20051229 木曜日 12月 29, 2005

ABAQUS


一昨日ちょっと触れた ABAQUS は、土木・建築・機械設計などで、応力解析とかを行う際の有限要素法の計算ツールで、昔はスパコン専用みたいなツールでしたが、今は Windows 版だってあります。Solaris は、まだ SPARC 版だけで、AMD64版、が出るとおもしろいんですが...

さて、abaqus という名前の由来は西洋ソロバンで、ABAQUS 社のロゴもソロバン玉、です。(英和辞典ではスペルは abacus になってます。Old Boy は、昔の「XX の英単語」みたいな本の最初に近いところに出ていた単語には強かった筈なのですが、ABAQUS のお蔭でずっと q だと思っていました) まあ、IT なんて突きつめて言えば「ソロバン」の進化したモノ、で、もっと言えば、まだまだ進化が足りない。多分、歴史を振り返ってみれば、数字があってソロバンが出来た、にしても、ソロバンがあったからみんなが「数字」を扱えるようになった、の面もあるわけで、「読み、書き、ソロバン」と言いますが、考えてみれば「読み、書き」と並列、なんて偉いモンです。そう考えると、IT はまだまだ、であり ABAQUS 社が現代の新しいソロバンになりたい、と商標にしておられるのは、ナカナカです。
ソロバン時代の経理の方が、何かで計算間違い(処理ミス) を起こした場合、それはひょっとしたらソロバン玉の滑りが悪かった、に、原因の一端があったかも知れないが、そこで「ソロバンが悪い」という発言が出ることはないだろうし、言おうモノならお尻ペン ペンですよね。「進化したソロバン」である IT は、まだ残念ながらソロバンのような枯れたテクノロジーではないですから、ソロバンが悪い、という場合は実際にいくらでもあるでしょうし、そこは IT の側が、これからも努力していかないといけない、は当然です。また、心得チガイというか、ソロバンがユーザーさんより偉そうにしている、とか、ソロバンはユーザーさんがお金儲けするための道具だろ、ソロバンの癖に一番金儲けしたい? とんでもないぞ、とか、色々あるので、「ソロバンが悪い」呼ばわりされるのは身から出た錆、の面もあるのですが...

IT のサイドでオマンマ頂いている身で、ソロバンはソロバンだ、生かすも殺すも使い方次第、と居直るのはとんでもないし、「ソロバンだから免責」と逃げ口上言う気もないのですが、何かこのまま行くと、「ソロバンが悪い」は、結構マンエンしそう、という面もあるのかな... であえて、「ソロバンだけが悪い訳じゃ...」の弁、を一昨日は述べさせて頂いた次第です。

本年は、拙い Blog にお付き合い頂き、ありがとうございました。よいお年を。

( 12 29 2005, 09:39:03 午前 JST ) Permalink
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