Takayuki Okazaki's Weblog
ブログ: 岡崎 - Okazaki's blog
20080526 2008年 5月 26日 月曜日
OpenOffice.orgのODFDOM v0.6.1を試す
English Translation: (Yahoo!) / (Google)
自分のブログでどういった話題が人気なのかを調べてみたところ、今月はダントツでMac OS X版のOpenOffice.org 3.0ベータを試すという3月に書いた記事でした。この頃のビルドがいくつだったかは覚えていませんが、5月7日にはベータテストが開始されたこともあって一気に注目が高まったのかもしれません。さて、個人的にはこの辺りのネタも気になるところですが、個人的には5月8日のブログOUT NOW!! - The first public version of ODFDOM.. (GullFOSS)が断然気になっていました。このODFDOMはOpenDocument Formatの文書を扱うためのJava APIです。OpenOffice.orgがなくとも単体で動作するのが魅力的です。早速ダウンロードして試そうと思ったら、Java 5 implementationと書いてあるのに、中身を見たら思いっきりJava SE 6でコンパイルされていて読み込めないし、ソースをダウンロードしてJDK 5.0でコンパイルしようとおもったらJava SE 6のAPI使っててコンパイルできないし・・・。おいおい・・・。ということで、Java SE 6が使えない自宅PCではあきらめて、別の環境で。
OpenOffice.org and ODFDOM with JRuby
まずはテストデータを作っておきます。一番いじりたそうなスプレッドシートのドキュメントを作って、適当にいくつかデータを入れておきます。
OpenOffice.org and ODFDOM with JRuby
次にこの手のドキュメントもRubyから扱えたら素敵なので、jirbからインタラクティブに試します。CLASSPATHにはこのodfdom-v0_6_1.jarと、xercesImpl.jarを別途ダウンロードして入れておきましょう。
include Java
import org.openoffice.odf.doc.OdfDocument
d = OdfDocument.load('./test.odf')
c = d.get_content
という感じでインタラクティブにうちこむとその結果が取得できます。はい、結果は見るからにDOMですね。このOdfDocumentで読み込んで、getContentで得られるDOMをXPath等で取り出したりして、いじっていけばコンテンツをいろいろいじることができます。OdfDocumentクラスを通してDOMをファイルに保存することもできますし、画像ファイルの追加なんかもできます。まだバージョンもv0.6.1と早熟な感じなのでしょうがないところですが、ドキュメント自体をもう少しODFに特化した形のJavaクラスを用意しておいてほしいところですね。
まだほとんどDOMをそのまま生で触っているのと感覚が同じです。とはいえ、ようやくODFを扱うためのまともなAPIが出てき始めているのはとても楽しみです。今後の発展に期待しましょう。


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このブログ著者について
ソフトウエア・インフラストラクチャー・ソリューション本部のソリューション・アーキテクトでした(2008年8月退職)。 本業はSOAソリューションならびにSun Java CAPSによるソリューションのプリセールスをお手伝いするエンジニア、とJavaエバンジェリストグループに参加してセミナーに行ったり、趣味のプログラミング・ネタをこのブログで紹介したりしていました。現在は、ふらふらとwatermint.orgで活動中〜。
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