20060731 月曜日 7月 31, 2006

Project Keifer


Intel さんの Server 系 Chip の責任者である Pat Gelsinger氏も、Backlog これで終わりだよね、の Tulsa やっている Stefan Rusu氏にしても、プロセス技術依存の品のない Chip 作ろうか、という人達ではない。Intel さんの「プロセス技術上の Advantage」は、上手に同期取れば CPU Architect としては百人力であり、そこが魅力で Intel さんで Architect やってる、に違いないんですが、でも、それに振り回されたようなケバい Architecture の限界、はよく分かっているから、Backlog 処理が一段落、の後の Intel さんの方向、は、楽しみですね。見ておられる方向、は、間違いなく Many Core で、Many Core に向かおう、と考えた場合、Clock ガンガン上げましょう、や、Core 当たりのトランジスタ増やしましょう、は、どう見てもソッポでしょう。勿論、折角の Advantage と、そこを上手に折り合い付けた製品を捨てる必要はないし、そこは Sustaining Development で行こう、当然の選択で、しかし、「Many Core の時代」に向けた開発、は別途進んでいくんだろう、が、自分の想像、でした。

どこまで信憑性があるのかは、ちょっと、というところもあるんですが、Intel さんは、2,010年に 32-Core の CPU を、なんて話があります。具体的なのは Keifer という Project name だけじゃねぇか、という記事ですが、方向性としては当然そうだよね、があるんで、案外信じられているのかな。自分には Woodcrest はお里が Mobile で、Mobile 用にキレイにまとまっている石の上手な流用、に見えるんで、Woodcrest 二個をマンマ Package にした Clovertown までは (これは、Opteron Quad Core が出てくるから、なんちゃって、でも Quad 出さない訳にはいかないし) よいとして、Server / WS 用としてはそこまでのツナギかしら、と思っていたんですが、この絵を見ると何とか Town には随分先があるみたいに見える。どうも 64-bit は付け足しじゃないの、とか、発展途上とは言え先のありそうな Hyper Threading はとりあえず無視、とか、Mobile 用としては Good Choice そうだけど、Server / WS 用にずっとこれで行くのかよ、は、悩ましいところで、Dual Core (なんちゃって QC 含む) / Dual Socket に特化して考えれば、それで十分、かも知れないし、その延長での Many Core なら InterConnect は FSB の延長では話にならないからそこはがらっと変えないといけないにしても、「そういう Many Core CPU」もあっても良いかも知れない、という説に 100% 反対、ではないんですが... Merom ちゃんは Pat さん好みの冗長性の高い Concept で、だから、Merom ちゃんと Woody くんは、別の道、というか Interconnect 強化の道を歩んでいく、ということかも知れませんね。まあ陰謀史観で見れば、Dual Core 止まりの Architectureじゃないか、Clovertown だってどうなんだろう、という「世間の見方」に対して、この絵は美しい Counter なので、そういう高級作戦、であっても不思議じゃない、色んな取り方のできるところだと思います。

この情報の信憑性はひとまず置くとして、2,010年、は、年号というより 32nm の時代には、でしょうが、「何らかの Many Core」が当たり前の CPU Architecture に、は、もう決定的だろうと考えられます。この記事の絵、は、Dual だ Quad だ、という Level で、Core 毎の性能追求、では、Niagara III たら言うカタマリで勝負の石には勝ち目がない、だからこっちも Many Core やらないと、の説明資料、だと考えれば、分かりやすい。まして、2,015年にムーアの法則五十周年を祝う予定にしておられる Intel さんとしては、まあ 2,015年のコトなんか誰にも分からないんですが、今見えている世界としては、Many Core 以外に「ムーアの法則は今も生きている」を言えるネタはなさそうです。(ムーアの法則的、ではないでしょうが、今の Note PC の進化形、を、コプロセッサーやメモリさえ、一つのダイに閉じこめた、「究極の One-Chip Computer」の方向性、はあるかも知れない) Sun ゴトキに、ムーアの法則の恩恵を独り占めさせておく、はそんなバカな話はない。Woody くんの独自発展、にしても、Tulsa の De-Tune にしても、あんまり Many Core 用の Core とは思えないのですが、まるっきり Brand New な Many Core 用 の開発、では、なかなか 2,010年には間に合わない。Tulsa の De-Tune で八個、とかは、それなりのものになるような気もしますが、いくら Core 単位の性能が出ても八個じゃねぇ、32nm だから 32個でしょう、という世の中になるとすれば、Woody くんしかない、のかも知れませんね、は語呂合わせの好きな某氏の説です。

( 7 31 2006, 09:00:27 午前 JST ) Permalink