2009年 5月 26日 火曜日
やっぱり Sun がスキ!
ramdiskadm コマンドの紹介
今回は、カーネルのメモリ空間を RAM ディスクとして扱うことができる ramdiskadm コマンドを紹介します。
このコマンドで作成した RAM ディスクは、通常の高速なブロック型デバイス として扱えるので、ファイルシステムの作成や個別にマウントする事が可能です。
では、早速 RAM ディスクを作成してみましょう。
今回は、fastdisk という名前で 100 MB の RAM ディスクを作成します。
# ramdiskadm -a fastdisk 100m /dev/ramdisk/fastdisk
これで 100MB の RAM ディスクが作成できました。
作成したディスクの状況は、引数なしの ramdiskadm コマンドで確認できます。
# ramdiskadm ブロック型デバイス サイズ 削除可能 /dev/ramdisk/fastdisk 104857600 はい
次に作成した RAMディスクに対してファイルシステムを作成します。
# newfs /dev/ramdisk/fastdisk
/dev/ramdisk/fastdisk: メディアタイプが見つかりません。システムによって決め
られたパラメータで処理を続行しています。
newfs: 新しいファイルシステム /dev/rramdisk/fastdisk を作成しますか: (y/n)? y
/dev/rramdisk/fastdisk: 全セクター数: 204600 (シリンダ数: 341、トラック数: 1、 セクター数: 600)
99.9MB、22 シリンダグループ (16 c/g, 4.69MB/g, 2240 i/g)
スーパーブロックのバックアップの位置 (fsck -F ufs -o b=# のため) :
32, 9632, 19232, 28832, 38432, 48032, 57632, 67232, 76832, 86432,
115232, 124832, 134432, 144032, 153632, 163232, 172832, 182432, 192032, 201632
ファイルシステムの作成が完了したので早速マウントしてみましょう。
# mount /dev/ramdisk/fastdisk /mnt
# df -h /mnt
ファイルシステム サイズ 使用済み 使用可能 容量 マウント先
/dev/ramdisk/fastdisk
94M 1.0M 83M 2% /mnt
これで作成した RAM ディスクが通常のファイルシステム領域として利用可能に なりました。高速アクセスが求められる一時的な作業領域としてお使い下さい。
RAM ディスクを使用する注意点として、作成した RAM ディスクは、OS を再起動 すると設定情報が消えてしまいます。従いまして、RAM ディスク運用時は、OS 起動 時やアプリ起動時のスクリプトに RAM ディスクを作成する設定を入 れるなど考慮下さい。
(参考情報)
過去の 「やっぱり Sun がスキ!」blog 記事一覧はこちらを参照下さい。 http://wikis.sun.com/display/yappri/Home
Posted at 05:24午後 5 26, 2009 by Naoyuki Yamada in Sun | 投稿されたコメント[1]