南極点の時間帯 : やっぱり Sun がスキ! やっぱり Sun がスキ!

やっぱり Sun がスキ!

http://blogs.sun.com/yappri/date/20070225 2007年 2月 25日 日曜日

南極点の時間帯

皆さんが Solaris をインストールする時に何気なく設定しているデフォルト時間帯 は、「アジア --> 日本」 と普通に選択していると思いますが、選択肢の中 に「南極大陸」という文字があるのが気になり少し調べてみました。




ではここでここで問題です。
南極点(アムンゼンスコット基地)の時間帯はいくつに設定されているでしょうか?

答えは UTC +12 です。

wikipedia で南極関連を調べてみると、南極点から 100m 以内にあるアムンゼンスコット基地は アメリカ領となってます。タイムゾーンがなぜ UTC +12 かというと、連絡基地である ニュージーランドの標準時(UTC+12、夏時間の間はUTC+13)を採用しているからだそうです。 (なるほどー)

ここで、インストール画面で出てくる南極地域のタイムゾーンを全て調査してみました。
調査方法は、一々タイムゾーンを設定して確認するのも一つの手段ですが、タイムゾーン を定義しているファイルを検索した方が効率的ですよね。
Solaris では、全ての地域に関するタイムゾーンの定義は /usr/share/lib/zoneinfo/src ディレクトリ以下 にあるファイルで記述されております。

% pwd
/usr/share/lib/zoneinfo/src

% ls
README         africa         antarctica     asia           australasia
backward       etcetera       europe         factory        northamerica
pacificnew     solar87        solar88        solar89        southamerica
systemv
antarctica ファイルの中身を確認して集計した結果
▼南極大陸
 UTC +12 アムンゼンスコット基地、南極点
 UTC +08 ケーシー基地、ベイリー半島
 UTC +10 ディユモンデュルヴィル基地、テレアデリー
 UTC +07 デーヴィス基地、ベストフォードヒルズ
 UTC -04 パーマー基地、アンヴェール  島
 UTC +12 マクマード基地、ロス島
 UTC +06 モーソン基地、ホルム湾
 UTC -03 ロゼラ基地、アデレード島
 UTC +06 ヴォストーク基地、磁南極
 UTC +03 昭和基地、東オングル等
南極大陸は、大きさにしてオーストラリアの2倍弱の面積なのですが、付近の島を 合わせた狭い範囲でこれだけバラバラな時間帯(最大16時間の差)が存在するのも珍しいです。

ちなみにこの定義ファイル、いろいろと補足情報が記載されておりまして、日本は こんな感じで定義されております。 (添付ファイルの詳細はここをクリック)

何と日本は 1948 から 4 年間はサマータイムを実施していたんですね!
(定義ファイルからの抜粋)
# Rule  NAME    FROM    TO      TYPE    IN      ON      AT      SAVE    LETTER/S
Rule    Japan   1948    only    -       May     Sun>=1  2:00    1:00    D
Rule    Japan   1948    1951    -       Sep     Sat>=8  2:00    0       S
Rule    Japan   1949    only    -       Apr     Sun>=1  2:00    1:00    D
Rule    Japan   1950    1951    -       May     Sun>=1  2:00    1:00    D

今回は南極大陸をネタにして Solaris で扱うタイムゾーンの定義ファイルを紹介しました。 南極で観測したデータを扱うには、やはり地球温暖化防止に貢献する Sun の Coolthread Server が最適ですね!
昭和基地に一台お買いあげと行きたい所です。

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