JavaOne初日のMobility General Sessionで発表して、今日プレスリリースしたのに、どこのメディアにもあまり取り上げて頂いていないようなので、ちょっとさびしい気もしますが、自分で書きます。:-) DoCoMoさんと一緒に、次世代の携帯プラットフォームを開発させて頂くことになりました。DoJaを最初に始めたのが、1999年の暮れでしたので、もうかれこれ6年くらいたちます。あの頃から考えると携帯電話の技術的な進化は、かなりのもので、そろそろ次のステップに一歩踏み出す時期に来たようです。当初想定された携帯のハードとは、また異なる環境で開発をするので、かなりの進化を期待してもらえそうです。このプロジェクト名である * Project(スタープロジェクトと呼びます)の名前の由来は、あの最初にJavaを動作させた *7(スターセブン)から名前が付けられています。(*7 自体は、電話のプッシュ番号です。)初心に立ち返り、さらに技術の進化をさせる上で、ちょうどいいプロジェクト名かと思います。この間、このブログにも書きましたが、キーノートの夏野さんのコメントを良く聞くと、この進化を両社でやっていく旨の内容にお気付きになるでしょう。残念だったのは、Mobility General Session は、それほど広い部屋ではなかったので、遅れて来た人たちは、入れなかったと聞いてます。ですので、このブログでも今後、* Project について、フォローしていきたいと考えています。まずは、サンの
プレスリリースを読んで下さい。たぶん、もっと知りたいこともあるでしょう。(あまり、書いてないですから・・・)今日は、もう夜なので、次回にEpisode 2として書きたいと思います。お楽しみに。
JavaOneでも説明されていますが、Java MEの今後の展開について説明します。現在の携帯電話には、ほとんどの場合、CLDC1.1+MIDP2.0をベースとしたJTWI(Java Technology for Wireless Industry)が採用されています。次のステップとしては、MSA(JSR-248)をターゲットにしており、これは CLDC+MIDPに、多くのJSRで定義されたMobile向けのAPIが搭載されます。その次のフェーズとしては、ベースプラットフォームが、CDCベースとなり、セキュリティモデルやJNIのサポートもされる予定です。今回のJavaOneでは、Sneak Previewとして多くのプロトタイプで、CDCベースの端末や、マルチタスクをサポートした端末がデモされています。MSAの主な目的としては、端末間のフラグメンテーションを少なくする事、プラットフォームのトランジションをCLDCからCDCへスムースに行う事、スタンダードベースのコンテンツの互換性の高い端末を増やす事になります。JSR-248では、JTWIの他に、SIP/Bluetooth/SVG/3D/Payment/USIM Access/Web Service/Content Handler/PIM/GPSなどがサポートされます。MSAのもう一つであるJSR-249では、JSR-248への互換性保証、端末プラットフォームをモニター可能な管理方式、拡張性が主なサポート対象の分野です。また、JavaOneでSneak PreviewされたMIDP3.0の機能ですが、待ち受けアプリのサポート、MIDlet間通信、リッチなグラフィックス、Shared Library(Liblet)、セキュアなRMSアクセスなどが考えられています。また、システムレベルでの制御のみ可能とするMIDletもサポートされる可能性があります。また Java Card についてですが、次のコードネーム(Napa)では、非接触型ICカードのサポート、暗号標準化などが主なアップデート対象となり、今までターゲットとしていた接触型ICカードだけではなく、非接触ICカードの分野も視野に入れていくことになります。情報家電での目新しい分野としては、Blu-rayでの採用が決まり、CDCベースの家電製品が、そろそろ発売されていきそうです。Blu-rayの採用は、おそらくDVD再生するプレイヤーの市場にも影響があるでしょう。自宅でDVDを見るためのBlu-rayだけではなく、最近のPCには、DVDの再生機能が標準で付いていますので、今後のプレイヤー市場にも注目です。