2005年 5月 30日 月曜日 |
Project COLONYって知ってますか? English Translation: (Yahoo!) / (Google) 少し前の話ですがProject COLONY Helps Brighten the Forecast for the Prediction Businessという記事が出ていました。
Project COLONYとはSun Labsで研究・開発されているハイパフォーマンスなシミュレーション向けのコンピュータシステムです。なんと、COLONYには最大57,344基のCPUが搭載でき(14枚のCPUボード、1CPUボードに64基のASIC、1つのASICに64 CPUとかけ算すると57,344!)、今まで2年かかっていた計算が8時間で済んでしまうというとてつもない計算力があります。
このようなとてつもない計算力は将来、私たちの仕事のスタイルを大きく変えていくような予感がします。例えば、パフォーマンスチューニングのような仕事はこういったシミュレーターで出来てしまうかもしれませんし、以前ご紹介したJava pathfinderのように実行パスの組み合わせを網羅してチェックするようなデバッグ方法も主流になっていくかもしれません。
また、この記事でも大きく取り上げられている通りセル・オートマトン(Cellular Automata)のような研究が進むことでもっと高度なプログラムのアルゴリズム、たとえば自己修復可能なプログラムのようなデザインパターンが生まれるかもしれません。
一方で、そのような研究が進んだり高度な計算能力が一般かすることで、Bill JoyがWhy the future doesn't need usで指摘しているような懸念も現実化してきそうな気がしますね。
JBI(Java Business Integration) Technology Reviewが出ました English Translation: (Yahoo!) / (Google) JBI(Java Business Integration)のTechnology Reviewがつい先日リリースされました。
Early Accessがダウンロードできるようになっています。
このEarly AccessのバイナリはJSR 208 version 0.75をベースに作成されたものです。
インストールをするためにはWindows 2000/XPまたはSolaris 8/9 on SPARC(x86版が無いのが残念)で、事前にSun Java System Application Server 8.1をインストールしておく必要があります。 インストールマニュアルなどはJavaTM Business Integration Technology Previewのページにまとめられています。Quick Startでは 簡単なデモの使い方が紹介されています。 余談ですが一度試してみようと、NetBeans 4.1配下のSun Java System Application Server 8.1にJBIを入れたところ、うまく動かず 結局Sun Java System Application Serverをインストールしてやっと動きました。途中で何かを間違えたのかもしれませんが、 JBI EA自身がSun Java System Application Server 8.1そのものを 前提としているのでインストール時に聞かれる設定はデフォルトはApplication Server単品でインストールしたものになっていて、 一番トラブルが少ないかもしれません。 面倒くさがりの方のために、デモを実行する際に必要なantを実行するコマンドをはっておきます。なお、Windows版で、JBI・Application Serverとも デフォルトインストールした場合のものです。管理者パスワードのみ設定されたものに読み替えてください。 > cd C:\Sun\AppServer\bin > asant -f c:\Sun\jbi\examples\Demo\demo.ant -Das.install.dir=c:\Sun\AppServer -Das.domain=domain1 -Das.admin.user=admin -Das.admin.password=管理者パスワード -Das.http.port=8080 -Das.admin.port=4848 -Das.jmx.port=8686 -Djbi.install.dir=c:\Sun\jbi install > asant -f c:\Sun\jbi\examples\Demo\demo.ant -Das.install.dir=c:\Sun\AppServer -Das.domain=domain1 -Das.admin.user=admin -Das.admin.password=管理者パスワード -Das.http.port=8080 -Das.admin.port=4848 -Das.jmx.port=8686 -Djbi.install.dir=c:\Sun\jbi runデモシナリオ: 小規模な会計事務所(SAF)が給与支払い業務を行うために、大規模な会計事務所(LAF)に対して 給与支払いの元情報を送付するのですが、その際に2つの事務所が使用しているデータの形式が違っていました。 LAFにデータを送付する前にSAFはLAFが使用している書式にデータを変換して送付するというようなものです。 非常にシンプルなデモなので、JBIの基本的な動作を確認するにはわかりやすいと思います。 JBIは非常にホットな技術ですので皆様もぜひお試しください。 東西どんべえの食べ比べ English Translation: (Yahoo!) / (Google) 西日本と東日本でどんべえの味が違うという話はかなり有名ですが、
かなり前から実際に食べ比べてみようと思いつつも、いざ関西に
いったときにはすっかり忘れていてなかなか実現しませんでした。
今回京都に行ったときにふと思い出し、やっと食べ比べが実現しました。
さて実際の違いですがバーコードが違うのはもちろんですが、次のように
西日本版は(W)、東日本版は(E)という表示があります。
そして中をあけると、ダシの袋の色が違います(左: 西日本, 右: 東日本)。
実際に作ってみると、西日本版の方がやや薄い感じがわかります。 東日本版の方が濃い感じです(左: 西日本, 右: 東日本)。
食べ比べてみると、確かに東日本版はやや塩辛く感じるのに対し 西日本の方はダシの味がメインです。製造元の商品紹介 によれば、違いは東日本版は鰹としょうゆのダシであるのに対し、西日本は鰹のみのダシで 作られているようです。(うどんは鰹+しょうゆ(東)、昆布(西)とダシもだいぶ違うようです) 今日のツール: Java Pathfinder English Translation: (Yahoo!) / (Google) NetBeansのページにJava Pathfinderの構築&実行方法(英語)というのが
掲載されていました。
Java PathfinderはNASAのエンジニアが開発し、sourceforge.net上で開発されているツールで、 バイトコードを解析することでデッドロックを検出したり、キャッチされていない例外(NullPointerExceptionやAssertionErrorなど)を検出する ようなツールです。このツールのメリットはバイトコードを実行せずにデッドロックや未キャッチの例外を検出ことができるため、実行時の環境や 実行のタイミングの差による再現のしにくさを克服しているところでしょう。 Java Pathfinderの構築&実行方法(英語)にあるとおりの方法で設定をすると NetBeansでも簡単に使用することができるようになります。 実行結果のイメージ Java Pathfinderはバイトコードの実行パターンを網羅的に調べようとするためものすごいCPU時間を消費します。経験的な推測や、 判定する状態数の削減によってかなりの高速化がなされているようですがドキュメントによればせいぜい1万行のプログラムが限界と されています。また、ネイティブメソッドを使用している場合やjava.awt、java.netやjava.ioパッケージを使用している場合には うまく動作しないようなので実際のプロジェクトに使うにはまだまだこれからの発展を見守る必要があるかもしれません。 将来CPU速度がもっと高速になっていったり、マルチコア化されたCPUが安価に手に入るようになればこのようなツールは主流に なっていくかもしれませんね。 |
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