2007年 5月 11日 金曜日
[JavaOne 2007 Report (3)] 5/8(火) Day-1
少し更新が遅れてます--;
初日に張り切りすぎて体調を少し崩し(風邪ひきましたorz)、ここ2日程夜は安静モードに。。
ホテルの部屋が寒かったせいか、Tシャツ一枚で寝てたせいか、はたまた日頃の行いが
悪いせいか。。今日からリカバリします。
閑話休題。
JavaOne 初日は朝イチで Sun Microsystems, Inc による General Session が行われました。
会場は想像を遥かに上回る超大入り--; 開始前には DJ によるパフォーマンスもあり
朝っぱらから半ば強制的に気分も高揚。
# 超大入り
# DJ
こちらの内容については既に色々なメディアで報道されていると思いますが、
当日は
などが発表されました。
やはり JavaFX は、発表された瞬間のインパクトが凄かったです。JavaFX Script の
メイン開発者である Chris Oliver のブログで F3(Form Follows Function) という名前の
スクリプト言語が以前から紹介されていて、今回のJavaOne でもスケジュールにあった
ので注目していたのですが、まさかこれほど大々的なものとは。。
# ちなみに初日の発表後の Chris Oliver のブログのアクセス数がものすごいです。。
# 一夜にして有名人ですね。
Flex という強力なライバルはありますが、「スクリプト」「RIA」というまさに今が旬の
時流に乗った発表だと思います。
# 「興奮冷めやらない会場」の図
# 「デモは見た目が大事です」の図
General Session の後はいくつかセッションを聴いたのですが、 先に午後に行われた Sun Microsystems, Inc. の
Technical General Session の感想などを。
トピックとしては、
がありました。どれも興味深いのですが、NASA World Wind のデモはかなり Cool でした。
# Cool !!
嬉しい事に、 サイトに行くと Java 用のSDK がダウンロードできます。ちょっといじってみると面白い
と思います(10日にアクセスした時には May 11 にはダウンロードできるようになるよ と
書いてありました)。確か、NetBeans 用のコンポーネントも提供されているという話
でしたので楽しみです。
# JavaFX !
さて、JavaOne 期間中は朝から晩まで興味深いセッション/BOFがぎっしりなのですが、
この日は「何が何でも SunSPOT !」ということで、SunSPOTづくし。
ちなみに、Sun SPOT とは Small Programmable Object Technology のことで、
* Sun Labs の研究プロジェクト
* 無線センサーネットワークアプリケーション用のプラットフォーム
* 複数の SunSPOTによる無線メッシュ形ネットワークが構築可能
* 各種センサーボード(温度センサー、加速度センサー、光センサーなど)を装着可能
* Squawk Virtual Machine(Java VM) 搭載、Java ME CLDC 1.1 対応
などの特徴があります。
# これです
以下、セッション/BOFの感想など。
o TS-1780: 「Sun SPOTs in Action: 3D, Virtual Reality and Gaming」
SunSPOTを取り付けたP5 Data Glove というゲーム用のグローブを使って3D仮想空間上の
物体を操作するといったデモをしていました。Java3D や JOGL の説明もありました。
PCモニタ上の物体とリアルな動作が連動するようなデモは見ていて面白いです。
# Cool !
o TS-1519: 「All About Java Technology Based Robotics」
MAX という Javaベースの Robotics Engine が紹介されていました。
Robotics のプラットフォームとして Java を使うメリットに、
などを挙げていました。また、セッション中に、MAXを使った小規模から大規模までの色々なロボットの
例やサンプルコードを見れたのが面白かったです。ただ、SunSPOTを使った例はあまりなく
あくまで 「Java を使った」というところがメインでした。
ちなみに紹介していたロボットのイメージのいくつかは Perrone Robotics 社のサイト(スピーカーがCEOの会社です)
で見ることができます。
o BOF-1692: 「Introducing the Sun SPOT and Sun SPOT Community: Java on Wireless Sensor Networks」
"Sun SPOTs at work" ということで Project Black Box を紹介していました。
全体としては 「Sun SPOT とは何?」という内容で(タイトルからして当然ですが)特に目新しいことは
話していなかったのですが、複数台の Sun SPOT を通信させたり LEDを光らせたりするデモはそこそこ
楽しめました。
o BOF-1891: 「SPOTBot: Turning a Sun SPOT Into a Rugged and Affordable Mobile Robot」
SPOTBot の紹介でした。コレです。商標の関係から正式には TrackBot だそうです。
デモでは、コレが実際にぐるぐる回ったりしたのですが、
SunSPOT の使用例の一つとしてとても分かり易いし、見ていて楽しめますね。
# ちなみに TrackBot は JavaOne のパビリオンの一角で販売してました。。
o TS-3160: 「Desktop Java Technology - Where We Are, Where We're Going」
トピックとしては
でした。色々話していたのですが、一番興味深かったのが JRE の話です。
現状の問題点として
を挙げていて、それに対する解決策は
そして、まもなく Consumer JRE Release としてこれらのアップデートを含んだJREがリリースされる
予定とのこと。
o TS-1548: 「Search Inside the Music - Using Signal Processing, Machine Learning, and 3D Visualizations to Discovey New Music」
このセッションはかなり期待していましたが、それに違わずとても面白かったです。
内容はSITM の紹介とデモでした。SITMは一言で言えば音楽検索技術なのですが、従来のタグ付け
による分類などと違って曲から抽出された Pitch(音の高さ)、Timbre(音色)、Rhythm(リズム)といった
特徴から分類することで「似た曲の判定」ができるようになるとのこと。
応用として音楽ダウンロードサイトにおける「Music Recommendation」を挙げていました。
しかもこのSITM、技術自体も面白いのですが、何と言ってもデモがクール!検索結果を
3D 空間上に表示するのです。
# ??
。。。これは忘れてください。以下のサイトにすばらしいスナップショットが掲載されています。
- Search Inside The Music Overview
あと、デモでは実際に検索結果の音楽を流したりもしたのですが、似ているようで微妙に違う
音楽が連続して流れると、結構笑えます。 まぁ、精度はまだまだ、という気もしました。。
Posted at 08:34午後 5 11, 2007 by Shuichi Machida in NetBeans | 投稿されたコメント[0]