2006年 5月 11日 木曜日 昔かなりお世話になったCORBAサーバ製品VisiBrokerにSOA対応した新バージョンが出たというニュースを見て,懐かしさも含めてちょっと情報収集してしまいました。
CORBAに関しては,CORBA Component Modelという,EJBのプラットフォーム非依存版スーパーセットのような仕様が出た時点で個人的な興味としても離れてしまいましたし,おそらく商用版が出てないことからも分かるように業界的にもメインストリームから離れてしまったと思うのですが,IIOP, Naming Service, Transaction Service等についてはJava EEのベースとして活用されて現在も生き残っています。
OMGとしても,分散オブジェクトから,UML, MDA, BPMNといったモデリング分野に方向転換しているようです。
話を元に戻して,VisiBrokerのSOA対応というのは,Apache AxisをSOAPエンジンとして内蔵して,OMGのCORBA to WSDL/SOAP Interworkingという仕様に準拠してCORBAのIDL/IIOPとWSDL/SOAPのマッピングを行うような機能を提供していることを指しているようです。
ということは,EJBもRMI/IIOPですので,Session Facadeとして作られたサービス型の機能をWebサービスとして公開することも理論的には簡単にできそうです。ただし,CORBA to WSDL/SOAP Interworking仕様には制約があり,rpc/encodedとrpc/literalしかサポートしていません。(document/literalについては触れられていません)。SOAでプラットフォーム間の相互運用性を考慮するとdocumentスタイルがお奨めですので,一筋縄には行きませんね。