2007年 2月 05日 月曜日
やっぱり Sun がスキ!
OEM サポートパッケージ
今回は非常に基本的な話だけどなかなか完全には答えられない、 Solaris インストール時に選択する「全体ディストリビューション」と 「全体ディストリビューションと OEM サポート」の違いについてお話 します。
「そのディストリビューションに含まれているパッケージの個数が違う」と お答えになる方もおられると思うのですが、それだけではちょっと足りません。 Solaris 10 11/06 SPARC のマニュアルをみても 2 つのディストリビューション間はパッケージが 1 個(SUNWphx)しか 違いません。
おまけに「全体ディストリビューション」の方にも OEM と思われるパッケージ名が沢山リストされています。 あれ?不思議ですね。
では何処が違うのでしょう。実は、
全体ディストリビューションと OEM サポート システムに存在するハードウェアに関係なく、すべてのパッケージが インストールされる。 全体ディストリビューション 一部パッケージについては、インストール時に周辺機器の接続状態を 確認し、不要な場合はインストールされない。
という違いがあります。
では、どのパッケージに関して、必要/不要の判断がされるのでしょうか? clustertoc(4), parse_dynamic_clustertoc(1M) を見てもらえると詳細はおわかり頂けるのですが、Solaris 10 の場合 ${CDROM}/Solaris_10/Product/locale/C/.clustertoc.dynamic のファイルの "METACLUSTER=SUNWCall" 〜 "METACLUSTER=SUNWCprog" の間の "SUNW_CSRMBRIFF=" で始まる行のパッケージになります。
つまりファイルで言えば以下の部分です。
<略> METACLUSTER=SUNWCall <略> <----- ここの間に記述される SUNW_CSRMBRIFF で始まる行が判断されます。 METACLUSTER=SUNWCprog <略>
例えば Solaris 10 11/06 (SPARC) の場合は、このパッケージです。
[[必要性を判断するパッケージ一覧]]
結構多くのパッケージの判断がされているので、ホストによってはずいぶんパッケージ数が
異なることも考えられます。これでディストリビューションの違いは
はっきりご理解して頂けたかと思います。
では最後にどちらを選択すれば良いか具体例で考えてみます。
例えば
- フラッシュアーカイブをご使用で マスターシステムに存在しない周辺装置のサポートが必要な場合は Solaris 10 11/06 インストールガイド (Solaris フラッシュアーカイブの 作成とインストール) に記述されている通り、「全体ディストリビューションと OEM サポート」が 大変便利です。
- ディスクに余裕があり、カードの追加等様々な構成変更を 予定している場合は、「全体ディストリビューションと OEM サポート」が 後々楽になること間違いなしです。
- ディスクがかなり不足していて、構成変更の予定も全くない場合は、 「全体ディストリビューション」で良いかと思います。
などの使い分けが考えられます。例を参考にインストール時に適切なディストリビューションを ご選択ください。
Posted at 11:30午前 2 05, 2007 by Chizu Kitano in Sun | 投稿されたコメント[0]