OpenDS の QuickSetup をつかうと、短時間でしかも簡単に Multi-Master Replication 構成で OpenDS をインストールすることができます。今回は以下の図のような設定にします。本来なら2台のホストに別々にインストールするのですが、今回はデモということで1台のマシンに2つの OpenDS を入れてしまいます。そのためインストールディレクトリとポート番号はそれぞれの OpenDS で異なる値を使うようにします。

OpenDS インストーラの起動

OpenDS は Java Web Start を使ってインストールできてしまいます。まず http://www.opends.org にアクセスして、Downloads のところにある Install Latest with QuickSetupをクリックするだけです。こ れでインストーラが起動します。新規インストールの場合は Install New Server Instance を選択し、 Next ボタンをクリックしてください。

OpenDS の設定

次はサーバーの設定です。今 回の設定は次のようにしました。
  1. Installation Path: /export/home/shioda/OpenDS1
  2. Host Name: localhost (適宜変更してください)
  3. LDAP Listener Port: 1389 (root でない場合は 1024 以降のポートになります)
  4. LDAP Secure Access: disabled(今回は disable で設定します)
  5. Root User DN: cn=Directory Manager

パスワードは適宜入力してください。

セキュリティ設定 今回は LDAP Secure Access を disable にして設定していますが、その横の Configure ボタンを押すと、次の画面で設定を行えます。

トポロジー設定

ここで、data replication のトポロジー設定を行います。今回は、最初のインストールなので、次のように設定しました。
  1. Tis server will be a part of replication topology を選択
  2. Replication Port+ 8989 (既定値)

ディレクトリデータの入力

ディレクトリデータを入力できます。テストの場合は、Bind DN< は既定値の dc=example,dc=com、またデータは自動生成したものをいくつか入れるということで、Import Automatically Generated Sample Data を選択すればよいでしょう。データをお持ちの場合は、 Bind DN の変更や ldif ファイルの指定を行ってください。

以上でインストールに必要な入力はすべて終わりました。入力データをチェックして、インストールを開始してください。インストールに成功すると、画面の中程に Launch Status Panel というボタンが表示されます。ここをクリックするとステータスパネルが表示されます。パスワードを聞かれますが、こ れはインストールの設定時に入力したものになります。

以上で、Multi-Master Replication 構成の最初の OpenDS インストールが終わりました。ここまでは、ネットワークやサンプルデータの生成数にもよりますが、3 - 5分程度で終わったのではないかと思います。スタンドアロン構成で使う場合は、トポロジ設定のところで This will be a standalone server を選択するだけであとは同じになります。

2台目の OpenDSをインストールし Multi-Master Replication 構成で起動

今回はデモということで、同じマシンに2台目の OpenDS をインストールしてしまいます。もう1台マシンを用意できる方は別のマシンにインストールしてください。もう一度 OpenDS のインストーラを起動すると設定画面が出てきます。設定は次のようにしました。
  1. Installation Path: /export/home/shioda/OpenDS2
  2. Hostname: localhost (適宜変更してください)
  3. LDAP Listener Port: 2389 (使用中の場合、1000 づつポート番号が加算されていきます)
  4. LDAP Secure Access: disable (1台目と同じにします)
  5. Root User DN: cn=Directory Manager
  6. Password:
以上です。

トポロジ設定

今回も This server will be part of a replication topology を選択します。Replication Port は 9989 になっています。すでに1台目の OpenDS をインストール・実行済みですので、There is a server in the topology を選択し、1台目の OpenDS の情報を入力します。
  1. Host Name: localhost (1台目の OpenDS をインストールしたホスト名 )
  2. Port: 1389 (1台目の OpenDS のポート )
  3. Admin User: cn=Directory Manager
  4. Password:

Global Admin の設定

Global Administrator のアカウント作成とパスワードの設定を行います。このアカウントは replicatin トポロジーの管理に使用されます。

データの複製

1 台目の OpenDS からデータを複製します。サンプルデータを入れた場合は、Create local instance of existing base Dns and configure replication を選択し、 dc=example,dc=com もチェックします。

設定作業は以上で終わりです。インストールを開始してください。ここまでおそらく10分かからずに2台の OpenDS インストール、および Multi-Master Replication での構成が終わったと思います。ぜひみなさんもお試しください。

投稿されたコメント:

すてきなコンテンツありがとうございますー :)

Posted by kimimasa on 3月月 16日, 2008年 at 04:32 午後 PDT #

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