渡辺 順のweblog ブログnabejun

火曜日 3 11, 2008

本職はEnterpriseの営業なのですが、社内副業でCommunity Projectに従事しております。その名前が示すとおり、Sunが提供する/しないオープンソース・ソフトウェア、テクノロジや、ネットワークサービスを取り巻くコミュニティを活性化させるための支援がミッションです。詳しくはこちら。

ちょうど先週の土曜日に WBS様に弊社が取り上げていただきまして、それは集合知を活用するビジネスの特集でしたが、Sunがなぜオープンにこだわるのか?コミュニティを支援するのか?それはコミュニティこそがイノベーションの源泉であるとSunは信じているからなのですが、一度自分の整理のために、掘り下げて考えてみたいと思います。

イノベーションの歴史

イノベーションとはWikiによれば、「新しい技術の発明だけではなく、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革」とあります。つまり、新しい価値を創造するための人・モノ・カネ・アイデアなどなどといったところでしょうか。企業におけるイノベーションといえば、自社内で研究・開発・製造を行い、マーケティング戦略を立案するといった機能だと考えは及びます。
さて、イノベーションに関する有名な著作 チェスブロウ,ヘンリー著 『OPEN INNOVATION』 によれば、このあたりの動向が1980年代後半より変わってきていると指摘されています。
先に言及したイノベーション:自社内のリソースで生み出す仕組みをクローズ・イノベーションと捉えるならば、それがオープン・イノベーションとして拡がっていったということです。

オープン・イノベーションとは、いままで自社内で一連して完結していた研究・開発・製造などといったプロセスが、自社外のプロセスと連携することで機能することを指します。例えば、ある企業で生まれたアイデア、それ自体は製造して販売するまでビジネスとしては成り立たなかったわけですが、そのアイデアを他社に販売する。視点を変えると、もう一方の企業は、他社で生まれたアイデアをもとに開発や製造を行うといったビジネスモデルが成立する、ということです。前述の『OPEN INNOVATION』では、90年代初頭のXerox社などを引き合いに、そこでは数々の研究成果・ビジネスアイデアが社外を飛び出して成功した具体例を紹介されています。
つまり、オープン・イノベーションによって、事業形態・ビジネスモデルなどなどの流動化が進んだということが言えます。

それでは、なぜオープン・イノベーションが成り立ったのか、チェスブロウ,ヘンリー氏によれば、以下を理由とされています。
・研究開発に必要な知識、またはそれに携わる優秀な人材が、特定の大企業から大学やベンチャー企業などに拡がっていった。
・ベンチャーキャピタルが登場したことで、その流れが加速度的に拡大した。
・大企業で活かしきれないアイデア自身が外部に流出することとなった
つまりは、ヒト(今までは大企業にいた優秀な人材)・モノ(高度な知識、ビジネスアイデア)・カネ(ベンチャーキャピタル)が、一極集中から民主的に拡がっていたことと理解すると、すっきりするでしょうか。
ちょっと本題から離れつつありますが、本日のところはこの辺りで。続きます。
投稿されたコメント:

http://blogs.sun.com/nabejun/resource/signature.png
はなんですかー :)
「きみまさ」でも作ってくださいー (笑)

Posted by kimimasa on 3月月 12日, 2008年 at 06:57 午後 JST #

こちらで作成できますよ!
http://www.mylivesignature.com/

Posted by nabejun on 3月月 13日, 2008年 at 05:42 午後 JST #

コメント
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