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現在Sun VDI 3.0 EA2が公開中です。このリリースは従来のVDIと大きく異なっています。一言でいうとかなりシンプルになりました。構築する側も管理する側も利用する側もとにかく簡単に仮想デスクトップ環境を扱えるのが特徴でしょう。従来はSun RayやVMware含めて様々なコンポーネントをインテグレートする必要があったのですが、そのためのインターフェイス等かなり減らしてまとまった感じです。

一言で言えば、Sun VDIは、いわゆる仮想デスクトップブローカーになります。概要機能は以下のとおりです。

  • VMware Infrastructure 3またはSun xVM VirtualBox サポート(混在可)
  • Sun Ray clients だけでなく一般的なRDPクライアント(PCなど)サポート
  • Active Directory 統合
  • VirtualBox使用時は、
    • Open Storageの利用による瞬時のクローニングとディスク使用量の作成
    • Windows XPだけでなく, OpenSolaris and Ubuntu仮想デスクトップサポート

仮想デスクトップブローカー(=Sun Ray+Sun Ray Windows Connector + Virtual Desktop Connector)

このSun VDI3.0はSun VDIのサーバーがシングルインターフェイスとしてユーザーにSun RayでもPCデバイスからでも仮想デスクトップを提供します。インストールも一回のコマンド実行とリブート後の一回の設定で済みます。このVDIのサーバーには従来のSun RayのサーバーやWindowsコネクタなどのコンポーネントなどが実際は含まれるのですが、従来のようなSun Rayの設定は不要です。これはかなり仮想デスクトップサーバーアプライアンスに近いと考えられるのではないでしょうか。

デスクトッププロバイダー(VI3 or xVM VirtualBox)

この中心となるSun VDIのサーバーだけでは実は仮想デスクトップは提供できません。デスクトッププロバイダーと呼ばれるものに接続します。現時点で接続可能なデスクトッププロバイダーは従来どおりVMware Infrastructure 3(インターフェイス的にはVirtual Center)と、今回新しくxVM VirtualBoxサーバーです。VI3への接続は従来は1つのVCだけの接続でしたが複数VCへの接続が可能になりスケーラビリティが強化されました。VirtualBoxによるデスクトッププロバイダはこのソリューションを一風変わったものにしています。

xVM VirtualBoxによる仮想デスクトップの提供(異なるユーザーエクスペリエンスとディスク管理)

VirutalBoxはご存じのようにいろいろなパソコンにインストールして複数OSを同居して立ち上げることができるType2ハイパーバイザーです。パソコンだけでなく、x86/64サーバーにインストールして利用することも可能です。主にデスクトップワークロードをターゲットとしており、現時点は仮想マシンにて複数CPU(SMP)の利用はできません。ただし仮想デスクトップをサービスする場合はこれでも問題ないことが多いでしょう。

さらにVirtualBoxにはvRDPと呼ばれるビルトインのRDPサーバー機能があります。この機能を使うと仮想デスクトップが起動画面から見ることができます。さらにLinux/OpenSolaris仮想デスクトップにもこの機能を利用して通常RDPクライアントから接続することができます。またVirtualBox利用時は仮想ディスクイメージはOpenStorageにiSCSI/ZFSで接続が必須になります。そしてZFSを利用した瞬時のクローニング(リンクドクローン)などを利用することができます。

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