FDISKパーティションのサイズ変更
Solaris on x86のインストールにはFDISK基本パーティション(プライマリパーティション)の空き領域が必要です。拡張パーティションや論理ドライブではありません。論理パーティションのLinuxやFreeBSD領域を削除しても、基本パーティションに空きがないとSolarisをインストールできません。これは、Solaris 10に限らず、Solaris 9以前でもSolaris 11でも同じ条件です。
パーティションのサイズ変更や管理には下記の方法があります。一部は
Install Festa in秋葉原でも紹介しました。
- 本体付属のリカバリツール
ハードディスクでのリカバリツールや、リカバリ用CD/DVDで工場出荷状態に戻す時に、Cドライブのサイズを自由に変更できるものがあります。
- パーティション管理ツール
- 商用ソフト: Norton PartitionMagic、Partition Commander
など
- フリー: QTparted
CD起動型LinuxのKNOPPIXやSystemRescueCDにも含まれています。断片化している場合は、あらかじめWindowsで最適化(デフラグ)しておかないとうまくできないようです。下記はKNOPPIXの例です。
- KNOPPIX CD-ROM を起動する
- コンソール (端末エミュレータ) を開く
- su で root ユーザになる (パスワード不要)
- qtparted と入力して起動する
- デバイス欄から hda や sda などの HDD をクリックする(hdc は CD-ROM ドライブ)
- 右側の一覧から、サイズを変更したいパーティションを選ぶ
- 操作→サイズ変更(または⇔型のアイコン)を選ぶ
- 新しいサイズを入力(または上部バーのサイズを変更)する
- ファイル→確定する(または FD型のアイコン)を選ぶ
- 「全ての変更を確定します。注意,全てのデータは消えます!」というメッセージが出ますが、覚悟を決めてYesを押す。ちなみに英語では "Warning, you can lost data!" です。
- 進捗が表示され、「作業は成功して完了しました」が出れば ok。
- 再起動し、確認のため Windows を起動する。chkdsk が実行され、再起動を求められるので、さらに再起動して、Windows の起動を確認。
Install Festa会場にはKNOPPIX 3.8.2しか用意していなかったため、KNOPPIXが起動しないマシンに対しては、古いKNOPPIXやSystemRescueCDを試せばよかったかもしれません。
- Windows「ディスクの管理」
意外と知らない人もいるのですが、Windowsは標準でパーティションの管理ができます。サイズの変更まではできませんが、拡張パーティションや論理ドライブの追加と削除ができます。「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」(XPカテゴリ表示の場合)→「管理ツール」→「コンピュータの管理」→「ディスクの管理」です。古いWindowsではFDISKコマンドです。Linux上のツールでパーティションを削除したつもりでも、Solarisでは空き領域がない、と判断されてしまうケースもありました。その場合はこのツールでしっかりと削除できているか確認してみて下さい。
Solaris 10では、構成にもよりますがFDISK基本パーティションが5 GBから10 GB程度必要です。必ずバックアップをとってからご利用下さい。