Biometrics in Japan
日本における生体認証
[Summary] According to recent report, most of Japanese recognize some biometrics methods and think them "safe" although one of R&D at Univ. had mentioned that Radish is able to be authenticated correctly instead of ( human's ) finger .....
(Translate to English)
凸版印刷が『金融機関のセキュリティとICカードサービスに関する調査』結果報告を公表しています。より詳しい内容が、 日経Tech-ON!に掲載されていますが、非常に興味深いです。この調査によれば、
生体認証技術の認知度は回答者の9割弱に達していることがわかった。特に高いのは「指紋」で85.3%に上る。次いで「虹彩」が70.2%,「手のひら静脈」が68.5%,「指静脈」が45.9%で続く。
だそうです。指紋は当然として、指静脈を知っている人が多いのはちょっと驚きました。それだけ認知されているということは、セキュリティに関する興味が高いということがいえます。しかし、次はちょっと心配です。
生体認証のイメージとしては,「セキュリティ性が高い」(56.7%),「先進性を感じる」(34.6%)などの意見が多かった。最も利用したくない生体認証方法は何かとの問いには,「特に抵抗を感じるものはない」が68.0%を占め,第2位の「虹彩」(16.1%)を大きく引き離した。金融機関の ATMに導入して欲しいセキュリティ対策は何かとの設問でも「生体認証」を挙げる回答が32.7%と最も多かった。
「特に抵抗を感じない」し「セキュリティ性が高い」と感じるのであれば、世論一般としては生体認証の導入を受け入れる土壌が日本にある、ということです。しかし、こんな実験結果もあることを忘れてはならないと思います。
静脈認証も安心できない? 大根で作った偽造指で認証に成功
この記事によれば、野菜の大根を棒状に切りラップで包んだ人の指の模型で本物の指と同様に正確に認証照合されてしまう、、という結果になったそうです。「生体認証を破るのはハイテクを駆使する映画の世界の事」と思っている方も多いでしょうが、意外にも簡単な材料でそれができてしまうわけです。
セキュリティの世界に完全というものはありません。個人認証においても、複数の方式の組み合わせで安心するのではなく、常に利用者が気を配る必要がありそうです。