金曜日 11 02, 2007
金曜日 11 02, 2007
Solaris Express, Community Edition(SXCE)ビルド75aにXen(Solaris xVM)が統合されたので、Sun Fire X2200 M2を借りてDom0(ホスト)にNevada 75a、DomU(ゲスト)にWindowsを入れて試してみました。
Nevadaビルド75aではxm(1M)、virt-install(1M)コマンドなどで管理できます。各コマンドのmanページはありますが、まだ公式ドキュメントがないので、OpenSolarisのXenプロジェクトが参考になります。今後virt-managerというGUI管理ツールが追加される予定です。
必要なもの
実際に試した手順は次の通りです。
まず、Dom0(ホスト)を起動
GRUBで新たにメニューに追加された「Solaris xVM」を選択します。
Solaris Express Community Edition snv_75a X86 Solaris xVM Solaris failsafe起動後、unameコマンドを確認したところ、プラットフォーム名がi86pcの代わりにi86xpvと表示されています。
# uname -a SunOS solaris 5.11 snv_75 i86pc i386 i86xpv
VNC のパスワードとアクセス制限を設定
# svccfg -s xend setprop config/vncpasswd = astring: \"root\" # svccfg -s xend setprop config/vnc-listen = astring: \"0.0.0.0\" # svcadm restart xendここではパスワードをrootに設定しています。
virt-install でインストール
virt-install がファイルを作成してくれるので、事前にファイルを用意する必要はありません。
# virt-install -n win2003 --hvm -r 256 --vnc \ -f /export/windows/win2003-disk.img -s 16 \ -c /export/windows/win2003-cd1.iso-n win2003はゲストOSの識別名(自由に付けてOK)、--hvmはHVMの指定、-r 256は割り当てるメモリ容量(MB)、--vncはVNC経由で表示、-f ファイル名はHDDイメージ、-s 16はHDDイメージサイズ(GB)、-c ファイル名はCDROMイメージです。
VNCのクライアントを起動
プロンプトが表示されたらVNCパスワードを入力します。
# vncviewer :0 &Windowsのセットアップ(青い画面)が開始します。途中、ライセンス同意でF8を入力すると"VNC Menu"がポップアップされますが、"Dismiss Menu"で閉じます。インストール関連ファイルがコピーされると、ゲストが自動的にshutdownされて、VNCのクライアントが終了します。
構成ファイル(win2003.hvm)を用意する
本当はこのままセットアップを継続したいのですが、Windows 2003 HVMでVNCマウスポインタがずれてしまうバグがあるので、回避策のusb=1,usbdevice="tablet"を追加するために構成ファイルを使用します。
name = "win2003"
memory = 256
disk = [ 'file:/export/windows/win2003-disk.img,hda:disk,w',
'file:/export/windows/win2003-cd1.iso,hdc:cdrom,r' ]
builder='hvm'
kernel = "/usr/lib/xen/boot/hvmloader"
device_model = '/usr/lib/xen/bin/qemu-dm'
vif = [ 'type=ioemu' ]
boot='c'
sdl=1
monitor=1
vnc=1
usb=1
usbdevice="tablet"
ゲスト構成を作り直す
いったんWindowsゲスト構成を削除してから、作成した構成ファイルで再度ゲストを作成します。
# xm delete win2003 # xm new win2003.hvm # xm start win2003 # vncviewer :0 &
Windows にログインする
Windowsのインストールが完了して再起動するとVNCクライアントが終了するので、またvncviewerを起動します。
# vncviewer :0 &ログインプロンプトを表示するためにCtrl-Alt-Delを入力しなくてはいけませんが、そのまま入力するとSolarisのプロセスマネージャが起動してしまうので、vncviewr上でF8キーを押すとメニューが表示されるので、"Send Ctrl-Alt-Del"を選びます。
ctrl-alt-2 (XVMXen) eject hdc (XVMXen) change hdc /export/windows/win2003-cd2.iso ctrl-alt-1うまくいかないことがあるようで、ejectとchangeを何回かトライしてもダメなら、構成ファイルのCDROMファイル名を変更して、xm delete→xm newで再構成して下さい。