Osamu Sayama's Weblog

月曜日 2 02, 2009

Sun VDI Software 3 Early Access 2

Sun VDI Software 3 Early Access 2 がリリースされたというのが目に入ったので使ってみました。このへんからとってこれます。ドキュメントはいまのとこ wiki 参照になっていてこの Introduction のとこを読めばだいたい何か新しい機能かわかります。個人的にうれしいのは VirtualBox が VM layer で使えるようになったので、わざわざ ESX を設定しなくてよいのと、そのへんで使っている Solaris を ZFS で VM のファイルシステムとして iscsi 経由で使えるということです。また、インストールもある程度まとめてインストールしてくれるので非常にシンプルで、意外とあっさり終わりました。以下にざっと手順を書いておきます。必要なマシンは VDI をインストールする sol10 u6  x86 マシンとそのへんにある ZFS 使える OpenSolaris (GA 版では OpenSolaris 2008.11 が必須です) の2台です。あと ldap server のアクセスが必要です。

1. Virtualization Layer

VirtualBox + ZFS で構成する場合は Sun xVM Virtualization のほうだけインストールします。ZFS stroage サーバはのとこは iscsi のパッケージが入っていればあとは ssh でのアクセス設定だけで終わりですし、あとは VirtualBox インストールしたことあれば1つ Template image を作るだけなので特に問題ないかと思います。

2.Virtual Desktop Access Layer

これは SunRay server と SGD のインストールですが、SunRay server は次の VDI core のほうでいっしょにインストールされるので、SGD のみインストールします。

3. Session Management Layer

VDI 本体のインストールですが、./vda-install でインストールして reboot 後に /opt/SUNWvda/sbin/vda-config で 0 の Evalaution 選ぶだけです。SMF のとこはチェックなのでざっと流してしまって次の Connecting SGD to the VDI Core の ttatsc の入れ替え、tarantella コマンド実行で object 作成して終わりです。

4. Managing Desktops

最後は Web GUI で http://<vdi host>:1800/ にアクセスして設定していけばよいです。1つメモリの少ないマシンとかは(4Gとか)、作成する VM を少なめにしないとすぐにメモリ不足になるかもしれません。cloning が始まると template の image のコピーが zfs の cloning で行われます。ユーザの作成が終わると、後は SunRay, SGD または rdp clientで vdi host にアクセスすることで自分の desktop にアクセスできます。

# zfs list
NAME                                                    USED  AVAIL  REFER  MOUNTPOINT
vditest                                                4.32G  49.3G    18K  /vditest
vditest/1826704d-cd55-4a3e-81dc-9452a8c0ce69               0  49.3G  4.31G  -
vditest/1826704d-cd55-4a3e-81dc-9452a8c0ce69@version1      0      -  4.31G  -
vditest/918d1529-3dc7-4e45-a206-57593b3687d7               0  49.3G  4.31G  -
vditest/918d1529-3dc7-4e45-a206-57593b3687d7@version1      0      -  4.31G  -
vditest/ae450af9-87ff-469d-815f-988ea87fb6bd           4.31G  49.3G  4.31G  -
vditest/ae450af9-87ff-469d-815f-988ea87fb6bd@version1      0      -  4.31G  -
vditest/df51457e-7ef7-4cc8-a9d1-6f6456c0a435               0  49.3G  4.31G  -
vditest/df51457e-7ef7-4cc8-a9d1-6f6456c0a435@version1      0      -  4.31G  -
vditest/fb63ae4a-2888-43d9-a14d-ea2134cd0fb7               0  49.3G  4.31G  -
vditest/fb63ae4a-2888-43d9-a14d-ea2134cd0fb7@version1      0      -  4.31G  -

nevada b107

OpenSolaris よりに先に次のビルドがリリースされるのでつい使ってしまう nevadaですが、b107になって日本語関連のバグがあるので OpenSolaris も b107 base になると影響するのでちょっと書いておきます。

1. ja_JP.UTF-8 locale に setlocale できずに C locale にフォールバックしてしまう。これは 6799381 というので登録されていて(ロケール関連のビルド方法を変更したことによる影響)、とりあえず回避方法は以下で対応できます。

# cd /usr/lib/locale/ja_JP.UTF-8
# ln -s ../common/methods_unicode.so.3 .
# cd amd64
# ln -s ../../common/amd64/methods_unicode.so.3 .

2.  日本語キーボードのレイアウトが認識されない。これはちょっと登録されているかわかりませんが、Xorg を version 1.5 にしたときによる影響で kbd の layout 情報からとる機能が動かなくなってしまってます。とりあえず Xorg を kill したあと、env HOME=/ /usr/X11/bin/Xorg -configure で/xorg.conf.new を /etc/X11/xorg.conf にコピーして、xorg.conf の  InputDevice で明示しておけばよいです (sun_type7_jp_usb は一般的な jp106 でも OK)。

 Section "InputDevice"
        Identifier  "Keyboard0"
        Driver      "keyboard"
        Option "XkbRules"  "xorg"
        Option "XkbModel" "sun_type7_jp_usb"
        Option "XkbLayout" "jp"
EndSection

3. 中国語のフォントが日本語環境で使われてしまう。これは 6799389 で登録されていて中国語のフォントの Zen Hei フォントというのが入ってきてこれが影響してしまってます。これがインストールされている場合は、SUNWttf-wqy-zenhei-root を pkgrm して /etc/fonts から削除すればよいかと思います。

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