x64通信

256GBメモリを搭載可能なSun Fire X4600 M2

火曜日 5 29, 2007

Sun Fire X4600 M2サーバは、8個のAMD Opteron 8000シリーズ、デュアルコアなので16 CPUコアを4U (RU) の筐体に搭載できるラックマウント型のサーバです。サン以外の会社から出ている4Uサイズのサーバを見ると、搭載可能なCPU数は4個 (8 CPUコア) ですから、同じスペースに実に2倍の演算資源を実装できるわけです。

Sun Fire X4600 M2 (初代のSun Fire X4600もそうですが) では、AMD Opteronが1個と4つのDIMMスロットを1枚のカード上の基盤に実装したCPU/メモリ・モジュールと呼んでいる単位で演算資源の追加、交換を行います。このカードが最大8枚入るわけですね。AMD Opteronは、CPU上にメモリ・コントローラを内蔵していて、CPU間が高速なインターコネクト (AMD OpteronではHyperTransportリンク) で接続されているいわゆるccNUMA (Cache Coherent Non Uniform Memory Access) です。どのCPUコアから見てもメモリ領域は一つのフラットな空間に見えます。

これまで提供していたものはモジュールあたりDIMMスロットが4つなので、システム全体では最大32枚 (4 DIMM x 8枚) ですから、1枚4GBのDIMMを使って128GB (4GB x 32枚) が搭載可能な最大容量でした。

さて、ここからが今日の本題。

このたびAMD Opteronが1個は変わらないのですが、8つのDIMMスロットを備えたCPU/メモリ・モジュールを発表しました。つまりメモリ容量がさらに倍、最大で256GB (4GB DIMM x 64) になります。256GB…1/4TBです。

最大容量が大きくなっただけでなく、他にもメリットがあります。4GB DIMMは2GB DIMMと比較すると容量は2倍ですが、現時点においては価格面で2倍以上の開きがあります。したがって4GB DIMMを使うにはコスト的な負担が大きくならざるを得ません。しかし、この8 DIMMスロットを備えたCPU/メモリ・モジュールを使うことで、128GBを実装したい場合、安価な2GB DIMMを使って実現できるようになりました。

そんな新しいCPU/メモリ・モジュールに対応した一連のマニュアルもリリースされましたので、お知らせまで。

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