彰二朗のブログ2

ITの重要性を認識して欲しい#1

火曜日 10 09, 2007

日本は、IT政策のポジショニングがやたら低い。安倍政権以降、IT担当大臣すらいなくなった。ITの担当省庁は総務省なのか経済産業省なのかはたまた内 閣官房なのか?全体に責任を有する省庁が存在しない。

森首相がITをイットといった時、ITの本質を知る細田担当大臣(現、自民党副幹事長)が任命された。米国はクリントン政権時代にゴア副大統領が、本来日 本が始めるはずであった、情報スーパーハイウェイ構想を打ち出し、当時の米経済をITにより回復させた。実は現在、日本経済が堅調なのも、ITによるとこ ろが大きい。

なのに、日本はIT政策を重要視し大切にしないのだろうか?

現在、日本はいくつか大きな課題を抱えている。

1.財政再建(小さな政府)
2.社会保障制度の抜本的見直し。(社会保険庁の立て直し含む)
3.格差問題(地域格差、企業規模による格差、教育格差、情報格差等)
4.環境問題
5.医療改革

いずれも、ITを本質的に活用することで大きな効果が見込めることは誰が見ても明白である。民間企業はこの10年で大きな変革を遂げてきている。それは ITによるところが多い。金融業や流通業、そして製造業はITの本質的活用が企業の生産性や競争力を決めるといっても過言ではない。ITがなければ日本独 自のコンビニモデルは成立できないし、ITによって我々は銀行に並ばなくて良くなったし、ネットで投資も出来る。価格の調査や見積依頼など簡単に調べるこ とができるようになったし、各地の特産物を家にいながらにして簡単に手に入れることが出来るようになった。・・・・・・・・・。結果、消費者にもほんとに 便利になった。同じように電子政府も素直に取り込んでいけば、上記の課題は必ず解決できる。

日本は先進国の中で、労働生産性が最も低い国に位置づけられた。労働生産性向上の為にITの本質的活用が重要と経済財政諮問会議がまとめたにもかかわら ず、そしてこれだけ大きなテーマなのに、IT担当大臣もいないし全体に責任を持つ担当省庁もない。そしてメディアも取り上げない。だから、日本はITが育 たないのではないか?国もユーザー企業もメディアも大学もITを重要戦略に組み込んでこなかったことが、先進国の中で大きな遅れを生んでいる原因ではない だろうか?

みなさんも自問自答してみて欲しい。発展した社会の中で、ITによらない社会モデルや経済モデルの変革は何かあっただろうか? 

日本政府は政策の多くの部分に関係するITを横断的に全体戦略を立案し実行できる組織を早急に整備し、担当大臣ポストを再度用意するべきである。メディア(特に テレビ)はITの本質を理解しているスタッフやコメンテーターを早急にアサインするべきである。 .comバブル時期、一部の似非IT企業の問題でIT全 体のイメージが悪くなった事はあるだろうが、彼らはすでに淘汰された。日本がITの本質を重要政策に取り込み、その本質を見失わないように、あらゆる局面 で訴えかけていきたいと思う。  彰二朗

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