As Reasonable As Possible
昨日の Post に arap (asap の親類、だとすれば、As Reasonable As Possible かな、と想像していますが) さんから Comment を頂戴しているんですが、どうも、Comment のところでうまく Post できず、本文で「ご返事」を兼ねて...
自分は、NetBurst という「Marketing Driven な、あえて言えば妄想」と、IA-64 = Itanic の迷走、の間隙を、しかし堂々と打ち破った K8 は素晴らしい、と、若干は判官ビイキもあるかも知れませんが、思っていて、それが抜けないので、K8 よりも Merom Architecuture を「選択した」と言うのは、まだちょっと抵抗があり、まあ、「K8 も Merom 系も」適材適所、なのではないか、と思っています。確かに、本日現在で、2-Socket の Server で 64-bit じゃなくても、なら、Clovertown が強力、は、そういう用途はいくらもありそうですが、それで K8 から Merom 系に乗り換え、ではない、ありがたいことに Sun も多少余裕が出てきて、K8 も Merom 系も、が出来るようになった、それなら Merom 系の Server も欲しいよ、のお客さんにも対応しよう、が、今回の戦略的提携、の前段の部分の意味、ではないか、と。
自分流の解釈、では、前段、のところは、まあ普通の、といいますか、arap さんも言われるように、別に 会社で選んでいるわけではない、Technology で、なら、十分選択肢だ、で、「戦略的」なんていうと話が難しくなるけど、です。本命、のところは、Solaris + 明示はされていませんが Tigerton では、と。
Itanic の迷走、は、でも、迷走ではあっても、まだ (特に日本では) 沈没ではない。それは、やはり Intel さんの「実力」への世間様の評価が大きくモノを言っている、は勿論なんですが、Itanic には HP-UX があるけど、このままでは、Tigerton には、まともな OS がない、も、大きな支えになっているんだと思います。 (Itanic に Linux なんてのも日本ではあるようですけど、それは趣味が...) しかし、どう見ても、Tigerton (と、その Follow On) は「石の地力」でいえば Itanic 系より余程、になるのは、そう遠い話ではない。Tigerton + Solaris が真価を発揮すれば、Itanic は... は、自分の妄想かも知れませんが、 Hidden Agenda ではないか、と。Sun としては、そこは別に Barcelona + Solaris でも、悪いというわけではないと思いますが、しかし、それだけでは、世間様の「Intel さんの実力への評価」のところは打破できない。Niagara -> Rock の CMT 系の石だけで、すぐに、全ての Enterprise 領域を Cover はできないんですから、じゃあそこを補完するものとして、Tigerton + Solaris は Sun にとっても、有力な選択だと思います。
Intel さんにとっての選択、としても、Itanic vs Tigerton と考えると、忸怩たる部分はあるにしても、Itanic vs Power で良い様にされる、は、そんなの耐えられないから、と考えると、Tigerton + Solaris は、そこを突破する強力な選択、になりうる。戦略的提携、の本能寺は、Fishkill にあり、が自分にとっての、妄想と言われそうですが、Reasonable な解、なんですが、さて、どう展開して行くんでしょうか。
( 1 25 2007, 01:42:57 午前 JST ) Permalink Comments [1]
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個人的にはCMAはK8+であって、エンドユーザからすればK8+(>K8)なるものを使いたいのは当然のことであって、システムベンダが顧客の要求に舵を切るのは当然だと思っているだけであります。
K8も黙っていればK9となったハズで、K9は(真偽はともかく)NetBurstな方向性を求めたマイクロアーキになる予定だったワケで、NetBurstも「力業」とは言え究めればそれなりに効果があったのですが、諸々の事情で捨てざるを得ないアーキテクチャだったということです。NetBurstという「実験」があったからこそK9を捨てるという決断があった、と想像するのですが、アレも「諸々の事情」が解決できればアリだったのかも知れないと思います。
そういう意味では「諸々の事情」の中には、プロセッサ界のトレンドのベクトルと合わない=力業ではなくエレガンスを求める、という部分があり、かといって画期的なブレークスルーが無いというのがx86の性能の停滞を招いているのではないかと。
Itanic=EPICは理想的には画期的なのかも知れませんが、ISAの次にMCAが業界に認められずEISAになったように、IA32はIA64よりAMD64/EM64T(x86-64)に業界が流れていますが、「理想的には画期的」な部分が捨てきれずに、EPICは堅持されているのではないかと思います。
Posted by arap on 1月 25, 2007 at 11:35 午後 JST #