What's Translation@Sun

« 活字中毒 | メイン | 直訳の方がまだいいのでは »

20070703 2007年 7月 03日 火曜日

any と all

間違いやすい翻訳について。any が「すべて」と訳されることがあります。


Any of the devices are available for that purpose.
All of the devices are available for that purpose.
すべてのデバイスが、その目的に使用できます。

厳密に訳すと any は「どのデバイスでも、〜使用できます」です。単純に「すべて」なのではなくて、「どれでもいいです」という部分が強調されています。まぁ、この場合、「すべて」でも間違いではありません。

しかし、これだと間違いになります。


The protected resource can be anything hosted on a protected server.

保護されるリソースは、保護されるサーバーでホストされているリソースのすべてがあてはまります。

「保護されるリソース = ホストされているすべてのリソース」では、ありません。can be があるので、ストレートじゃないんですが、「すべて」ではなく、「どれでも」という意味を強調しないといけません。つまり「保護されるリソース = ホストされているリソースのどれか」となるべきです。

上の文は、こんなふうにリライトしました。


保護されているサーバー上でホストされているものであれば何でも、保護されるリソースになり得ます。

any は「すべて」と訳さない方が無難です。「どれか」「どの ... でも」のように、all とは違う意味を訳出することをお勧めします。

Posted by reiko ( 7月 03日 2007年, 11:26:02 午前 JST ) Permalink 投稿されたコメント [1]

Trackback URL: http://blogs.sun.com/reiko/entry/any_%E3%81%A8_all
投稿されたコメント:

英語力が無いのとこの文章がどういう状況を説明したものか
よく解りませんが、

「保護されたサーバー上のホストであれば、リソースは保護されます。」

と言う意味ですか?

多分、英語的には保護されたサーバー上にホストは複数ありうるので「anything hosted」 っていう文で表現されるのではと
理解しました。

Posted by Masato Shimomura on 10月月 06日, 2007年 at 12:15 午前 JST #

コメント

名前
メール
URL

投稿されたコメント

HTML文法 不許可