"WEBアプリケーション"と選択します。
  4. [配備]ボタンを押します。
  5. ダウンロードしておいた"JRT-Browser.war"をアップロードします。
  6. 重要: コンテキストルートを"JRT-Browser"から"Projects"に変更しておきます。
  7. これは、Projects(先頭大文字、後は小文字)に固定する必要があります。
  8. [保存]ボタンを押します。

デフォルトではリポジトリロケーションとしてC:\JavaCAPS6\repository\repository\data\objectsを参照するようになっていますので、インストール場所が違う場合(もしくは、Windowsでは無い場合など)は、上記アプリケーションをデプロイしているドメインのconfigディレクトリ(デフォルト C:\JavaCAPS6\appserver\domains\domain1\config\)にjrt.propertiesを作成して下記のエントリを作成してリポジトリロケーションを指定します。
base=C:\\JavaCAPS6\\repository\\repository\\data\\objects


使ってみる

http://localhost:8080/Projects/にアクセスします。
初期画面でリポジトリユーザーを入力したら以下のような画面が表示されます。


プロジェクトやコンポーネントがリスト表示され、JavaコラボレーションやJavaコラボレーションの変更履歴、そしてOTDなどの定義をテキストベースで閲覧する事ができます。


Java CAPS Repository Browser

注意:なお、このツールは自己の責任においてご使用くださいませ。

木曜日 3 19, 2009

Project FujiのMilestone4が出ていたので入れてみました。

初期画面

メニューが少し増えました。
上段のメニューは左から、新規作成、開く、保存、プロパティNew!、配備・実行です。

パレット

パレットはこんな感じになってアイコンが綺麗になりました。
Milestone3からの変更点としては以下のような感じです。

  • Schedulerが追加に
  • フロー制御機能はEIPとして別カテゴリに
  • FileやDBのアダプタはIN/OUT両方用意してありましたがひとつに統一


そして、jRubyのコードエディタですがコードを入力するフィールドが大きくなりません。。。

表示している解像度によるかも知れませんが、自分の環境では4行表示されるみたいです。

あと、アニメーションがかなりよくなりました。

結線するときに、ジョイントできる箇所が光りながら大きくなります。



その他、保存や読み込みの時のフェードイン・フェードアウトとかいろいろCoolになってます。