2006年 10月 30日 月曜日
やっぱり Sun がスキ!
Sunグッズ紹介(5)
Sun のロゴ入りグッズ紹介の第五弾です。
・Solaris ロゴ入りカードホルダ(青)
Solaris ロゴ入りのカードホルダです。
リール式になっているのでカードホルダ部分を
取り外すと携帯も取り付け可能です。
・Sun のロゴ入り手回し充電器
Sun のロゴ入り携帯充電器です。
非常時でも携帯の充電が可能。
LED も付いているのでアウトドアでも大活躍!
DoCoMo, au, Vodafone (SoftBank) 用アダプタ付き。
ただし Nokia N71 には使えませんでした。。。
・Sun のロゴ入り巻き尺
Sun のロゴ入り巻き尺です。
一家に一個あると、とても便利です。
Posted at 05:08午後 10 30, 2006 by akashi in Goods | 投稿されたコメント[0]
Sunグッズ紹介(4)
まだまだ続きます!
Sun のロゴ入りグッズ紹介の第四弾です。
・Sun のロゴ入りカジノセット
高級感・重量感のある A4 サイズ程のアルミケースの中に、トランプ、サイコロ、チップを供えたカジノセットです。
ちょっとした息抜きや運試し??に最適です。
・Sun のロゴ入り携帯エアー枕
Sun ロゴ入りの携帯エアー枕です。
出張などの移動時の快眠にぴったりです。
・Sun のロゴ入りネックストラップ
Sun のロゴ入りネックストラップです。
用賀の Sun オフィスでもよく見かけます。
・Sun のロゴ入りハンドタオル
Sun のロゴ入りハンドタオルです。
色合いから、Solaris 9 を思い出します。
・SunTone のロゴ入りボールペン ( Black Version )
以前、グッズ紹介(2)でご紹介した多色ボールペンの Black Version です。(今回は3色です)
前回のとセットで持ちたくなります。
Posted at 12:29午後 10 30, 2006 by Naoyuki Yamada in Goods | 投稿されたコメント[0]
X4500に触ってみました
先日、とある事情で Sun Fire X4500 を使ってみる機会がありました。 これまでに無いサーバーなので使い方や性能など色々と疑問も多くじっくり 遊びたかったのですが、準備不足もあり、簡単ですが File の読み書きなど を行ってみました。
iLOM を使ったり Solaris 10 6/06 をインストールするところまでは 他の Sun Fire X シリーズと変わらないのですが、X4500 にはこの大量の ディスクを管理するために専用の 'hd' というコマンドが用意されて います。
# /opt/SUNWhd/bin/hd platform = Sun Fire X4500 Device Serial Vendor Model Rev Temperature ------ ------ ------ ----- ---- ----------- c0t0d0p0 K41BT4CG1E2E HITACHI HDS7225SBSUN250G V44O None c0t1d0p0 K41BT4CG0DLE HITACHI HDS7225SBSUN250G V44O None .... .... ....(省略) .... c7t7d0p0 K41BT4CG2MME HITACHI HDS7225SBSUN250G V44O None ---------------------SunFireX4500------Rear---------------------------- 36: 37: 38: 39: 40: 41: 42: 43: 44: 45: 46: 47: c5t3 c5t7 c4t3 c4t7 c7t3 c7t7 c6t3 c6t7 c1t3 c1t7 c0t3 c0t7 ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ 24: 25: 26: 27: 28: 29: 30: 31: 32: 33: 34: 35: c5t2 c5t6 c4t2 c4t6 c7t2 c7t6 c6t2 c6t6 c1t2 c1t6 c0t2 c0t6 ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ 12: 13: 14: 15: 16: 17: 18: 19: 20: 21: 22: 23: c5t1 c5t5 c4t1 c4t5 c7t1 c7t5 c6t1 c6t5 c1t1 c1t5 c0t1 c0t5 ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ 0: 1: 2: 3: 4: 5: 6: 7: 8: 9: 10: 11: c5t0 c5t4 c4t0 c4t4 c7t0 c7t4 c6t0 c6t4 c1t0 c1t4 c0t0 c0t4 ^b+ ^b+ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ ^++ -------*-----------*-SunFireX4500--*---Front-----*-----------*---------- None #
後半部分は実際の物理配置でディスクのステータスを表示しています。 c5t0 と c5t4 が ^b+ となっていますが、これは boot disk であることを 表しています ( X4500 では BIOSレベルでこの2本だけが boot可能ディスク として設定されています)。その他の diskは ^++ となっていますが、これは ディスクが装着されており正常にアクセス可能という意味です。ちなみに disk slotが空またはアクセスできない場合は ^-- となり、また Warning 等がある場合は ^## となります。
この 'hd' コマンドは X4500 にプリインストールされていますが、 Supplement CD の SUNWhd パッケージにも含まれているので、システム再 インストールの場合はこちらも同時にインストールする必要があります。
この X4500 内蔵の 48本のディスクは、ZFS との組み合わせが推奨されて います。ZFS は多くのディスクをプールとしてまとめて管理するので、 管理性、機能性、信頼性ではまさに X4500 とベストマッチと呼べると思い ます。ただ、ZFS の性能については既にいくつかのテスト結果はあるものの、 UFS と得手不得手が異なるためか今ひとつはっきりしないので、自分自身で 試して見ることにしました。テスト方法は単純至極、mkfile で 16GBの ファイルを作り、dd で /dev/null に読み出すものです。ちなみにシステム メモリは 8GB 積んでいます。
x4500# timex mkfile 16g myfile x4500# timex dd if=myfile of=/dev/null bs=64k

まず、UFS + SVM RAID-5 の書き込みの遅さが際立ちます。おそらくこの 辺りが従来 Software RAID は遅いとの評価を受けてきたところなのかと思い ますが、ZFS の RAID-Z では full-stripe write 機能によってこの弱点を 克服しています。実際 mkfile 時の iostat を見ると SVM RAID-5 では パリティ計算のため Read I/O が多く行われるのに対し RAID-Z では無駄 なく全て Write となっています。さらに驚くべきことに dd でのファイル 読み込みでは RAID-Z が単純なストライピングである SVM RAID-0 の倍近く の性能を出しています。ZFS の Intelligent Prefetch が効いているので しょうか。
これだけを見ていると ZFS の性能に驚くばかりですが、大きなファイルを 読み書きするだけがファイルシステムではありません。様々なシステムで利用 されるに従い、現在もさらに Tuning 作業が続けられているようです。ただ、 上記データから分かる通り X4500 のハードウェアとしての素性はスペックに 違わず非常に良いようです。使ってみてますます X4500 への期待が高まり ました。
Posted at 09:44午前 10 28, 2006 by masahiko in Sun | 投稿されたコメント[3]
Solaris パッケージを作ろう!
この呪文で入れたソフトってバージョンアップや削除が面倒ではないですか?
それではいっその事、Solaris パッケージまで作ってしまいましょう。
パッケージ形式にしてインストールすると、いらなくなったら pkgrm で簡単 に削除できますし、他のマシンにインストールする際も pkgadd だけで済みます。
また、/var/sadm/install/contents ファイルにどのパッケージがどんなファイル をどこに入れたか記録されますので、ファイルを探すのにも便利です。
それでは早速パッケージの作成をしてみましょう。
- "./configure;make" まで終わったファイル群
- pkginfo ファイル(自分で書きます)
- depend ファイル(自分で書きます)
- copyright ファイル(自分で書きます)
- prototype ファイル(コマンドで作ります)
1. 以下の内容を記述した pkginfo という名前のファイルを作成
※ (<=== 以降は説明のためファイルには記載しないで下さい)
※ これが、パッケージの説明になります。
PKG=MYw3m <=== パッケージの名前 NAME=w3m - cli web browser <=== パッケージに収められるソフトの名前 ARCH=i386 <=== パッケージに収められるバイナリの形式 (sparc or i386 or all) CATEGORY=application <=== application or system VERSION=0.5.1 <=== バージョン番号 VENDOR=http://w3m.sourceforge.net/index.ja.html <=== ソフトの作成元 HOTLINE=on your risk <=== このパッケージをサポートする人 EMAIL=on your risk <=== サポートする人の E-Mail アドレス DESC= <=== 解説
2. 以下の内容を記述した depend ファイルを作成
※ このパッケージをインストールする為に必要となるパッケージ情報を書きます。
P MYgc GC - need for w3m
3. copyright ファイルはフリーフォーマットで書きましょう。
4. prototype ファイルの作成
prototype は、どのファイルをどこにどういった所有者でどんなパーミッション を持たせてインストールするかを記述したファイルです。
この作成の為に、一旦 "make install" をしますが、何をインストールしたかを 確認出来るように timestamp ファイルを作成することがポイントです。
timestamp ファイルを作成するとそのファイル以降にコピーされたファイルを find コマンドで抜き出す事が出来ます。
prototype 作成の手順は以下の通り。
# touch /tmp/timestamp # make install # cd /tmp/w3m-pkg # ls copyright depend pkginfo # echo "i pkginfo" > prototype # echo "i depend" >> prototype # echo "i copyright" >> prototype # find /opt/mysoft -newer /tmp/timestamp | pkgproto >> prototype # more prototype i pkginfo i depend i copyright d none /opt/mysoft 0755 root root d none /opt/mysoft/bin 0755 root root f none /opt/mysoft/bin/w3m 0755 root root f none /opt/mysoft/bin/w3mman 0755 root root d none /opt/mysoft/libexec 0755 root root d none /opt/mysoft/libexec/w3m 0755 root root d none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mbookmark 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mhelperpanel 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/dirlist.cgi 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mhelp.cgi 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mmail.cgi 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/multipart.cgi 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mman2html.cgi 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/w3mimgdisplay 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/inflate 0755 root root f none /opt/mysoft/libexec/w3m/xface2xpm 0755 root root d none /opt/mysoft/share 0755 root root d none /opt/mysoft/share/w3m 0755 root root f none /opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp.html 0644 root root f none /opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcdesc.en.pl 0644 root root f none /opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcdesc.ja.pl 0644 root root f none /opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcname.pl 0644 root root d none /opt/mysoft/man 0755 root root d none /opt/mysoft/man/man1 0755 root root f none /opt/mysoft/man/man1/w3m.1 0644 root root f none /opt/mysoft/man/man1/w3mman.1 0644 root root d none /opt/mysoft/man/ja 0755 root root d none /opt/mysoft/man/ja/man1 0755 root root f none /opt/mysoft/man/ja/man1/w3m.1 0644 root root # ls copyright depend pkginfo prototype
5. pkgmk コマンドでパッケージを作成
# pkgmk -r / -a `uname -p`
## prototype ファイルから pkgmap を作成中です。
## pkginfo ファイルを処理中です。
警告: のディレクトリ項目がありません。
警告: パラメータ の値は "turion6420061025170455" に設定されます。
警告: パラメータ の値は "none" に設定されます。
## pkgmap の 30 個の項目をボリューム単位で分割しようとしています。
第 1 部-- 2826 ブロック, 28 エントリ
## 1 部をパッケージ処理中です。
/var/spool/pkg/MYw3m/pkgmap
/var/spool/pkg/MYw3m/pkginfo
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/bin/w3m
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/bin/w3mman
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/dirlist.cgi
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/multipart.cgi
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mbookmark
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mhelp.cgi
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mhelperpanel
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mmail.cgi
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/cgi-bin/w3mman2html.cgi
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/inflate
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/w3mimgdisplay
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/libexec/w3m/xface2xpm
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/man/ja/man1/w3m.1
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/man/man1/w3m.1
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/man/man1/w3mman.1
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcdesc.en.pl
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcdesc.ja.pl
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp-funcname.pl
/var/spool/pkg/MYw3m/root/opt/mysoft/share/w3m/w3mhelp.html
/var/spool/pkg/MYw3m/install/copyright
/var/spool/pkg/MYw3m/install/depend
## 制御スクリプトの妥当性検査中です。
## パッケージ処理は完了しました。
これで、/var/spool/pkg に、MYw3m というパッケージを作成出来ました。
このまま、以下のコマンドでインストールすると、"make install" でコピー されたファイルが全て上書きされますので、pkgrm コマンドだけで、すべて のファイルを削除できます。
尚、/var/spool/pkg/MYw3m は、パッケージディレクトリ形式ですが、以下の コマンドで、1 つのパッケージファイルにする事が出来ます。
お好きな形式をご利用下さい。
# pkgtrans -s /var/spool/pkg /tmp/MYw3m.pkg MYw3m
意外に簡単にパッケージが作成できますので皆さんも是非試してみて下さい。
prototype は、実は手書きでも問題ありません。
pkginfo, depend, copyright, prototype ファイルと、prototype ファイル に記載されたファイル群が実際に存在すればパッケージは作成出来ます。
なので、ソフトウェアに限らず、OS インストール後に必ず作るファイル群 をまとめてパッケージにするのも面白いかもしれません。
Posted at 04:22午後 10 26, 2006 by Naoyuki Yamada in Sun | 投稿されたコメント[1]
CPU pool を動的に移動する
T2000 上に Solarisコンテナを複数作成して運用する場合、それぞれの zone
に 専用の CPU pool を割り当てる事ができ、 さらに pool 間の CPU を動的に移動でき
る運用ができる事はご存知の方も多いと思います。
しかし、CPU のリソースを pool 間で移動する時、手動でなく OS がワークロード
に合わせてダイナミックに CPU を移動できるってご存じでしたか?
今回は、Solaris 10 から追加された動的資源プールの新機能で "wt-load" という
poold のプロパティを紹介します。
実際に動的 CPU pool を作成する際、単に pool を作成し、それぞれの zone に pool を割り
当てただけではワークロードに合わせて動的に CPU の数を変更してくれません。
動的に CPU の数を変更する為には、 poold のプロパティ名 system.poold.objectives
に wt-load を設定する必要があります。
poolcfg -c 'modify system default (string system.poold.objectives="wt-load")'実際に設定すると、pool のパラメタは下記の通りとなります。
t1000# pooladm
system default
string system.comment
int system.version 1
boolean system.bind-default true
string system.poold.objectives wt-load <=== ここに注目
int system.poold.pid 317
....
....
そこで、Sun Fire T1000 を使って実際に動的 pool を作成してテストしてみました。
pool 検証環境作成ログはここを参照下さい。
***** ここからテストの開始です。*****
zone 1 に割当たっている pool1 に対して CPU負荷をかけてみます。
すると、90 秒間隔で、CPU が 1 個づつ他の pool から pool1 に移動し、最終的に pool1 は
max 値まで移動します。
[検証ログ]
(初期状態)
poolstat -r all 出力結果の size 列から、 pool1 に 12 CPU、 pool_default に 8 CPU、pool2 に 12 CPU 割り当てられている事を確認。
t1000# poolstat -r all
id pool type rid rset min max size used load
1 pool1 pset 1 pset1 5 20 12 0.00 0.00
0 pool_default pset -1 pset_default 1 66K 8 0.00 0.02
2 pool2 pset 2 pset2 5 20 12 0.00 0.00
####
(ここから、pool1 に対して CPU 負荷をかける。sizeの列に注目!!)--- 90秒後 ---
t1000# poolstat -r all
id pool type rid rset min max size used load
1 pool1 pset 1 pset1 5 20 13 13.0 7.99
0 pool_default pset -1 pset_default 1 66K 7 0.07 0.68
2 pool2 pset 2 pset2 5 20 12 0.02 0.20
####
( pool_default の CPU が pool1 に1個移動した) --- 90秒後 ---
id pool type rid rset min max size used load
1 pool1 pset 1 pset1 5 20 14 14.0 26.6
0 pool_default pset -1 pset_default 1 66K 6 0.05 0.17
2 pool2 pset 2 pset2 5 20 12 0.01 0.04
####
( pool_default の CPU が pool1 に1個移動した)---
--- 540秒後 ---
---
t1000# poolstat -r all id pool type rid rset min max size used load 1 pool1 pset 1 pset1 5 20 20 20.0 32.0 0 pool_default pset -1 pset_default 1 66K 3 0.05 0.02 2 pool2 pset 2 pset2 5 20 9 0.01 0.00( 最終的に、max 値まで pool1 に CPU リソースが移動します)
この結果のように、コマンドで明示的に CPU リソースを pool 間で移動しなくても OS が
ワークロードに合わせて自動的にリソース移動を行ってくれます。
ちなみに、手動で CPU を移動する場合は、CPUの数または、CPU の番号を指定して移動
させます。
[ 手動による CPU 移動例 ]
# poolcfg -dc 'transfer 2 from pset pset2 to pset1' または # poolcfg -dc "transfer to pset pset1 ( cpu 30; cpu 31)"
Posted at 09:16午前 10 25, 2006 by Naoyuki Yamada in Sun | 投稿されたコメント[0]
次の Niagara II はさらにすごいらしい(連載3)
次の Niagara II はさらにすごいらしい(連載3)
UltraSPARC T1 は発想の転換から生まれた(連載2)はいかがだったでしょうか? 今回はさらに次の Niagara II に触れてみたいと思います。 一般に公になっている情報をかき集め、その全貌に迫りたいと思いますが、 ベールに包まれている部分もあり、不確定要素を含んでいますので、 実際と異なることもあります。あらかじめご了承ください。 これは公式な情報ではありません。
[Niagara II]
さて、サンはすでに UltraSPARC T1(開発コード Niagara)の次に Niagara II の開発を終えている。 テープアウト(設計図情報をテープに書き込み製造ラインへ渡すこと。つまりは設計完了)を終え、 2006年5月にはサンプル製造を果たしている。 このCPUを搭載したサーバは2007年後半にお目見えするようだ。 Niagara というコードネームはCPUの特性をよく表している。 ナイアガラの滝の映像を思い浮かべていただきたい。 幅広い雄大な川の流れはまさしく、UltraSPARC T1 の処理の流れを表現している。 日本の滝のように、一本の滝が勢いよく流れるのとは対照的だ。[8core x 8thread]
Niagara は 8core x 4thread であったが、Niagara II は 8core x 8thread 構造になった。
つまり、倍の処理能力を持っている。
正確には、4threadずつ2つのスレッドグループで実行する仕組みになっており、
8core x 4thread x 2group と表現した方が正しいかもしれない。
coreあたり2つの実行ユニットをもっており、考え方としてはスレッド構造のスーパースケーラ化といったところ。
フェッチ後、2つのグループに分けられて実行されていく。
Niagara IIの構造(1core分)
--->(Group0, thread 0-3) P D E M B W
F C --->
--->(Group1, thread 4-7) P D E M B W
Niagara が32人乗りバスとすれば、Niagara II は64人乗りバスといえる。
[8 FPU]
Niagara では8coreで1つのFPU(浮動小数点演算ユニット)を共有していたが、 Niagara II では 8つの FGU(Floating/Graphics Unit)をもち浮動小数点演算性能が大幅に強化された。 グラフィック処理にも浮動小数点演算が使用されるため、FGU と名付けられている。 一般的なビジネス用ソフトウェアの浮動小数点利用率は低いことが 統計的に知られており、Niagara でも十分である。 (cpustat コマンドで浮動小数点の利用率を知ることができる)。 Niagara II は計算サーバ、グリッド・エンジンとしても利用の場が広がりそうだ。[キャッシュメモリ]
Niagara では L2キャッシュ 3MB であったが、Niagara II では 4MB に増強されている。[PCI-Express統合]
従来は外部チップでPCi-Expressを実現していたが、CPUに統合された。[10G Ethernet統合]
従来は外部チップで10G Ethernetを実現していたが、CPUに統合された。[65ナノテクノロジ]
Niagara では90ナノテクノロジの製造プロセスが使われてきたが、Niagara II では65ナノテクノロジが 使用されている。これにより、多くの機能をチップに詰め込むことができるようになった。 これだけの機能強化にもかかわらず Niagara II(342mm2) は Niagara(378mm2) よりもダイのサイズが小さく済んでいる。[低消費電力]
機能強化しても消費電力は押さえられているようである。 最近の高クロックCPUは100Wを軽く超え、熱くて触ることはできない。 100W電球を触ることができないのと同様だ。 ちなみに現行の Niagara は 73W という低消費電力となっている。 CPUが遊んでいて利用効率が悪ければ、それこそ電気の無駄使いの何ものでもない。 CPUの消費電力は馬鹿にならない。 とくに夏場は深刻であり、空調設備を必要とする。さもなければ熱暴走してしまう。 CPU本体の消費電力だけではなく、それを冷却するための空調設備の消費電力もかかり、 トータルでは倍以上の消費電力を必要とする。 原油の高騰もあり、エネルギーのコストは高騰している。 いくら性能がよくとも、維持コストがかかりすぎるのでは、実用的ではない。 某軍用車を市販車として販売していたが、あまりにも燃費が悪いために顧客離れを起こし、 販売停止に追い込まれた。同じようなことがサーバでも起こるかもしれない。[64Bit x 64thread CPU]
さてこうしてみると、Niagara II は昔のサーバを丸ごとCPUに納めてしまったようだ。 周辺回路もCPUに統合されてしまっている。 8ビットCPUが主流であった頃、64ビットCPUは夢のまた夢であったのと同様に、 64スレッドが同時に動くなど、想像もできなかった。 技術の進歩とはすごいものである。[参考]
Niagara II に関して以下の資料が参考になります。
http://www.opensparc.net/pubs/preszo/06/HotChips06_09_ppt_master.pdf
Posted at 03:51午後 10 24, 2006 by onodera in Sun | 投稿されたコメント[0]
コンテナでデータセンターを仮想化する

10/18 から www.sun.com のトップページに掲載されている Project Blackbox ですが、Container-Based Solution で The Future of Virtualized Datacenters なのだそうです。Solaris Container に引っ掛けたのか定かではありませんが、 今は10月だし、プレスリリースまでやっちゃってるので単なるジョークでは なさそうです。なんでも 2007年中頃の製品化を予定しているとか。確かに今日の データセンターはスペース・電力・空調に問題を抱えていると私も何度か プレゼンで喋ったりしてますが、ここまで深刻だとは・・・というより アメリカンな発想、個人的には嫌いじゃありません。
この Blackbox ですが、コンテナの扉を開けると中央に通路があり、 両側に19インチラックが4台ずつ、計8台備え付けられています。 ラックは通路から見て横向きに置かれ、エアフローがコンテナの壁に沿って 循環するよう設計されています。またラック間には熱交換パイプが設置 され、冷却水がコンテナ外部と循環します。ラックにはサーバー、ストレージ、 スイッチなど様々な機器を搭載でき、メンテナンスはラックごと通路側に 引き出して行います。

他のページを見ると、使用例が掲載されています。 http://www.sun.com/emrkt/blackbox/scenarios.jsp
ここまでくると笑えますが、よくできた写真なので別の意味で感心します。 悪乗りついでに、他にも Web2.0ベンチャー向けオフィス・コンテナ とか冷却水のパイプを繋いで廃熱利用給湯設備のついたコージェネ・コンテナ とかシリーズで作ってみたらどうでしょうか。
Posted at 05:44午後 10 20, 2006 by masahiko in Sun | 投稿されたコメント[0]
Flash demo
最近、Wink というフリーソフトを使って Flash コンテンツのデモを作っております。
Wink は、コンピュータの画面をキャプチャして編集後、Flash コンテンツに
変換してくれるとっても便利なツールです。
Wink の情報
http://www.debugmode.com/wink/
このソフトを使うメリットとして、例えば T2000 のデモを見せたい場合、普段は
T2000 が置いてあるデモルームにお客様を呼ばなければならないのですが、 Wink
使って Flash コンテンツを作成しておけば、お客様先や、今回のように Blog で
デモを手軽に見せる事ができます。
今回は、 ZFS の ファイルシステムをGUI で作成する手順を Flash を使って紹介します。
*** 一応、ブラウザの画面を大きくしてご覧下さい(約1MBのサイズです)。 ***
Flash デモスタート
ZFSのデモはいかがだったでしょうか?
Wink は、単に Flash に変換するだけでなく、画面のポーズや、コメントの挿入、
音声の入力などいろいろと編集できる所も気に入ってます。
Posted at 09:11午前 10 13, 2006 by Naoyuki Yamada in Sun | 投稿されたコメント[0]