ST6140 パフォーマンス性能 : やっぱり Sun がスキ! やっぱり Sun がスキ!

やっぱり Sun がスキ!

http://blogs.sun.com/yappri/date/20070328 2007年 3月 28日 水曜日

ST6140 パフォーマンス性能

皆様、Sun が販売しています Sun StorageTek 6140 のパフォーマンスに興味ありませんか。
今回はそのSun StorageTek 6140(以下 ST6140)のパフォーマンスについて解説してみます。

ST6140 はそれまでの Sun StorageTek 6130(以下 ST6130)に比べて約 2倍のパフォーマンス向上を実現しており、同クラスのミッドレンジクラスストレージシステムの中でも抜きん出たパフォーマンスを実現しております。



ST6130 の性能を 1とした場合の対性能比率です
  ST6130 ST6140-A
(4GB)
ST6140-B
(2GB)
Maximum Cached Read IOPS 1 1.57 1.57
Maximum Disk Reads IOPS 1 1.78 1.13
Maximum Disk Write IOPS 1 1.73 1.09
Maximum Cached Reads MB/s 1 1.94 1.63
Maximum Disk Reads MB/s 1 2.48 1.86
Maximum Disk Writes MB/s 1 2.70 2.17
弊社内確認により


新しい 4Gbps Fibre Channel Technology

ST6140 では新世代の 4Gbps(400MB/s)の Fibre Channel接続を全面的に採用しております。一部のミッドレンジクラスハードウェアに見られるようなホスト側の Interface にのみ 4Gbps接続を提供し、Cache までの IO は高速化されるが、実際のドライブエンクロージャへの接続は 2Gbps のままでドライブ側がボトルネックとなってしまう構成では無く、Fibreホスト、及びドライブエンクロージャ接続共に4Gbps(400MB/s)の Fibre Channel で接続されており end-to-end での 4Gbps接続を実現しております。これにより、同社の ST6130 の 2Gbps に対して 2倍の接続帯域を提供しております。



Switched Enclosureテクノロジー

ST6100 シリーズでは従来の Loop 構造のドライブ接続から、Switch接続の Loop Switch による接続を採用しております。 個々のドライブが FC-AL(Fibre Chanel-Arbitrated Loop Topology)にのみしか対応していないため FC-Switch Topologyでは有りませんが、コントローラモジュール及びドライブモジュールには 4Gbps 対応の Loop-Switch が搭載されており、従来の全てのドライブを IO が経由する Loop 接続に比べて非常にパフォーマンスが向上し、しかも信頼性についても大幅に改善しております。 従来の Loop 接続では同一のループ上に接続された個々のドライブ障害がループ全体に影響してしまうことが多々見られましたが、新しい Loop-Switch接続ではそのような障害を避けることが出来ます。

ループベースのエンクロージャでは全ての IOが個々のディスクを通過して目的のドライブに到達します。
FC-AL Disk Module
スイッチベースのエンクロージャでは IOM から直接、目的のドライブにのみ IOが発生するため、他のドライブへは全く影響がありません。
Switched-Loop Disk Module



コントローラの進化

ST6130 コントローラダイアグラム
  ドライブへの接続及び代替コントローラへの接続は Hub経由で接続され、個々の FC接続パスは 2Gbps(200MB/s)であり、最大のCache容量はコントローラあたり最大2GBのとなります。
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ST6140 コントローラダイアグラム
  ドライブへの接続及び代替コントローラへの接続は Loop Switchとなり、接続され個々の FC接続パスは ST6130 の倍の4Gbps(400MB/s)であり、最大の Cache容量はコントローラあたり最大 4GBのとなります。
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Cacheマネージメント

ST6140 では新たにRAID構成時の書き込み IOを高速化する Full Strip Write という機能を標準で備えております。 これは書き込みの際 IOのブロックサイズ(一度にデータが書き込まれる大きさ)がストライプサイズ(RAID を構成する各ディスクへ、一度に書き込まれる単位:セグメントサイズ x ストライプワイド※)が同一の場合、データからパリティを生成し各ディスクへデータ及びパリティをパラレルに書き込み、RAID構成のデータ書き込みパフォーマンスを大幅に向上させる機能となります。 これにより、通常 RAID0に比べて 3割程度となる RAID5 のシーケンシャル書き込みパフォーマンスを RAID0 比7割程度まで高めることが出来ます。
※RAID を構成するデータディスクの本数
シーケンシャルライトイメージ

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