Takayuki Okazaki's Weblog
ブログ: 岡崎 - Okazaki's blog
20080512 2008年 5月 12日 月曜日
OpenSolaris 2008.05をParallels on Macに入れてみた
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
JavaOneでリリースが発表されたOpenSolaris 2008.05ですが、VirtualBoxやVMware上にインストールされた例はすでにたくさんあるので、手元にあるParallels for Macに入れてみました。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
UbuntuのようにLiveCDでブートします(おそらく、しばらくはOpenSolarisの説明をするとき「Ubuntuのように」がよく利用されるようになるでしょう)。ロゴがかっこいいですね〜。背景も、NetBeans壁紙みたいに幻想的な感じです。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
ブートすると最初にキーボードのタイプを聞いてきます。贅沢を言えばもう少しここはグラフィカルになってほしいですね。UbuntuだとグラフィカルUIがあって、しかもタイピングを試せます。とりあえず手元のキーボードはUSキーボードなのでそのまま続行します。一般的な日本語キーボードを使われている方は18番ですね。17番と紛らわしいですが、17番はSunのType 6キーボードのことです。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
次はデスクトップで使用する言語です。これもUbuntuだとGUIで選べて、しかも現地語で表示されます。次回以降のリリースに期待ですね。今回は日本語を使いたいので7を選択します。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
この二つの選択をすると、あとはX11が起動し、グラフィカルインタフェースで作業ができます。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
左側にアイコンがいくつか並んでいて、OpenSolarisをインストールするというのがあるので、これをクリックしてインストールを始めます。ここはSolaris 10を手元のLaptop PCやデスクトップPCにインストールされたことのある方であれば、劇的な違いを感じられるところだと思います。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
ようこそ。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
使用するディスクのパーティションを決めます。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
次にタイムゾーンを設定します。地図から選べるのでずいぶん楽ですね。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
次に使用するロケールを設定します。ここはコマンドラインで聞いてきたやつを再利用してほしいところですね(どちらかというと、コマンドラインで聞いてくれるのがなくなればそれでいいですが)。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
次は管理者(root)のパスワードと、一般ユーザアカウントの作成です。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
最後に設定の確認です。問題なければインストールを始めましょう。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
このようなプログレスバーがでてインストールが進みます。すいません、途中で目を離したのでどれぐらいで終わったかわかりませんでした・・・。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
完了したらリブートします。
OpenSolaris 2008.05 on Parallels on Mac OS X
リブートしたらログイン画面が出ます。はい、無事にインストールできました。昔と比べてこういうのって、全然手こずらなくなりましたよね。いいことなんですが少し寂しい気も・・。


20080327 2008年 3月 27日 木曜日
春の MySQL 祭り 2008
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
Dolphin of Akaroa, NZ
来月のはじめ、4/9(水)に「春の MySQL 祭り 2008」というイベントをウェスティンホテル東京で開催するそうです。参加は無料ですが、事前登録制となっていますので締め切りまでにご応募ください。
MySQLは、Sunと統合がどうなっていくのか、という意味でももちろん興味がありますが前々からオープンソースなデータベースはかなり興味がありました。データベースはコモディティ化しないそうですから、コモディティー化しない分野でのオープンソースの活躍は興味津々。
最近、ずっとイルカの写真が手元に無いかさがしているんですが、今回はずいぶん昔の写真を見つけました。2000年2月の、まだSunに入る前、どころか、学生の頃でSunの就職試験を受ける前の頃の写真です。場所はニュージーランドのアカロアだと思います。


20070904 2007年 9月 04日 火曜日
Solaris 8/07がダウンロード可能に
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
いつも情報が早い気になるもの: Solaris 10 8/07 が download 可能になりました。によれば、Solaris 8/07 (いわゆるアップデート4)がダウンロード可能になったようです。
Solaris 8/07 download available
そして早速Solaris 8/07 x64版をVMware Fusionにのせてみたところです。(VMware FusionはCore 2 Duoだと64ビット版が使えるのがいいですね。)
Solaris 8/07 (64bit) on VMware Fusion on Mac OS X
ブートローダ。
Solaris 8/07 (64bit) on VMware Fusion on Mac OS X
64bitで起動。
Solaris 8/07 (64bit) on VMware Fusion on Mac OS X
ブラウザとメーラはそれぞれFirefoxとThunderbirdが標準になっています。


20070808 2007年 8月 08日 水曜日
UltraSPARC T2が発表されました
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
&otNiagara 2
日本時間の本日(8/8) 午前2時頃からのWebcastでSunの新しいプロセッサAppleによる新iMacなどの発表などとも重なって購読しているブログの話題はほぼiMacとUltraSPARC T2で埋め尽くされました。
UltraSPARC T2
またUltraSPARC T2はOpenSPARC T2としてオープンソース化され、すでにマニュアルなども公開されています。スレッド数がUltraSPARC T1の倍(8スレッド/コア x 8コア = 64スレッド)、浮動小数点計算も各コアごとに(UltraSPARC T1は1つの演算機を8コアで共有)、暗号化処理、10Gbネットワークインタフェース、PCI Expressなどなど。
数年前まではどのCPUが一番早いのか?というような話題もとても興味があって、Intel, AMD, IBM PowerPC, hp PA-RISC, Sun UltraSPARCなどいろいろ調べていたものですが、最近は正直なところパフォーマンスとかあんまり気にならなくなっていましたが、今回のUltraSPARC T2がマニア心をくすぐるのはやはり暗号化プロセッサや10Gbネットワーク、PCI Expressなどが統合されたSystem on a Chipだということです。UltraSPARC T2が載ったサーバがどんな風になるのかわくわくします。


20070807 2007年 8月 07日 火曜日
UltraSPARC T2のWebキャスト
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
UltraSPARC T2 Webcast
米国時間8月7日10時(Pacific Time)、日本時間で言うと8月8日の午前2時頃からUltraSPARC T2に関するWebキャストをするそうです。もうこの予告ページだけでカッチョイイです。ドキドキします。ちなみにWebキャストを聞くにはRealPlayer 10が必要なので今のうちにインストールしておきましょう。Solaris(x86/SPARC)用のRealPlayer 10もあります。


20070705 2007年 7月 05日 木曜日
先月の会津大学 Solarisインストールフェスタ, その1 写真で振り返る
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
先月末に会津大学で行われましたSolarisインストールフェスタのレポートです。今回はOpenSolarisエバンジェリストグループだけではなく、Javaエバンジェリストグループからも参加ということで、予告しておりました通り「気になる真夏の Java トレンド 3 つのレシピ」というタイトルでJavaセミナーも金曜、土曜と2回にわたって実施させていただきました。
R0016379
初めて東北新幹線に乗りました。
R0016381
会津のマスコット「あかべえ」
R0016408
インストールフェスタ1日目は残念ながら雨でした。
R0016412
学内には往年の名機が展示されています。
R0016417
学内のあちこちには案内が表示されています。
R0016427
こちらがJavaセミナーとSolaris Install festaが行われていた会場です。
R0016443
こちらは学食。活気がありますね。
R0016450
カレーを食べました。
R0016505
学内施設を案内していただいたのですが、Sunのマシンがずらり!壮観です。
R0016556
こちらはサーバルーム。
R0016565
芝生が広々としかれており、ライトアップもきれいでした。
R0016610
二日目(6/30土)はうってかわっての晴天です。
R0016631
こちらはJavaセミナー終了後の粗品争奪戦です。クリスタルDuke大人気。
R0016650
こちらはSolaris Install festaの様子。岡崎も後ろの方でSolaris Express Developer EditionをParallels on MacBook Proにインストールしてみましたが問題なくインストールできました。
R0016710
こちらは駅近くのパソコンショップ。こちらにもインストールフェスタの案内が掲げられていました。


20070622 2007年 6月 22日 金曜日
OpenSolaris インストールフェスタを会津大で開催
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
来週末ですが、会津大学にてOpenSolarisインストールフェスタが行われます。もうslashdot.jpにも出ていますね。 今回はSolaris/OpenSolarisだけではなく、Javaネタも少しあって、岡崎と片貝さんも参加させていただき、Javaのセッションを持たせていただく予定になっております。タイトルはそろそろ夏ということで、夏らしい感じにしてみました。
20070629_aizu


20070302 2007年 3月 02日 金曜日
Java ES 5リリース
English Translation: (Yahoo!) / (Google)

待ちに待ったJava Enterprise System Release 5が満を持してリリースとなり、ダウンロードして使えるようになりました。Java Enterprise SystemはSunのミドルウエア群を組み合わせてパッケージ化し、その構成するコンポーネント間での互換性や相互運用性をしっかりと検証した組み合わせとして提供されるものです。

ちなみに、Sun Java Enterprise Systemという名前は長過ぎるので、Java ES(ジャバイーエス)と略します。よくJES(ジェス)と略される場合がありますが、これはNGなのでご注意を (同様に、Java EEをJEEと略すのもNGなのだそうです)

さて、今回のリリースからバージョン番号がJava ES 2005Q4のようなリリース時期を示していたものから、Java ES R5というようにリリース番号で表現されるようになり、リリース時期の表記ではなくなりました。個人的には2005Q4とかはプレゼンとかに書くには長いし、リリース時期なんてだいたい覚えていないので今回の変更はうれしい変更です。
(それに、往々にしてリリース予定時期と実際のリリース日は変わりますからね・・・ ;-P )

Java ES R5で個人的に注目しているところは次のようなところでしょうか。

特に最後のモニタリングフレームワークなんかはJava ESに入っているコンポーネントそれぞれをきちんとモニタリングできるようにプロファイルが設定されていたりと、ちょっとおもしろいので、また別の機会に詳しくご紹介しようと思います。


OpenSolaris日本ポータル
English Translation: (Yahoo!) / (Google)

ブログのネタとしてはちょっとタイミングを逃しましたが、先週OpenSolarisの日本ポータルが出来上がったそうです。

OpenSolaris Project 日本ポータル

FAQをはじめ、OpenSolaris 開発者向けリファレンス・ガイドなんかも日本語のものが用意されていますから、OpenSolarisって何なの〜〜??っていう方から、バリバリ開発してみよう〜!なんて方はぜひともチェックしてみてください。



20070124 2007年 1月 24日 水曜日
Sun Java System Web Server 7リリース!
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
すでに寺田さんがすでに書かれていますが、Sun Java System Web Server 7がリリースとなったようです。Web Server 6.0がリリースされたのが確か2001年春ごろですから実に約6年ぶりのメジャーアップグレードとなります。
Web Server 7の詳細についてはすでにベータ版のころから寺田さんが詳しく書かれているのでそちらを参照していただくとして、個人的に気になっているWeb Server 7の新機能を挙げると次のようなものがあります。

クラスタリングのサポート

Web Server 6.xには管理を統一するための仕組みとして「クラスタ」というキーワードの機能がありましたが、Web Server 7.0で新たに搭載されたのはサービスをスケーラブルに配置できるようなクラスタリング機能です。これはWeb Server 7.0の管理コンソールから簡単に設定でき、負荷に応じて簡単にマシンを追加することができます。やり方については寺田さんのエントリを参照してください:
Webサーバにこのような機能がついていてうれしいことはたとえば、SSL証明書の管理です。通常、Webサーバはほとんどの場合ステートレスなサービスを提供しているのでこのようなクラスタリング機能がなくても、それほど苦労しなかったのですが、SSL証明書をそれぞれのサーバに設定するのは手間でした。しかしWeb Server 7.0では管理コンソールからクラスタに対してSSL証明書を設定すれば、クラスタ配下のWebサーバ・インスタンスに自動的にSSL証明書が設定されるようになっています。
また、このクラスタリング機能にはJ2EE 1.4準拠のEJBを使わないWebアプリケーションをセッション・レプリケーション(あるマシンがダウンした場合でも、セッション情報を他のマシンに引き継げる)機能が搭載されていて、Seasarを使っていたり、Springframeworkを使っているなどEJBが必要なくJ2EE 1.4レベルのコードサポートでよい場合には最適なデプロイ環境といえます。
もちろん、Webサーバなので従来どおりCGIやPHPアプリケーションをデプロイしたり、Ruby on Railsのデプロイも可能です。

DoS攻撃やDDoS攻撃に対する耐性

Web Server 7.0ではDoS攻撃(サービス不能攻撃)やDDoS攻撃(分散サービス不能攻撃)のような攻撃に対する防御の仕組みが用意されています。DoS攻撃の場合、ある一定のIPアドレスから集中して大量のアクセスが到来しますが、Web Server 7.0はこれを検出してそのIPアドレスからの接続を一定以上受け付けないように設定することができます。また、DDoS攻撃の場合、様々なIPアドレスから大量のアクセスが到来しますが、その場合もたとえば特定のURLに対するアクセスを抑制するなど様々な設定を行うことができます。

ECC(楕円曲線暗号)のサポート

楕円曲線暗号は、公開鍵暗号方式の一つです。現在SSL通信の際には大雑把に言って、(1) 証明書の確認、(2) 共通鍵暗号の鍵を、公開鍵暗号で交換、(3) 共通鍵暗号で通信、という手順をとっています。この際使われている公開鍵暗号方式というのが現在の主流はRSAという暗号です。今回新たにサポートされたECCはこの (2)の共通鍵暗号の鍵を安全に渡すための非対称暗号として使います。
RSAは暗号の性質として「準指数関数時間」のアルゴリズムであるということがわかっているそうです。一方、このECCは「指数関数時間」のアルゴリズムなのだそうです。お叱りを覚悟で簡単に表現すると、ECCの方がより難しい問題なので、量が少なくても計算が大変。というイメージです。
量が少ない、ということは、正しい鍵の組み合わせを知っているクライアントとサーバには負荷が少なくなるということで、携帯やPDAなどのような小型端末への負担がより小さくなります。もちろん、このECCを利用するにはブラウザ側もECCによる通信をサポートしていなくてはならないのですが、最新のInternet ExplorerやFirefoxでは標準でサポートしているそうです。


以上のように個人的な注目ポイントを書きましたが、さすがに6年越しのメジャーアップグレードだけあって、おもしろい機能はまだまだあります。もっと知りたいという方は、実際に使ってみるのが一番良いでしょうから下記のアドレスからダウンロードしてご利用ください。 (無償で利用できますし、サポート契約が不要であれば商用環境でも無償でお使いいただけます)



20061231 2006年 12月 31日 日曜日
今月のイベントを振り返る: NSUG Solaris 10 Night Seminar
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
続いて振り返るイベントは12/21(木)のJavaナイトセミナーと連続して次の日に行われた12/22(金)のNSUG Solaris 10 ナイトセミナー (Vol.7) 〜ついに BrandZ がきましたよっ!〜です。こちらもビール片手にリラックスした雰囲気でのセミナーで、Solaris Nevada ビルド49以降に追加されている新機能であるBrandZについての紹介でした。
個人的にはNevadaもちょくちょく触ってはみているんですが、やはりこういうきちんとしたセミナーに出ると理解度が変わりますね。特にインストールするところとかは、自分でいろいろドキュメント読んで・・・というのは結構骨が折れるというか、興味本位程度で触ろうと思っているときには挫折しがちですが、今回のセミナーのようにBrandZによるSolaris Nevada上のZoneをLinux環境にする、という手順をステップ・バイ・ステップで紹介していただけると触ってみようかな〜と思う気持ちがどんどん高まってきます。(でも今年はもう残り少ないので実際に触るのは来年にしようかな・・)。

ではこれで今年最後のブログ・エントリとさせていただきます。来年もよろしくお願いいたします。


20061212 2006年 12月 12日 火曜日
Solaris 10 11/06 on Parallels と Secure by Default
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
Solaris 10の最新アップデート版である、Solaris 10 11/06がリリースされたようですね。早速、Mac OS X上で動作する仮想マシン環境であるParallelsを使ってインストールしてみました。

今回のアップデートからは「Secure by Default」というプロジェクトの成果として、リモートからのアクセスに関して標準的に安全な設定となるようなインストールが選べるようになりました。
Secure by Default in Solaris 10 11/06
Solaris Expressで手に入るNevadaでは文字通りSecure by Defaultで、有無を言わさずこの設定になるのですが、Solaris 10では今まで使っていた方の互換性を配慮してインストール時に選べるようになっています。
Secure by Defaultなのに、デフォルトで選択されているのが「はい」(Secure by Defaultではない)で、Secureではない側なのはデフォルトと呼べるの?なんて疑問もわきますが、よく説明を読めば、ここで、よくわからない方は「いいえ」(Secure by Defaultが有効)を選択する方を推奨していますから、そういう意味ではSecure by Defaultはデフォルトなのかも知れません。

Solaris 10 11/06 on Parallels on Mac OS X 10.4.8
こちらがインストール完了の様子です。これだけではSolaris 10 11/06の新機能がよくわかりませんが、また追ってご報告します。



20061029 2006年 10月 29日 日曜日
日本OpenSolarisユーザグループ メーリングリスト
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
OpenSolaris

Jimさんが紹介されていますが、OpenSolarisにおけるユーザグループの一つとして、Japan OpenSolaris User Groupが出来上がったそうです。

こちらのユーザグループ メーリングリストは日本向けですから、メーリングリストへの投稿は当然日本語でOkです。話題も特に限定されていませんので、初心者の方から、バリバリの上級者の方まで情報交換に利用いただけます。

このユーザグループのメーリングリスト購読の方法は、ug-jposug-subscribe@opensolaris.orgに空メールを出して、後ほど送られてくる確認メールにそのまま返信することで購読が完了します。



20061013 2006年 10月 13日 金曜日
Solaris Express build 49 on Parallels RC2 on Mac OS X 10.4.8
English Translation: (Yahoo!) / (Google)

しばらくチェックしていない間にSolaris Express for Community Releaseはbuild 49というところまで出ていました。今回は久しぶりにParallels for Macを使って試してみることにしました。
さて、インストールについてですが最近のNevadaビルドではインストーラでCD/DVDが認識しない、という問題があってインストールが進まない、という問題があるそうなのですが、それは起動時のGRUBで次のようなオプションを指定してやれば良いようです。

Edit boot parameter for CD-ROM drive of Parallels

atapi-cd-dma-enabled=0
インストーラの起動時にはすでに-B以降にオプションが指定されているのでカンマ(,)区切りで付け加えてブートします。インストールが完了したら、/boot/grub/menu.lst のメニューに上記のオプションを設定すればOkです。

さて、かわったと感じるところでいえばXsunでもマウスが動くようになったとか、SBD(Secure by Default)によってデフォルトで最小限のサービスしか提供しないような設定になっていたりというあたりでしょうか。もちろん、他にもたくさんかわっているのですがもはや追いかけきれていません・・・。

他に見た目でかわったところではブラウザとメーラがMozillaからFirefox/Thunderbirdにかわったことと、Look and Feelが新しくなっているところでしょうか。

Firefox on Nevada 49 on Parallels on Mac OS X

スクロールバーとか、タイトルバーのあたりのデザインと、スタートメニューがJavaロゴだけになっているとか、テーマが全体的にSunカラーになっているとかいろいろ変わっていますね。



20061009 2006年 10月 09日 月曜日
パフォーマンスチューニングと渋滞学
English Translation: (Yahoo!) / (Google)

先日、車好きの友人につれられてその業界では有名らしいあるチューンファクトリーへお邪魔してきました。残念ながら、車のことに全く詳しくないので詳しくはわかりませんが、そのチューンファクトリーはドラッグレースと呼ばれるような競技で、勝つ、ためのチューニングを施すようなチューン(もちろん、それ以外のチューニングもしているそうですが)をしているそうです。
そこでチューニングに関するいろいろな話をしてくださったのですが、多くは理解できなかったものの、ITシステムに於けるチューニングとの奇妙な共通点を感じました。例えば、車の性能と言えば、安直に考えればすぐエンジンの性能、と考えますが、氏によればマフラーの性能はあなどれない、マフラーは重要だ、とのことでした。これはCPUにおいて最近はクロックよりも、それ以外の要因(例えばCMT化やバス性能の向上)によることもやはりパフォーマンス向上には不可欠である、ということと奇妙な一致を感じました。

さて、アプリケーションサーバやWebサーバにおけるチューニングを考えた場合はパフォーマンス(=レスポンスタイムの短縮)の向上、もさることながらスループット(=時間あたりの処理数)の向上も重要なチューニングポイントです。そういったチューニングの手法は様々な書籍やWeb上の文献がありますが、個人的に有効性を感じているのは渋滞学、という考え方です。
ちなみに、ちょうど大学時代にお世話になった西成先生が最近、その名も「渋滞学」という本を出され、あらためて渋滞学について勉強してみました。
スループットを向上させる、ということは見方を変えればいかにリクエストを渋滞させないか、ということであってこの渋滞学の考え方はパフォーマンスチューニングにおける基本的な考え方の一つになると思います。
たとえば、渋滞学では基本図と呼ばれる図を用います(参照: 渋滞した道路で割り込みながら進むほうが速いか、そうでないか(3))が、アプリケーションサーバ等のパフォーマンスチューニングガイドでも同様のグラフを用いてスループットの計測および最適化をするようにと記述されています。

並列度とスループットの関係

たとえばこの図はSun Java System Application ServerのDeployment Planning Guideに紹介されているもので、渋滞学での基本図と同じ性質の物です。実際、今まで個人的に関わったパフォーマンスチューニングやベンチマークではこういった図を使って、渋滞学的な解釈をすることで原因を特定したり、最適であるかどうかを判定する、というようなことを行ってきました。
もちろん、渋滞学の専門家というわけではないので、それだけをもとに決定的な判断基準にしている訳ではないので、それ以外の幾つかの統計情報との比較をしながら検討していますが、渋滞学、というある意味ベースの考え方を持っていることによって、直感的にこれはおかしい、とかこれは良さそうということがわかるようになってきました。



過去の記事
« 5月 2008
    
1
3
6
7
8
9
10
11
13
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
       
今日
Click me to subscribe このブログを購読(RSS)
検索

このブログ著者について
ソフトウエア・インフラストラクチャー・ソリューション本部のソリューション・アーキテクト。 本業はSOAソリューションならびにSun Java CAPSによるソリューションのプリセールスをお手伝いするエンジニアですが、それとは別に Javaエバンジェリストグループに 参加してセミナーに行ったり、趣味のプログラミング・ネタをこの ブログで紹介したりしています。
リンク
 

Today's Page Hits: 2108