前回はソフトウエアをインストールしてみました。
今回は早速、MQ4.1を起動してみたいと思います。

・MQ4.1ブローカの起動

まず、コマンドプロンプトを開いてください。
次に、MQをインストールした場所まで移動します。

cd \software\mq4.1\mq\bin

このフォルダの中にMQを起動するためのプログラムが格納されています。
以下のコマンドを入力します。

imqbrokerd

するとMQブローカが起動します。

C:\software\MQ4.1\mq\bin>imqbrokerd
[29/9/2007:17:37:18 JST]
==================================================================
Sun Java(tm) System Message Queue 4.1
Sun Microsystems, Inc.
バージョン:  4.1  (Build 36-e)
コンパイル:  Thu 07/26/2007

Copyright (c) 2007 Sun Microsystems, Inc.  All rights reserved.
Use is subject to license terms.
==================================================================
Java ランタイム: 1.5.0_12 Sun Microsystems Inc. D:\jdk1.5.0_12\jre
[29/9/2007:17:37:19 JST]    IMQ_HOME=C:\software\MQ4.1\mq
[29/9/2007:17:37:19 JST] IMQ_VARHOME=C:\software\MQ4.1\mq\var
[29/9/2007:17:37:19 JST] Windows XP 5.1 x86 psq96026.Japan.Sun.COM (1 cpu) Administrator
[29/9/2007:17:37:19 JST] Java ヒープサイズ: 最大=194432k、現在=16256k
[29/9/2007:17:37:19 JST] 引数:
[29/9/2007:17:37:19 JST] [B1060]: 持続データの読み込み中...
[29/9/2007:17:37:19 JST] 組み込みのファイルベースの持続的ストアを使用します: C:\software\MQ4.1\mq\var\instances\imqbroker\
[29/9/2007:17:37:20 JST] [B1039]: ブローカ "imqbroker@psq96026.Japan.Sun.COM:7676" の準備ができました。

尚、Javaヒープサイズを指定して起動したい場合は以下のように-vmargsオプションをつけます。
このオプションを付ければ、javaコマンドを使って起動するのと同様に好きなオプションを付加することができるようになります。

imqbrokerd -vmargs "-Xms512m -Xmx512m"

#Sun Java System Application Server EEと共にインストールされるMQの場合はデフォルトではimqbrokerdコマンドで起動するわけではなくApplication Serverの子プロセスとして起動する仕組みになっています(個別にMQを起動しなくても自動で起動される)
AppServerの子プロセスとして稼動するMQの設定はアプリケーションサーバの管理コンソールを使用します。

1.AppServer管理コンソールへログイン
https://localhost:4849またはhttps://localhost:4848
2.左側のツリーから、設定→server-config→Javaメッセージサービスを選択
3.起動引数に-vmargs "-Xms512m -Xmx512m"を指定する
4.その他、色々な設定が可能になっています。
尚、MQをAppサーバの子プロセスとして起動したくない場合(別マシンのMQを使うとか、同一マシンでも独立プロセスとして起動したい場合は、右側の型:LOCALとなっている設定をREMOTEに変更します。REMOTEに変更するとAppServerの起動時にはMQが同時に起動しなくなるので、個別に起動する必要があります。

ブローカが起動したら、MQ管理ユーティリティを使ってみましょう。

コマンドプロンプトで、binディレクトリに移動します。

cd \software\mq4.1\mq\bin

binディレクトリに移動したら以下のコマンドを入力します

imqadmin

するとMQ管理コンソールGUIが表示されます。

ブローカへ接続するための設定を作成します。
左側のオブジェクトツリーから「ブローカ」を右クリック→ブローカを追加をクリックします。

ブローカのラベル:localhost
ホスト:localhost
プライマリポート:7676
ユーザ名:admin
パスワード:admin

を入力してOKボタンを押します。
続けて、左側のオブジェクトツリーから「localhost」を右クリック→ブローカに接続をクリックします。

赤の×マークがブローカアイコンから消えれば、接続成功です。
この状態で、様々な管理操作が可能になります。

・ブローカプロパティの照会と更新(一部)
・ブローカの停止
・ブローカの再起動
・ブローカの一時停止/再開
・特定宛先(キュー・トピック)中のメッセージを全部クリア(パージ)
・特定宛先(キュー・トピック)の一時停止/再開
・各種サービス状況の確認(停止、稼動中)
・オブジェクトストアの操作

#宛先中にある個別のデータを照会したり、削除したりというような機能はありません。
その場合は後で紹介するQK2をご利用ください。

MQ4.1の停止

以下のコマンドを使うか、上記imqadminから「ブローカの停止」を選択してください

cd \software\mq4.1\mq\bin\imqcmd shutdown bkr

C:\software\MQ4.1\mq\bin>imqcmd shutdown bkr
ユーザ名: admin
パスワード: admin
指定されたブローカの停止中:

---------------------
ホスト          プライマリポート
---------------------
localhost    7676

このブローカを停止してもよろしいですか ? (y/n)[n] y

localhost:7676 でのブローカの停止を待機しています...
ブローカの停止に成功しました。

 

次回は、キュー管理ツールQK2をご紹介します。

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