さて今回は (も?) 長文、駄文でいきます。
Sun Analyst Summit (SAS) 2006 の Videocast や、Presentation が公開されてます。時間がある時にさらっと見てみたんですが、なんだかすっかり様変わりしちゃっていて、弊社もいよいよ本気になってきたんだなぁ、って感じます。もちろん基本的には今までの延長線上にあるのですが;
もう、ビジョンやら戦略やら全てが Web 2.0 しちゃってます。
これは 3 万人もの従業員を抱える規模の会社にとって大きな賭け (Big Bets) なわけで、非常に大胆な戦略です。今までは
ジョナサンや
ジョニー L が言っていて、会社の戦略の一つであるけど、どこまでやるかは未知数だったし、ビジョンと実ビジネスの乖離があったりして疑わしい部分もあったのですが、今回の SAS のプレゼンテーションを見て、かなり一貫してきたというかスッキリしてきましたね。もう、弊社ってば、この世界 (Web 2.0 と言っていいのかわかりませんが) にどっぷりなんですね。。。
We Drive Participation (参加を促して)、On the Network (それがネットワーク全てに広がって需要を喚起して)、To Drive Revenue (その結果相乗的に売上が増える)という信念の下;
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全ての製品の Open Source 化するつもりで、
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Ning や Google といった、ASPSP への支援を 100% コミットして、
(最終的には Network Service の全てがこれらに収斂されると言っている。)
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で、サン自身も Developer 向け、User 向けの Utility Grid を提供
(こっちは、Ning よりももう少し Enterprise ですね。)
しているわけです。
Open Source に関しては、私の担当している製品であります Identity Manager や、Directory Server, Access Manager のフェデレーション部分なんかも含むようです。既にこれらの製品は
タダでばら撒いちゃってますが、さらに Open Source 化することによって、「裾野を広げる→コミュニティができる→ Volume ビジネスに繋がる」ことを狙っているわけです。世界のいろんなところで、
Solaris Enterprise System をいじくり倒す開発者やスタートアップ企業が増えてくることによる相乗効果は計り知れないものがあるでしょう。身近なところでは、「Identity Manager をいじくり倒してスキルつけて、構築サービスを提供しようする人がいれば、連絡下さい!もれなく仕事あげますので。」みたいになるかな。「買うか、買わないか」ではなく「ただで使うか、サポート付きで買うか」になるモデルは、ある意味 Red Hat と一緒ですが、サンは OS だけでなく、全ての製品でそれをやってしまうわけです。これは、競合にとっては脅威でしょうね。
で、Service Network の時代が来るまで、Greg Papadopoulos はあと 3-5 年掛かるっていうけれど、もっと時間が掛かるんじゃないかなぁと個人的に思います。一方で日本はどうなんでしょうか。既存の顧客への Selling Model, ハードウェアを中心とした大手リセラーとの Partner Model が大きな影響を受けることは間違いないです。ただそれでも既存のビジネスモデルが完全になくなって、こっちのほうに急激にシフトチェンジすることはないと思いますが、サンの社員としては日々の仕事でギャップを感じながらも、大きなトレンドとして理解してそっちのほうについていけるかどうかが、ポイントとなりそうです。まあ、そう言う私も、Identity Manager という、良くも悪くも "ヘビーなソリューション" を既存の Selling Model のもとライセンスとサービスを組み合わせて売る、という非常にレガシーな仕事を主としているわけですが、仕事の 1, 2 割くらいは、やっぱりこっち Web 2.0 的な動きをしなくちゃいけないなぁと思っており、ワクワクすると同時に焦ってたりします。。(とりあえず、Ning 使って Identity Management の Open Community でもつくろうかな。)
若い人 (若いというのは年齢がじゃなくて、発想が) がメインストリームになる時代が来るのにあと 3 - 5 年くらい掛かるのか。少なくとも、サンの社員だったら
Web 2.0 (又は Participation Age) 的なことを身を持って体験している、もしくは
Web 2.0 を日々の仕事と照らし合せて自分の言葉で語れる、現時点でこの二つのいずれかに該当しない人は、肩書き問わず即クビだよなぁ、と個人的に思います。だって、それって以下の会社のビジョンやミッション、ストラテジーに反することになるわけですから。
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ビジョン: Everyone and Everything Participating on the Network
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ミッション: To Create the Technologies, Products and Services that Power the Participation Age
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ストラテジー: Sharing Creates Communities, Communities Create Value
会社のビジョンがこうなってる以上、3 - 5 年後にこっちにシフトできる準備はみんなで整えていかなければなりません。
で、今提供されているもの見えているものは、本でいうところのプロローグというか、まだ始まりにしか過ぎないんでしょうね。ドラッカーやジョナサンや MIT の先生方が言っているように、ユーティリティ化が進んで初めて、誰も今は想像してないような産業が生まれてくると。ただ、サンという会社にはそれが何なのか他の競合よりかは見えているような気がします。
今更ながらですが、
Ning に関しては、今回の SAS で興味を持ちましたが、彼らのサービス内容を知って、ちょっと腰抜かしました。。。やっとこさ、
藤井さんが言ってることをちょっと理解できました。もう、
マーク・アンドリーセンは神認定ですね。まだ、34 歳ですか。。。
あと、腰抜かしたといえば、
こちらの神もかなりキテマス。(噂によると CG らしいけど。)
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Posted by akihito on 2月月 16日, 2006年 at 12:48 午後 JST #