東大との共同研究活動を開始:「Fortress上でのスケルトン並列プログラミング手法に基づいたライブラリ開発」と「RubyとJRubyでのマルチVM(MVM)環境の実現」

[Summary] News for Rubyist! Sun Japan delivered the press release that The University of Tokyo and SMI have selected two topics and commenced collaborative research, based on the joint development agreement that was signed in June 2005 to establish a new university-corporate collaboration model. One is about Fortess. Another is about MVM for Ruby and JRuby.
(Translate to English)


新年立て続けに出るニュースリリース。 今回は東大との共同研究。Ruby に関しての箇所を抜き出してみました。

     国立大学法人東京大学(総長:小宮山 宏、以下東京大学)とサン・マイクロ システムズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:末次 朝彦、以 下サン)は、新しい産学連携モデルの確立を目指して2005年6月に締結した共同 研究に係る協定書に基づいて2つの研究テーマを決定し、具体的な共同研究に着 手したことを本日発表します。今回の共同研究は、東京大学の価値創造型産学連 携共同研究立案スキーム「Proprius21(プロプリウス21)」を利用して創出され た最初の海外共同研究となります。
     この度、研究を開始したテーマは、次の2つです。

       ① 「Fortress上でのスケルトン並列プログラミング手法に基づいたライブラリ開発」
       ② 「RubyとJRubyでのマルチVM(MVM)環境の実現」
<中略>
    ■ RubyとJRubyでのマルチVM(MVM)環境の実現

       東京大学 大学院情報理工学系研究科 竹内郁雄教授のグループと、米国サン のティム・ブレイ(Director of Web Technologies)およびJRubyのメンバーと の間で、RubyおよびJRuby上でのマルチVirtual Machine (MVM)環境の実現を目指 します。MVM 環境の実現によりRubyプログラムがさらに効率的に実行できること が期待されます。この成果はオープンソースとして公開を予定しており、他の Ruby開発者も含めたコミュニティへと環流するのとともに、更なるイノベーショ ンを生む素地になることが期待されています。
       従来、Rubyで複数アプリケーションを実行すると複数のインタプリタを起動し てしまい、メモリ消費量などに問題がありました。今回共同開発するマルチVMで は1つのインタプリタ上に複数のVMインスタンスを生成することで効率的な実行 を実現します。本共同研究は、MVMを利用するための共通インターフェースの策 定やVMインスタンス間での並列化やメモリ共有など、複数のVMインスタンスの取 り扱いについての技術的課題を明らかにしたうえで、実際にRubyおよびJRubyで 利用できる技術の実現を目指します。商用を含め、さまざまな環境で利用されて いるRubyにおいて、このMVMの研究はさらなる性能や利便性の向上に寄与するこ とになります。
       なお、当共同研究開発の期間は2009年 9月末までの計画で、サンは当初1年間 分の予算として10万ドルを拠出します。サンのJRubyチームと竹内教授のグルー プを研究開発の中心として、さまざまな研究者及びプログラマの関与を促す予定 です。
<後省略>
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